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6月11日(火)、あじさいの季節ということもあって雨の今日も北鎌倉はたくさんの人々で賑わっていた。 企業の幹部らしき人たちが研修の一環か、円覚寺の座禅の道場へと向かっていった。 私たちのお茶の会「戯風」のメンバーは8人、そのうちの2人は日本海の島巡りのクルージングのためしばらくお休み、もう1人は仕事のため欠席で、今日は5名、中味の濃いお稽古になった。 いつものとおりお濃い茶から始まり、一人づつ全員が亭主となってお点前し、全員が主客となってお茶をいただく。 最後に新米の私にと、袱紗さばきの割り稽古をしていただいた、特訓である。やるべきこと・手順は判っているのだけれど、手の位置、甲の向き、高さなどなど、全体のゆとりや安心感、ひいては身のこなし・所作の美しさがないのだそうだ。これは練習を繰返すしか上達の方法がない、という。 先生は優しいが先輩は厳し~い。 お稽古の合間には縁側に座って鎌倉の山々を眺める、雨の鎌倉もいいものだ。 床の間の掛軸に「ひと雨千山を潤す」とあった。 龍隠庵のご当主がお掛けになったらしい、今日にぴったりではないか・・・。
6月11日(火)、あじさいの季節ということもあって雨の今日も北鎌倉はたくさんの人々で賑わっていた。 企業の幹部らしき人たちが研修の一環か、円覚寺の座禅の道場へと向かっていった。 私たちのお茶の会「戯風」のメンバーは8人、そのうちの2人は日本海の島巡りのクルージングのためしばらくお休み、もう1人は仕事のため欠席で、今日は5名、中味の濃いお稽古になった。 いつものとおりお濃い茶から始まり、一人づつ全員が亭主となってお点前し、全員が主客となってお茶をいただく。 最後に新米の私にと、袱紗さばきの割り稽古をしていただいた、特訓である。やるべきこと・手順は判っているのだけれど、手の位置、甲の向き、高さなどなど、全体のゆとりや安心感、ひいては身のこなし・所作の美しさがないのだそうだ。これは練習を繰返すしか上達の方法がない、という。 先生は優しいが先輩は厳し~い。 お稽古の合間には縁側に座って鎌倉の山々を眺める、雨の鎌倉もいいものだ。 床の間の掛軸に「ひと雨千山を潤す」とあった。 龍隠庵のご当主がお掛けになったらしい、今日にぴったりではないか・・・。