シューマン大好きピアニスト氏と、「詩人の恋」を合わせることになっています。私としては全16曲の中から数曲を選んであわせる積りでしたが、シューマン大好きピアニスト氏は当然のごとく全曲をやる積りでした。いよいよこの週末に最初の合わせ練習があります。合わせの時間は1時間なので、先ずは前半の6曲ぐらいを合わせることになっています。
この曲集は合唱を始めたばかりの高校生の時から、何時かはリサイタルで全曲を歌ってみたいと思っていました。当時も楽譜を買って全16曲譜読みをして歌える様に準備していた様です。あらためて楽譜を確認しました。7番と1番は高校時代から、以降も機会があれば歌える様にと心がけてきています。かつては歌詞も全て暗譜していました。今現在は多少歌詞を忘れている部分もありますが楽譜を見ながらであれば先ず先ず歌えそうです。4番、6番もそれなりに歌えそうです。2番はあまり歌いこんだ記憶はないのですが、楽譜を見ながら音符と歌詞を追って行くと、過去の記憶が蘇ってきます。結構真面目に譜読みしていたんだなと我ながら感心します。5番は歌い手よりもピアニスト氏の方が大変な曲ではないかと思います。短い曲ではありますが最初から最後まで32分音符のアルペジオです。この5番以外に8番も殆どが32分音符のアルペジオです。16分音符が大活躍する曲は珍しくありませんが、ひたすら32分音符のアルペジオで歌を支える歌曲と言うのもシューマンならではでしょうか。
連作歌曲ですから当然1番から順に16番へと歌い進めます。前奏がある曲もあれば、無伴奏で歌から入り追いかけてピアノが鳴る曲もあります。無伴奏で歌い始めなければならない曲に限って、その前の曲の歌い終わりから音をとりやすい調ではないときています。まあ私はプロでもないし変なプライドもないので、無伴奏で歌い始める曲については伴奏者に歌い始めの音を叩いてもらっても良いとは思っています。それでも音を貰わずに前の曲の歌い終わりなりピアノの後奏なりから音を取れるようになればその方が格好良いとは思っています。
ところで13番以外は楽譜を眺めていると大昔に譜読み・音取りをしてあるていどは歌える様にしていた記憶が蘇ってくるのですが、13番については記憶が蘇って来ません。思い出せないのではなく思い出すべき記憶がそもそもないのかも知れないと思っています。というのも、13番こそが無伴奏で歌いだすのですが、無伴奏の小節数が多くて、当時あきらめて譜読みをしなかったのかも知れません。また、合唱にしろ声楽にしろ、これまで本番までには必ず指導者のチェックが入っていました。仲間内で互いに聞きあうだけの発表会とは言え、本番に際して指導者にチェックしてもらわずに歌うことにもなりそうです。他人の歌を聞くのと違って、自分自身の歌は体内を通る骨伝導の声も重なるので、自分の歌は自分では客観的に聞くことは出来ません。そうすると急に「詩人の恋」についてもレッスンを受けたくなりました。ところで問題があります。「詩人の恋」はシューマンの作品だけあって、ピアノが無茶苦茶難しい曲が数曲有ります。結構簡単に弾ける曲もありますが、声楽の先生にピアノを弾いてもらいながら見ていただくのは実質不可能と思われる曲が数曲あります。そしてその様な曲こそを見ていただきたいわけです。そうするとどうするかと言えば、ピアニストを別にお願いしてレッスンをしていただくと言うことになります。以前師事していた先生のところでは、音大同窓のご友人のピアニストのご好意でリーズナブルな謝金でレッスン時の伴奏をお願いしました。もう一度連絡をとって「詩人の恋」のレッスンをお願いしてみましょうか。ただその先生は絶対音感の持ち主だから無伴奏で歌いだす曲の歌いだしをどうするかの相談はできません。以前にも他の曲で話題になったことがありますが、その時は「私は絶対音感を持っているから歌えちゃうんだよね。」でした。絶対音感を持っていない身ではどうしようもない問題です。やはり歌いこんで前の曲の歌い終わりなり後奏から音を取る練習をして、どうしても出来なければピアニストに歌いだしの音を叩いてもらうしかないですね。
