かわティブログ 「発達と教育」と「生徒指導概論」

  平成24年度後期のシラバスは10月3日にあります。

質問と回答:生徒指導概論C (木) 100624 メディアに心を蝕まれる子どもたち 後半

2010年06月26日 | Weblog
いやあ、サッカー、デンマークに勝ちましたね。私は勝つと信じていました(後からなら何でも言えるわい)。

1. 先生はいつごろからパソコン(インターネット)を使うようになりましたか?その時にどう感じましたか?
  答:うーん。思い出してみよう。私のパソコン歴は年季が入っていますよ。最初のパソコンはNECのPC-8000でした(その前に基盤は買って組み立てたりしたけど)、時代は1970年代の後半だったと思います。それは、メモリーが内蔵メモリーしかなくてゲームなどをしようと思うと、そのたびにキーボードから打ち込んで、電源を切るとすべて消滅という状態でした。その後、音声でカセットテープなどにプログラムの内容を記憶するようになりました。これはフロッピーディスクの前です。インターネットは、1980年代の終わりことに、電話回線でガーピーという音でネットにつなぎ画像は一画面30分くらいかかって見えていました。始めに見たのはホワイトハウスで、画面の半分くらいが現れたところで諦めました。インターネットの前には、テキスト文字だけの画像でメールやチャットが出来るという時代がかなりありました。パソコンはあってもインターネットにつながらなかった時代が10年くらいあったということです。今のように、無線や携帯ネットでインターネットが出来るのは夢のようです。(再掲)


2. 先生はどうして、大学院へ進学しようと思ったのですか?
  答:私は、母親が幼稚園の園長だったので、子どもの発達に興味を持って大学院で発達心理学を学ぼうと思いました。そして、そのまま大学の教員になりました。

3. 先生とマダムの馴れ初めを教えてもらえませんか?
  答:えっ?マダム?ワイフのことでしょうね。ワイフとのなれそめは同じ大学の出身で大学祭の時に、私が話しかけてからつきあい始めました。まあ、学内ナンパですね。


4. 先生はメールでのコミュニケーションをしますか?
  答:もちろんしますよ。相手は、家族と学生ですね。でも、用事がないとメールはしません。

5. ネットでコピーした文章だって本当に分かるものですか?
  答:わかりますよ。私も、レポートなので関係のありそうな項目はググッていますから。

6. 現実社会のなかで、自分自身を変えることは可能だと思いますか。
  答:もちろん可能ですよ。自分を変えるためには、いつも、いままでやったのとのないことに挑戦して行くことが大切です。

7. 川島教授はメディアと子どもの関係についてどう思いますか。
  答:そうですね。今の子どもは生まれた時からメディア漬けですね。孫のわかなちゃんも、まだ2歳なのに、テレビを見て歌を憶えたり、おもちゃの携帯で遊んでいますから。


8. 川島先生は、ネット社会をどのように思いますか。
  答:別に、みんな便利なので使っているだけだと思います。問題が起こるのはネットだけじゃないですから・・

9. メールは好きですか?
  答:うーん。好きか嫌いかは特にありません。でも、便利だとは思います。

10. 同じ内容を、文章として読むことと、映像として観ることのもっとも違う影響は何だと思いますか?
  答:それは、当然、情報量が違いますね。映像を見るといかにも真実のように見えます。ですから、テレビを信じてしまうことが多いのでしょうね。しかし、実際は、映像はいくらでも誤魔化せますから、問題が生ずるのだと思います。


11. 機械に依存したコミュニケーションは改善していくことはできるのか。
  答:いやあ、無理でしょうね。みんなが便利だと思うものは、すたれないと思いますよ。もっと、便利なものが現れない限りね。

12. 子どもたち、あるいはその親に、メディアの恐さを教えるには、どのような方法があると思いますか。
  答:メディアは、映像も含めてウソをつくことが出来るということを教えるには、一つのメディアだけでなく、直接的な人間関係や本やラジオを含めていろいろなメディアを平行して使うようにして行くことがいいのではないでしょうか。

