大津市の中学生がいじめで自殺した問題で、対応する学校の特に校長がひどい。
出てくるニュースにびっくりすることがいっぱいあるが、いじめではなくケンカだった・・と、しゃあしゃあという態度は、どこかで聞いたようなことがある、隠ぺい体質と重なる。
たとえば、地震で壊れた福島原発1号機を、想定外の津波のせいと言い張った、東電。
東電も、この大津の中学校も、現実が見えない。
東電は、事故は起こってはならないことだった。起こるわけがなかった。そうでなければ、この地震国に54もの原発はつくれない。
送電がすべて止まる事態など、想像することは怖くてできない。あり得ないことだった。
おきてはならないことは、起きても隠ぺいするしかない。
この中学校でも、いじめはあってはならないことだったのだろう。起きてはいけないことは、おきたら困ることだ。
いじめはある。事故はおきる。と考えて、おきたらどうするかと、対策を講じるのがまっとうな考え方だと思う。
東電と今回のいじめの問題は、保身だけを考えている人たちの姿が浮き彫りになった、同じ穴のむじなだ。