川本ちょっとメモ

★所感は、「手ざわり生活実感的」に目線を低く心がけています。
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関西テレビ「あるある大事典」、スポンサー料返還請求をしていますか?

2007-01-30 10:39:47 | Weblog


フジテレビ系列放送で関西テレビ制作の「あるある大事典」。旬の話題ですね。はじめから終わりまで、偽造データで作り上げた詐欺番組でしたね。

スポンサー企業は、スポンサー料金を支払先の広告会社からテレビ局に返還請求をしているのでしょうか? 返還請求をし、できれば信用毀損の損害賠償請求をすることで、企業の良心を明らかにしてほしいものです。

◇フジテレビに望む関西テレビ制裁措置としての配給制限

フジテレビは関西テレビへの番組配給を制限して、何らかの制裁措置を取りませんかね。

雪印乳業は消費者への不誠実のために消費者市場のしっぺ返しを受けました。不二家もまた、今そうなっています。これには、小売企業であるスーパーやコンビニが彼らの商品を売場から撤去するという事実が伴いました。

これと同様の対策をフジテレビが取るならば、「あるある大事典」以外の番組について、関西テレビへの配給を制限するということになります。

◇スポンサー企業にスポンサー料返還請求と損害賠償請求の提起を求める

「あるある大事典」のスポンサー企業は、スポンサー料返還請求をするべきでしょう。

さらにスポンサー企業は、詐欺番組によってだまされたことに対して、そのような番組のスポンサーとして信用毀損を受けたことに対して、損害賠償請求を関西テレビに提起するべきでしょう。

スポンサー企業は被害者ではありますが、視聴者に対して正義感ある信用できる企業としてアピールできるチャンスでもあります。

◇視聴者の不信解消のために関西テレビへの厳しい制裁措置を望む

お昼の番組、みのもんたさんの「おもいっきりテレビ」。私の老母が認知症になるまでは、欠かさず見ていました。この人気の長寿番組でも、「健康」を扱っています。毎日、新しい話題を提供することは大変でしょう。この番組は大丈夫だろうかと心配しています。

こうした視聴者の不信を取り除くために、そして業界自身の自浄作業として、フジテレビやスポンサー企業による関西テレビへの厳しい制裁措置を望みます。

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「美しい国」は「滅びの美学」につながる

2007-01-02 13:26:03 | Weblog


安倍首相は「美しい国」を作りたいという。私は思う。四季折々の日本の景色は、言われずとも美しい。

私は京都出身だが、キモノ文化は美しい。華道の宗家も京都に多いが、生け花は美しい。書でさえ、私は美しいと思う。このあたり、日本文化に安倍首相がつけ加えるものは何もない。

それとは別に「滅びの美学」ということばがある。

平家の壇ノ浦での滅亡、源義経の平泉での敗死、赤穂浪士の討ち入り、明治維新・内戦での会津藩の敗亡と白虎隊の自殺、西郷隆盛と薩摩士族の敗亡、昭和・日米戦争での回天特別攻撃隊や神風特別攻撃隊の若者の非業の死。こういったものに「美」を見出すものだ。

国のために戦死した者への賛美の源には、文化の観点において、「滅びの美学」があると思う。

壇ノ浦で那須与一が平家の女官の持つ扇を射落とす場面は、魅力的で私も好きだ。赤穂浪士の討ち入りの映画やテレビは、何度見ても飽きはしない。会津藩の抵抗は涙を誘う。私も「滅びの美学」は好きなのだ。特別攻撃隊は戦争指導者の無情酷薄の証しで、「美」とは無縁だが……。

「滅び」をめざす者はいない。そういう指導者もいない。しかし、安倍首相の「美しい日本」は「滅びの美学」につながっていくと、直感的に怖れる。彼は「靖国」が好きだ。

日本文化の美は、そして伝統美は、能楽や歌舞伎にしても、和歌にしても舞にしても、すでに厳として確立しているのだ。平成日本にそのうえ何かをつけ加えるとしたら、そういうものしか残っていないではないか。

 「滅びの美学」は情緒的には美しい。しかし、実生活の上では、このうえなく苦悩を招く。自分や家族が、その死傷の当事者や遺族になりたいと思う者はいないはず……。安倍首相はきっと、自分だけは逃げて生き延びるだろう。


           ※安倍晋三 著『美しい国へ』(文春新書 2006/7/21刊



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賀正

2007-01-01 19:20:45 | Weblog
賀正




明けましておめでとうございます。当地では天気の良い明るい元旦でした。のんびりと、「ルビーの指輪」のカラオケ練習をしました。

インターネットの普及でありがたい世の中になりました。MIDIのサイトでメロディーを練習し、YouTubeで実際の曲を聴いて感覚をつかむことができました。


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