13. オウム事件に影響されるような人は特別な人なのでしょうか。
  答:いや、みんな普通の人です。宗教が問題なのはその中心となる教祖が自分の利益のために他者を利用するところに問題があります。その教祖が、自分の立場や地位を有利にするために問題を起こすことがほとんどです。それに従っている人は利用されているのです。

14. (恋愛)好かれることと好きになることどちらが大切だと思いますか?
  答:私は、好きになることが大切だと思います。というのは、まず、こっちが好きにならないと相手も好きになってくれないからです。

15. 先生の時代の子どもの遊びを教えてください。
  答:子どもの頃の遊びで印象に残っているのは、近所の幼児から中学生までがみんなで集まって遊んだことです。特に、「駆逐・水雷・軍艦」という遊びはとても楽しかったです。これは、人間がじゃんけんのグウ・チョキ・パーのどれになって行う鬼ごっこのようなものです。


16. 川島先生はラジオを聞きますか?車とかではなく、ただそれを目的として。
  答:いや、車以外ではラジオを聞くことはないです。

17. 夏ばてには何がいいですか。(食べ物)
  答:果物かな?後は、一時的に元気になるのはビールですね(それはよけいにばててしまう)。

18. 先生は1週間ネットのない生活を送ることができますか?
  答:できます。というより、外国にいる時には、ほとんどネットを使わないことがあります。でも最近は、ホテルを探すのにもついつい使ってしまっていますが・・・それと、軽井沢の家にいる時はネットがつながっていません。

19. 先生の子どもの頃、子どもの遊び場といえばどんな場所がありましたか。
  答:私は、家の裏が神社で、その境内でいつも遊んでいました。

20. 今、教員は、生徒や保護者に自分の私的な携帯のアドレスや電話番号を教えているのか?
  答:それは、ケースによります。特別支援の子ども達のような場合は、頻繁に親と連絡をとらなくてはならないので教えていることが多いと思います。また、微妙に、教員が男か女かで異なっているのが現状だと思います。これって、難しいですね。

21. 生徒の個人情報は流してはいけないという決まりがあるが、学校のホームページなどに生徒の活動について記録したい場合、書くことが許されるのはどの程度か。
  答:基本的に、個人名はすべてバツです。また、個人が特定されるようなものもだめです。許されるのは、特定されないような文章や写真で一般化できることだと思います。しかし、許可を得て、仮想の話として載せることは可能だと思います。

22. 子どもの携帯電話事情についてどう思いますか。小中学生のうちから持たせることにメリットはありますか。
  答:それはケースによりますが、便利なこともあると思います。何度か書きましたが、子どもの携帯には親が関わることが重要です。


23. サッカー日本代表はなぜオランダに惜敗できたと思いますか?オランダが本気ではなかったと思いますか?
  答:いや、そんなことはないと思います。ジャパンは、強いんですよ、きっと(笑い)


24. 毎週異なると思いますが、一週間でのパソコンの使用時間はどのくらいでしょうか。
  答:たぶん、一日2時間くらいだから、15時間くらいかな。

25. 先生はいつも何冊も同時期に本を読まれますか。
  答:そうですね。何冊か平行して、気が向いたら読むという状態になっています。でも、面白い本はすぐに読み終わります。


26. 先生の家ではメディアの制限はありますか?
  答:子どもが小さな頃は、テレビは一日一人30分の持ち時間でした。テレビゲームも30分だったと思います。

27. この本でのメディアは何を指すのでしょうか?
  答:たぶん、テレビ、インターネット、携帯のネットですね。新聞や週刊誌、ラジオはあまり問題にしていないように思います。


28. 携帯電話は今ではGPS機能などによって防犯の役割もあり、小学生から持っていたりしますが、先生は何歳くらいから持つのが適切だと思いますか?
  答:それは、その子どもの置かれている状況によると思います。


