今日の地元さきがけ新聞は一面に、自殺率全国1位から脱し、2位になったと、報じていた。今年は岩手県が、全国で一番自殺率が高かったそうだ。
が、しかし、岩手県はやはり震災の影響があるのではないだろうか。復興とはいうけれど、実際はどうなのだろう。ことばばかりなのかもしれないと思ったりする。
そんなことを考えたら、やっぱり秋田県は、自殺率はたかい。
きのう職場に届いた月刊誌の中に、「生き心地のよい町 この自殺率の低さには理由がある」という本の著者の対談があった。岡壇(まゆみ)さんという。
徳島県の海部町(現海陽町)を調査した論文をわかりやすくして出版したという。
この海部町では、
いろんな人がいたほうがいいと、多様性を重視しているし、人は出自ではなく人物本位で考える。 自分にも世の中を変えられるという自己効力感を持っている。
病は市に出せ・・・(こまっていることは言ったほうがいい)
他人に関心をもっても、監視するな。 など、
他の町とはちがう価値観を大切にしているのだという。
すごくいいなあと思った。 暮らしやすいのではないかと思った。
もしかしたら、秋田県と真逆な価値観ではないだろうか。 秋田県は暮らしにくいのではないか、心地よくないのではないか。 それが自殺率の高さに現れるのではないか。と思った。
この本、さっそくアマゾンに注文しました。