昨夜は 「市役所の建て替えについて語らう会」 がジョイナスでありました。
建て替えるとしたらどんな市役所がいいのか・・とか何処にあったらいいのか・・といった話し合いがなされました。
そこで知った情報ですが、昨年の9月の秋田市議会において、佐竹市長が、人の来ない市役所をつくりたいという話をしていたことがわかりました。
「市民が各種の手続きや、証明書の申請にわざわざ来なくても、ITの普及でコンビニや自宅等のパソコン端末で手続きや交付が可能になります。また、市民サービスセンター構想の推進で、地域のことは地域で解決できるようにするので、市民が軽易なことでわざわざ本庁まで足を運ばなくても済む市役所、いわゆる、市民の来ない市役所の実現が可能となるものであります。」・・・・と話しているのです。
そして、その市民センターなるものを2015年までに市内に7ヶ所つくり・・・この市民センターには一ヶ所につき20億円~30億円の予算だそうです・・(これだけでも合わせて150億~200億) そして、本庁舎も2012年には着工予定なのです。その予算、現在ある積立金で78億円弱。当初は200億を見込んでいたそうだから、どんな建物を建てるつもりだったのでしょうか。
それにしても、市民が来ないところに莫大なお金を使って建てても、誰のための市役所なのでしょう? 市民サービスセンターも、今あるコミセンをもっと有効に活用したらいいじゃないですか?使っていない民間のビルや空き店舗も多数あるというのに、税金で7ヶ所の市民センターなど、無駄遣いです~~
「市役所の立て替えについて語らう会」は、明日28日も午後7時から秋田工業高校の前のあきこうまえ茶屋(☎ 018-864-9100)で、座談会が開かれます。(ワンドリンク付きで参加費が500円です。)どんどん市民が声をだしていかないと、市役所が、役人のための市役所になってしまいかねません。
それにしても佐竹市長には、夕べの参加者の多くが語っていた、”誰でも気軽に行きたくなる市役所”なんていう発想はないのでしょうか。だれのための新庁舎と思っているのか、この感覚の違いは、驚きモノです・・。