29. 先生も、このような質問に関する回答を「かわティプログ」に載せていますが、先生が質問の回答をプログでしようと思ったきっかけは何だったのですか?
  答:質問は授業中に答えた方がいいのでしょうが、時間がないのでブログにしました。始めは、質問と回答を印刷して渡していたこともあります。

30. 男女間での「言葉に張り付いた心の文脈」による厄介を解消するためには何が必要だと思いますか。
  答:こりゃ、また、文学的な表現ですね。まあ、人間関係は、男女じゃなくてもやっかいなものですよ。男女間の裏の心の基本は、男の下心と女の独占欲でしょうね。これは解消することは出来ないでしょうね。

31. 父親は自分で稼いだお金の使い道に文句は言われたくないと考えているようなのですが、先生もそう思いますか。独身ならそれで良いと思うのですが、お金があるから困らない程度に浪費するという父親の考えに納得できません。
  答:それは、いけません。男性が稼いだお金は、その妻が半分は使う権利があるという裁判の判決があります。ですから、せいぜい困らない程度と言うより、生活費を引いた残りの半分までにした欲しいと思います。


32. 相手の価値観を受け入れたいのですが、その人の価値観は自分とは正反対です。
その場合は、相手の価値観に合わせるために、自分は我慢をしていくのですか?
  答:それは、場合によります。受け入れなければ付き合えなくて、あなたが付き合いたいのであれば、受け入れるしかないでしょうね。後は、お互いに話し合いによって、価値観の違いを小さくして行くしかないと思います。

33. 先生は電車男を見たことありますか?もし見たことがありましたら、電車男がネットの住人たちに恋愛相談をしたことについて、先生のご意見を聞かせてください。
  答:見たような記憶がありますが、詳しくおぼえていません。今度見てから考えてみます。

34. 私は、生徒指導概論の授業の前にはいつもかわティプログを見ていますが、かわティプログは、一日どれくらいの閲覧数がありますか?
  答:ばらつきが大きくて、およそ100~150IPで閲覧数はその倍の200~300位です。一週間で700~800IPで閲覧数は1500~2000です。この授業の受講生数は、生徒指導概論BもCも120人位です。

35. 最近はワールドカップ鑑賞で毎日寝不足です。川島先生はサッカーは好きですか?ワールドカップは見てますか?
  答:いやあ、デンマークに勝ちましたね。それも期待していたとおりでした。パラグアイはどうなるんだろう。サッカーは好きですが、でもテレビがないので中継は見ていません。ユーチューブで後から見ました。


36. いくら教師や親が、子どもたちが有害なサイトや良くないサイトに関わらないように意識していても、子どもたちは、おもしろ半分で関わってしまうことがあると思います。どのように対処すれば、完壁に、子どもたちをメディアの危険から守ることができるでしょうか。
  答:基本は、親や教師がいつも子どもをきとんと見ていることです。特に小学生は、閲覧記録をチェックしてもいいと思います。また、中学生でも親が子どもと親密な人間関係を持っていれば、ある程度チェックできると思います。問題が起きる、ほとんどのケースは親の放任にあると思います。また親密であっても甘やかしタイプでなんでも言うことを聞く場合も問題がおきます。適度な人間会計を保つことが出来れば、子どもを信用してもいいと思います。私は、メディアの問題よりも、親子関係が問題な場合が多いと思っています。


37. 最近、時間があれば常にパソコンやケータイでネットをしている自分がいます。いわゆる「ネット依存症」なのだという自覚はあるのですが、どのように改善していけばいいのか分かりません。何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。
  答:私もネット依存症の傾向があります。出来るだけ、短時間でネットを終了し、本を読んだり、音楽を聴いたり、他の趣味をしたりするようにしています。特に、日曜日などで時間の余裕がある時はパソコンを立ち上げないようにしています。また、携帯もさわらないようにしています。


38. あなたは今までにメディアによって事件に巻き込まれたことがありますか?またその事件はどんな事件でしたか?
  答:ありません。

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