それにしても、完成とまでは行かなくても何とか人前で歌うレベルにギリギリ合格、等と先生に言ってもらうことでどれだけ安心できていたか、初めて認識しました。どのみち合わせ練習をする今度の週末までにレッスンを受けることはむりですが、本番までには「詩人の恋」についてのレッスンをうけたいと、今しみじみと思っています。
この曲集は合唱を始めたばかりの高校生の時から、何時かはリサイタルで全曲を歌ってみたいと思っていました。当時も楽譜を買って全16曲譜読みをして歌える様に準備していた様です。あらためて楽譜を確認しました。7番と1番は高校時代から、以降も機会があれば歌える様にと心がけてきています。かつては歌詞も全て暗譜していました。今現在は多少歌詞を忘れている部分もありますが楽譜を見ながらであれば先ず先ず歌えそうです。4番、6番もそれなりに歌えそうです。2番はあまり歌いこんだ記憶はないのですが、楽譜を見ながら音符と歌詞を追って行くと、過去の記憶が蘇ってきます。結構真面目に譜読みしていたんだなと我ながら感心します。5番は歌い手よりもピアニスト氏の方が大変な曲ではないかと思います。短い曲ではありますが最初から最後まで32分音符のアルペジオです。この5番以外に8番も殆どが32分音符のアルペジオです。16分音符が大活躍する曲は珍しくありませんが、ひたすら32分音符のアルペジオで歌を支える歌曲と言うのもシューマンならではでしょうか。
連作歌曲ですから当然1番から順に16番へと歌い進めます。前奏がある曲もあれば、無伴奏で歌から入り追いかけてピアノが鳴る曲もあります。無伴奏で歌い始めなければならない曲に限って、その前の曲の歌い終わりから音をとりやすい調ではないときています。まあ私はプロでもないし変なプライドもないので、無伴奏で歌い始める曲については伴奏者に歌い始めの音を叩いてもらっても良いとは思っています。それでも音を貰わずに前の曲の歌い終わりなりピアノの後奏なりから音を取れるようになればその方が格好良いとは思っています。
ところで13番以外は楽譜を眺めていると大昔に譜読み・音取りをしてあるていどは歌える様にしていた記憶が蘇ってくるのですが、13番については記憶が蘇って来ません。思い出せないのではなく思い出すべき記憶がそもそもないのかも知れないと思っています。というのも、13番こそが無伴奏で歌いだすのですが、無伴奏の小節数が多くて、当時あきらめて譜読みをしなかったのかも知れません。また、合唱にしろ声楽にしろ、これまで本番までには必ず指導者のチェックが入っていました。仲間内で互いに聞きあうだけの発表会とは言え、本番に際して指導者にチェックしてもらわずに歌うことにもなりそうです。他人の歌を聞くのと違って、自分自身の歌は体内を通る骨伝導の声も重なるので、自分の歌は自分では客観的に聞くことは出来ません。そうすると急に「詩人の恋」についてもレッスンを受けたくなりました。ところで問題があります。「詩人の恋」はシューマンの作品だけあって、ピアノが無茶苦茶難しい曲が数曲有ります。結構簡単に弾ける曲もありますが、声楽の先生にピアノを弾いてもらいながら見ていただくのは実質不可能と思われる曲が数曲あります。そしてその様な曲こそを見ていただきたいわけです。そうするとどうするかと言えば、ピアニストを別にお願いしてレッスンをしていただくと言うことになります。以前師事していた先生のところでは、音大同窓のご友人のピアニストのご好意でリーズナブルな謝金でレッスン時の伴奏をお願いしました。もう一度連絡をとって「詩人の恋」のレッスンをお願いしてみましょうか。ただその先生は絶対音感の持ち主だから無伴奏で歌いだす曲の歌いだしをどうするかの相談はできません。以前にも他の曲で話題になったことがありますが、その時は「私は絶対音感を持っているから歌えちゃうんだよね。」でした。絶対音感を持っていない身ではどうしようもない問題です。やはり歌いこんで前の曲の歌い終わりなり後奏から音を取る練習をして、どうしても出来なければピアニストに歌いだしの音を叩いてもらうしかないですね。
それにしても、完成とまでは行かなくても何とか人前で歌うレベルにギリギリ合格、等と先生に言ってもらうことでどれだけ安心できていたか、初めて認識しました。どのみち合わせ練習をする今度の週末までにレッスンを受けることはむりですが、本番までには「詩人の恋」についてのレッスンをうけたいと、今しみじみと思っています。