スローライフガーデン 花苗栽培農家日記

G&B川端園芸が綴るスローライフな生活

挿し木準備不足

2012-09-23 21:55:20 | 日記
 先日の事・・・ふと空いた作業時間をロシアンセージの挿し木にあてた。
・・・やはり「あてた」と自分がいい表するとおり事前から準備をして予定されていた作業でない事が明らか

 して・・いざその親株に挿し穂を採るために向かい合うと、今ひとつ瑞々しくない穂が目立ち
正直ちょっと迷ったが、「なんとか発根はするだろう」という根拠の無い自信?(なんやそれ?・・)もあり決行!

 経過としては挿し木後から時間が経っていないので何とも言えないが、もう一度挿し木をするつもりでいるので
親株を整枝して施肥を行った。おりしも気温が急降下し始めたので場合によっては株を室内に移動する事も考えてます。



 この芽を伸ばしてあげようと思ってます。



 ここまで行くとホンのちょっと硬すぎるかな・・・。

サルビア・レグラ一輪開花

2012-09-22 18:46:39 | 宿根サルビア(セージ)


 2~3日前に気がついていてカメラに収めよう収めようと思いながら
作業に追われて出来なかったが本日夕方にようやくパチリ
まだホンの一輪のためにパッと見では気がつきにくいかも知れないが
顔を寄せて行くと・・・・・・・・・



 株の頭頂部に大輪の花が一輪と色づいた蕾が数個ある。
元来は晩性種なので本格的な開花は来月中頃と予想はしているが
なにせ初めての生産で確定的には言えない・・。

 花壇などからはハッとする色が少なくなっていく秋に
輝くようなオレンジレッドはきっと目を引くと思う

今年のサルビア・エレガンス

2012-09-21 16:59:08 | 宿根サルビア(セージ)


 サルビアの生産を始めてからずっと生産を続けているのだが
毎年株が大きくなりすぎて、下葉が枯れ上がったり水切れで葉が傷んだりで
かなり当人達にとってはつらい環境にあったと思う。

 元々大株に育つエレガンスなので致し方ないと思っていたが
今年は当園では未だに試した事がない直挿しと花芽付きの挿し穂挿しのふたつをやってみた。

 結果は見ての通りで、背丈は今までの半分で、しかも栽培期間が短く根も詰まっていないので
瑞々しい葉が株元までちゃんと残っている。

 それでも課題はあって、それは親株を今までよりも2倍必要とし、挿し穂を採り終えた親株は
仕立て直すには時期が当園に限って言えば遅いために、そのまま土に返す事になってしまう。
なんだかもったいなくてねぇ・・・。

 さて来年からはどちらを・・・

仕切りなおしやな・・・

2012-09-20 18:58:07 | 宿根サルビア(セージ)
 秋冷に映えるサルビア・・・とか言いたいところだが、今年は夏がえらい長めで
今日は今シーズン初めて夕方の風が心地良いと感じた。

 さてそうなると宿根サルビアはもう少し後に楽しみたいと思われる状況のようで
無理に市場に送っても引き合いが望めそうにないので、ひと品種だけだが思い切って刈り込んだ。



 品種名は「コバルトフェアリーセージ」

 株元にも蕾が認められたので、その上部あたりで軽く刈り込み、加えて追肥も行った。
次の開花は来月初めぐらいだろうか・・背丈はコンパクトになると思うが花色は濃く出てくれると期待している。

秋の空気と夏の空気の入れ替わり

2012-09-18 22:37:01 | 日記
 が今週あると天気予報で話してました。
暑さにすっかり慣れた体??!!果たして20℃以下の気温に耐えれるかどうか・・・・。

 でも、その秋の空気を心待ちにしている花のひとつに宿根サルビア達があるかなと思う。
秋冷に映えるサルビアを早く見たいし、見せてあげたい。

 夜温が下がると糖の消耗が減り、かえって蓄積された糖(エネルギー)により
花の色がぐぐっと濃くなってくれる。

 それともうひとつサルビアを楽しむために欠かせないのは太陽光線!!
彼岸を間近に控えて日照量が減っていくので、その貴重な太陽光線をたっぷり浴びさせてあげる事が大切だと思う。

 気温が下がってくれば生育はゆっくりになるものの、その分だけ花保ちが良くなるのでいい季節だと思う。



いまだに満開状態続く

2012-09-17 18:59:24 | 日記


 これは某有名企業前の花壇のホンの一部なのだが、使用している花壇苗のこれまた一部が
松任鉢物生産組合(宮子花園、アンドプラント、G&B川端園芸)が生産したもの。
納品はまだ暑くなる前の6月だったが、さすが手入れも一流と見えて酷暑をものともせずに咲き誇っている。

 サルビアの赤はあまりに暑いと生育が止まるような事も稀にあるのだが、そんな事関係なしに見事なパフォーマンスだ。
良く通る道路だけにいつも気になって拝見させてもらっているが、時々潅水する姿を見かける。
花壇は植えたら植えっぱなしになる事が多い中で「乾いたら与える」の原則にしたがっているようだ。
ありがたや、ありがたや・・・生産をさせてもらったものとして嬉しいのであります。

 

ホースの実験

2012-09-16 19:53:36 | 日記


 今朝またしてもホースが経年劣化により水漏れを起こした。
ちょうど耐用年数なのか今年はこれで3回目・・・だったかな?
ま、夕刻に空いた時間を見つけて「おNEW」に交換して終了した・・・・・・・。

 と、ここまでは通常の作業の一環だが、今日はちょっと遊びで試してみた事があった。
空き瓶などの口に斜め上方から息を吹き込むと笛のように「ぶ~~ん♪」となる事があるので
モノは試しとホースの切り口に息を吹き込んでみた。
パイプオルガンの原理から行けばこれだけ長いのだから極低音が鳴ると思いきや・・・
「ほげーっ」と息を吹き込む音だけしかしない・・あら

 やっぱこれだけ長いと息がホースの中で勢いが吸収されてしまうんだなと勝手に考察をしたのだが
何気に空気を吹き込んだ側とは違う反対側の切り口を頬に当て息を吹き込むと・・
なんとなんと息が勢い良く出てきたではないか!!!  

 これはどうやって説明をすれば良いのやら・・もしもこれが情報伝達の一翼を担う事になれば
「息電話」とか呼ばれ・・・・まぁそれはありえないな・・。失礼しました。

サルビア・インボルクラータ(ローズリーフセージ)が着蕾

2012-09-15 19:02:47 | 宿根サルビア(セージ)


 これは繁殖用にしていた株を出荷用に仕立て直した株に蕾が着いて来た様子。
苗とはずっと早く・・・7月下旬頃に刈り込んだせいか充実した枝の先にころりと丸い蕾が見え始めました。
・・・・今年は早い~~。

 高温のせいか今ひとつ元気が無く、葉も焼け気味だったけれど、ようやく瑞々しい葉が茂りここに至った。



 中にはこんな様子で花が飛び出している株も発見!元気が良さそうやないけ!!