きょうは、午後から男鹿市民文化会館で開催された、北前舟寄港地フォーラムに出かけてきました。
基調講演は中国の札幌領事館の領事のコ・ショウサイさん、韓国観光公社仙台支店長のキム・テホさん、ロシアの新潟領事館のクラコフ・ワシーリーさんの3人の方々でした。中でも、韓国のキムさんは、日韓の旅行者の比較と、東北に関しては、福島に行く韓国の人が秋田の4倍もいることをあげて、売り込み方が足りないことを指摘していました。
ロシアでは3月8日の国際婦人デーに男性から女性に花をプレゼントするのですが、それに目をつけた新潟の人が、新潟のチューリップをロシアに売り込んでいて、利益を得ている話をされました。
パネルデスカッションも行われ、コーディネーターの石川好さんが、秋田は小学生も中学生も学力は日本一なのに、大人になるとだめなのか・・。なまはげの「なまけものはいねえが」というのは大人のためにあるのではないか・・とか、韓国に秋田があまりしられてないのは残念だ。秋田は日本一がいっぱいある。自殺率、少子化率、地価の下げ率など・・。
これからは、体験する、交流する、学ぶ、ということで人を呼ぶ時代だということ。秋田は観光について考える事はまだまだたくさんありそうです。
とても有意義な時間でした。いつも思うのですが、秋田は資源を活かせていない。これからできることがいっぱいありそうです。そんなヒントがいっぱいもらえたきょうのフォーラムでした。