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生涯を完結させるまでに歌いたい歌、最近始めたヴァイオリンとフルートはどこまで演奏できるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

レッスンや練習を録音して聞く上で役に立つフリーソフト mp3directcut

2015-07-01 23:56:22 | より良く歌うために
 レッスンにしろ練習にしろ、自分の歌うところを録音して聞くことは良いこととされていると思います。しかし最近の私は若干懐疑的に思っているところがあります。その心は、録音されているものが最低限の水準を備えていれば良いけれど、最低限の水準すら備えていない場合にその録音を繰り返し聞いて練習すると、むしろ悪い癖を自分に刷り込むことになるのではないか、という危惧があるからです。お手本として繰り返し聞くのではなく、あくまでも録音した自分の歌をチェックするという意味であれば良いと思います。しかし自分の歌い方のチェックという意味では動画で録画して自分が歌っているときの悪い癖をチェックするほうが何百倍何千倍、何万倍も有効だと思います。この点では録音して確認するよりも歌っているときに常に鏡を見てチェックする習慣をつけた方が何倍も何十倍も何百倍も有効だと思います。そもそもレッスン室に大型の鏡が置いていない声楽教室は教わる価値が無いと思います。

 とは言え、録音を確認したいと言う状況は多々あります。私もSANYO ICR-PS390RMというICレコーダーを愛用しています。その前はベストセラーとなったEDIROLのR-09を使っていました。R-09は音は良く、操作性も良いですが、PS390RMは圧倒的に小さくて軽いので気軽に持ち歩けます。単四のエネループ1本でも2時間半ぐらいの録音は余裕です。

 さて、合唱団の練習等では録音スイッチと停止スイッチとをこまめに押している人も見かけますが、私はスイッチを入れたり切ったりする際のノイズが入ることがそもそも嫌ですし、入れたつもりが切っていて録音したい箇所が全く録音されずノイズばかりを録音したことも一度に限りません。と言うことで流しっぱなしで録音して後から編集するスタイルです。そこで活躍してくれるのがフリーソフトのmp3directcutです。残念ながら日本語に対応していなくて英文表記で使用していますが、ダウンロードを含め簡単に使用できています。mp3ファイルの余分な箇所を指定して削除する機能が中心の単機能ソフトですが、余分な機能がついていないだけあって非常に軽く作業が出来ます。またコピー&ペースト機能を使用して二つのファイルを結合することも可能です(ファイルのフォーマットが共通している必要があるそうですが)。さらにオートゲイン、オートでフェードイン・フェードアウトも設定できます。有償を含めて統合環境の音楽ファイル編集ソフトを各種触ってみましたが、使いやすさと言う点でmp3directcutに匹敵するソフトは見出せていません。強いて不満を言えばmp3ファイルしか扱えないことですが、他のフォーマットの音源であればそれをmp3にコンバートするソフトを使ってmp3に変換すれば良いだけの話です。ファイル変換機能を加えて動作が遅くなるくらいであれば別のソフトでmp3に変換する方を指示します。既にお使いの方には支持して頂けると思います。ICレコーダーとパソコンは持っているけれど、今までICレコーダーで録音したファイルをパソコンで編集したことはないという方でも、少し触れば使いこなせると思います。多少の英語力か、経験者に教えてもらえれば更にハードルは下がると思います。お勧めです。

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