川本ちょっとメモ

★所感は、「手ざわり生活実感的」に目線を低く心がけています。
★自分用メモは、新聞・Webなどのノート書きです。

夏の夜話――蚊のしとめ方 (^O^)

2009-07-27 11:20:26 | Weblog


盛夏です。私の住んでいるところは奈良県の戸建て住宅地です。近くには田んぼも里山もあります。今は蝉しぐれの中。とくに私の家は風通しがとてもいい。で、真夏でも開け放して風を通していることが多いのです。エアコンをつけっぱなしにしていると体が冷えすぎるので、家にいるときはエアコンをつけたり消したりしています。

そうすると蚊もよく入ってきます。風呂上りの夜遅くひとり茶の間に座っていると、蚊が寄ってきます。こちらが蚊に気づくときは、いつも額の前上方でふらふらと旋回しています。

「来たな!」 そうして注視していると少しづつ高度を下げて寄ってきます。私は、飛んでいる方に腕を差し出します。そうして静かにしていると、蚊はすうっと寄ってきて、留まろうとします。そして指先や手の甲や手首付近に着地するかしないかの瞬間に、パチン! 着地するかしないかの瞬間を襲撃すれば、必ずしとめることができます。

この「着地するかしないかの瞬間」が大切です。このとき蚊は留まろうとする態勢です。蚊はすばやく逃げることができません。留まっているときには、蚊が向いている方向から襲撃しなければなりません。でもけっこう難しい。逃げられてしまいます。顔の近くなんかを飛行中の蚊を両掌でパチンとすることは、もっと難しい。

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続く血統総理、「民主、おまえもか?」

2009-07-23 01:46:33 | Weblog


安倍晋三元首相
 2006年9月 第90代内閣総理大臣
 母方の祖父が第56-57代内閣総理大臣・岸信介
 父方の大叔父が第61-63代内閣総理大臣・佐藤栄作
 元外務大臣・安倍晋太郎(故人)の次男

福田康夫前首相
 2007年9月 第91代内閣総理大臣
 第67代内閣総理大臣・福田赳夫の長男

麻生太郎首相
 2008年9月 第92代内閣総理大臣
 母方の祖父が第45代・第48-51代内閣総理大臣・吉田茂
 妹・信子は寛仁親王妃

鳩山由紀夫民主党代表
 父方の祖父が第52-54代内閣総理大臣・鳩山一郎
 母方の祖父はブリジストン創業者・石橋正二郎


名門出身血統書付きの総理大臣がつづいています。総選挙後の次期総理かと言われている鳩山さんも名門出身です。

このことは社会階層の硬直化を象徴しています。統計的な裏づけを勉強していませんが、私の実感と一致します。社会階層の硬直化はわが国の衰退の始まりと結びつきます。

いまは地すべり的に民主党人気が高まっています。総選挙後に民主党中心政権ができたら鳩山首相が実現します。しかし血統書付き、元首相の孫という点で、上の三首相となんら変わりありません。

いまの世の中の民主旋風は、何年か前の小泉旋風のときと同じです。私は時代の大波には逆らってみる性分です。自民党、民主党のほかにも、政党はいくつかあります。




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皇后の失語症と皇太子妃の神経症

2009-07-07 16:10:26 | Weblog


「松本清張の『遺言』」という文春新書を読んでいます。「天皇制と昭和史という二つの巨大な謎に迫る」というキャッチコピーにひかれました。

日本の第二次世界大戦敗戦のありようは完璧でありました。外国軍に領土全域を軍事占領されたのは、日本史上初めてのことでした。

それなのに、敗戦日本の最高指導者であった昭和天皇は自殺せず、処刑されず、退位もしませんでした。歴史上の王制国家や軍事国家でも皆無か、あるいは珍しい例ではないでしょうか。軍事占領中の戦勝国でさえ手出しのできない、天皇制の闇があるような感を私は受けています。

常にそんな気持ちがあるものですから、この本に興味を持ちました。まだ読んでいる途中です。

戦前の宮中に昭和天皇の弟である秩父宮を支持する勢力があったと、書中にあります。そこを読んでいて、インスピレーションがわきました。

皇后の失語症と皇太子妃の神経症の源は、皇太子に男子がないことにあるのではないか。

近時は政権転換さわぎで下火になっていますが、一時期、女性天皇を認めるよう皇室典範を改めようというニュースが話題になっていましたね。


<追記 2019.4.30.明仁天皇退位儀式前>
皇統に属する男系男子は皇太子、秋篠宮、悠仁ひさひと親王(3歳)の3人です。皇太子と秋篠宮は同世代ですから、次世代の皇統男子は悠仁親王お一人です。雅子皇太子妃に男子が生まれていないことを皇統の危機として、受けとめられています。

  皇室典範第一条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。

日本の天皇は男系男子が継ぐことによって世界の王族の歴史でも類例ない皇統の純血性を保ってきました。この純血性が失われると天皇制が揺らぐことにつながっていきます。

それゆえに、男系の女子が天皇になれるよう皇室典範の改正が待たれています。これは皇位継承者の純血性に問題はありません。しかし男系女子が誰と結婚して皇子皇女が生まれるのか、その相手の血統によっては皇位継承権を認めるか認めないかという問題があります。皇位継承資格、すなわち天皇になる資格をどうするかを決めるのが「皇室典範の改正」です。

雅子皇太子妃の男子出産の有無が、このような天皇家の継続、そして天皇制の継続という問題につながっていきます。

わたしは今でも、雅子皇太子妃に男子が生まれないことが、美智子皇后の失語症と雅子皇太子妃の神経症の主要な原因だろうと思っています。

お二人のこの病気には、いろいろな人間関係やお二人のそれぞれの振る舞いなどについて流される悪評を苦にしてのことと、と伝えられています。

美智子皇后には、天皇家を支える、国を支えるという覚悟がおありでしょう。宮中内外、政界、国民からの悪評などに悩んで失語症になるとは思えません。やはり皇太子や雅子妃のことを慮ってのことではないでしょうか。

雅子皇太子妃については男子が生まれないことを契機として、いろいろな立ち居振る舞いについて皇族や女官関係者から悪評があるのかもしれません。男子が生まれないという結果の影響がもたらす大きさを思うと、雅子妃本人が自分の責任と思い悩んで神経症になっても不思議ではありません。



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