オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

湘南レース観戦~帰港後・・・お愉しみ会

2024-02-12 21:46:34 | 日記

 2月10日から3連休、中日の日曜日にシーボニアの湘南レースの観戦に行ってきました。
 このレースにはいつものことながら我らのチームの「のび太」君ことKR山選手とO形選手が参戦しています。
 このほか近しい知合いも多数参加しているし、我チームも船が変わってレースも視野に入ってきたのでナマで見てみたい、という訳です。

 9時集合、ほどなく出港しました。



 北東の風、白波も見える中、秋谷沖のスタートラインを目指します。 ちょうど1030のスタートに間に合いました。
 各艇 #3にフルメイン、見たところ30艇以上はいました。
 やっぱりレースを見ると奮い立ちますね、寒さよりブローの濃い海面と戦況が気になり熱が入ります。
 上マークで順位をチェック、のび太君の「Pガンダ」O形選手の「E tide」ともに5~6番手あたりのいい位置で回航していきました。


 あまり遅くならないうちに江の島に戻ることにして第一レースだけで観戦を終えました。
 江の島近くにきてO蔭兄が「釣り」をしたいといい小一時間、私と何人かは寒いので船内でお湯割りを呑みながら雑談です。 その間に大きな「ホウボウ」を釣りあげたようです。
 「よし、戻って宴会だ」・・・ということで、ここから先は写真のみとさせていただきます。



 「ホウボウのお刺身」「静岡おでん」「お鍋」&ホウボウのダシの効いたお吸い物、しっかりと堪能しました。
 いつもながらいい一日になりました。  めでたしメデタシ・・・。


テクニカルショウ横浜 2024

2024-02-08 22:18:42 | 日記
 2月7日水曜日、パシフィコ横浜展示ホールで行われている「テクニカルショウ横浜2024」という「工業技術見本市」に行ってきました。
 「みなとみらい」にあるいつもボートショウが開催される会場です。 
 目的はというと、50年来の海の仲間で小欄にたびたび登場する「O蔭兄」がこの会場にブースを開いて展示をしていて、彼の新規開拓事業の応援をしようというわけです。
 応援といっても、事業化に成功したら多少の「おこぼれ」にあずかりたいという下心もないと言えばウソになりますが。

 彼の開発した商品は「流体活性化装置」、「工雅循環」と名付けられた装置です。
 具体的に言うと、ディーゼルエンジンに使われる軽油をこの装置に通すと、効率が50%アップするというものです。
 例を挙げると、トヨタハイエース車の燃料効率が、通常13.3km/Lのところこの装置を通すと21.9km/Lに伸びるという、 当然ながら排気ガスも軽減されます。

 応援に駆けつけた仲間は写真でご覧ください。
 


 応援のあとは横浜「野毛界隈」でコミュニケーションを図ります。 こちらも目的のひとつですが。



 呑めば「事業化に成功の」夢はさらに大きくなります。
 私からの夢も提案しておきましたが、これは内緒です。

 8日木曜日には会場のセミナースペースで40分間 O蔭兄の製品の説明などの講演が行われます。 ガンバレO蔭兄 !!!

 古きよき仲間たちと楽しい楽しい一日になりました。
 

新しい艇でレースへ

2024-02-06 22:06:55 | 日記
 2月4日日曜日、船が新しくなったのでレースに出てみようか、ということでEYC新春レースに参加しました。
 レースといってもそれほど「気合を入れて」というほどではなく、新しい船の「フィーリングを確認したい」という思いと、いろいろお世話になった方々に「姿勢をお見せしたい」、という感じですね。
 それと、これからレースをやる上での課題を洗い出したいという思いです。

 チームメンバーだけでは足りないので、ベイサイドの「レイア」チームから、清水の「PATI」チームから応援をいただきました。
 レースコースは、スタート~上マーク~下マーク~えぼし岩時計回り~江の島上マークフィニッシュという、2時間程度のレースになりました。



 雨模様でしたが、みんな久しぶりとあって気分は最高です。
 「トップスピードでスタートラインを切る」のが第一目標でしたが、船に慣れていないためかタイミングが悪くスピードに乗りそこないましたが、右海面からのブローが見えていたので即タック、上マークでは上位集団の仲間入りができました。
 フリーに入ってからは並走する艇からブローが入るたびに少しづつ離されていく、ちょっと船が重い感じがしました。
 船が重いのか、まだ慣れていないのか、はたまたヘルムス(私)にヤキがまわったのか、これは今後の課題です。

 

  ヘルムスマンの後は盟友のO蔭兄、一緒にレースは久しぶり、意見がバンバン飛び出します、いいねェ。



 まずまず安全にフィニッシュラインを通過しました。
 ちゃんと練習して練度を上げる、宴会用品を下ろして船を軽くする、新しいセールを作る、などなどの課題を把握することができ、とてもいいレースになったと感じています。
 真剣にセーリングするのは楽しい、けれども、やはり先頭集団でトップ争いをしないと楽しくない、ですね。
 レースは結果が全てですから。

 でもでも、先ずはめでたしメデタシということで、すぐにお祝いをしました。



 今後、我らのチーム運営をどのようにしていくのか、また楽しみが増えたように思います。

'24年1月3日、新春初乗り・森戸神社へ海から初詣

2024-01-04 22:16:18 | 日記

 あけましておめでとうございます。
 1月3日、新春恒例の初乗り、森戸神社へ海から初詣です。
 今年の参加は例年より多い11名の参加です。
 兄弟船Mプティから、清水のPATIからも

 10時頃江の島着、M副会長が何やら忙しく手を動かしています。 早朝からの初竿の釣果を捌いていました。
 立派な「ホウボウ」ほかご覧の通りで、刺身でいただこうと。



 10時半すぎに出港、葉山・森戸神社を目指します。



 各自、鳥居に向かってお賽銭を投げ、今年の安全な航海を祈ります。



 江の島にもどってさあ乾杯、いつものことですが新年は格別、おせち料理が並んで雰囲気最高です。
 おせちはMプティの姐さんのお手製、千葉・外房の網元からの新鮮な魚介が並んでいます。




 船も新しくなってレース談義に花が咲きます、話はあっちへ飛びこっちへ飛び、でもみんな納得顔。
 新年はこれがないと始まらないのであります。
 シャンパン、日本酒、芋焼酎、ウィスキー、何でもありで呑んだのんだ、食べたたべた、極上の一日でした。
 今年も楽しい一年の予感です。
            めでたしメデタシ。
 

2024年元旦初詣

2024-01-02 00:12:31 | 日記

 みなさま、あけましておめでとうございます。
 令和も6年になりました、年月の動きがますます早くなりました。

 今年の世界はどうなりますか、争いごとは続くのでしょうか。
 日本はどうなりますか、希望のもてる国になるのでしょうか。
 自分はどうなっていくのでしょうか、、、。答えは神様のみぞ知るのでしょうか、、、、。

 神田明神に初詣にいってきました。
 自分も含めてすべてお祈りしてきました。



 安全で楽しい一年になりますように。 二礼・二拍手・一礼・・・。

12月23日、艇の進水お披露目&忘年会

2023-12-24 21:39:23 | 日記
 今年も間もなく終わりという23日(土)、我らの新しい船のお披露目にこぎつけることができました。
 というのも、前の船の納まり先がなかなか見つからなかったのですが、やっと新しいオーナーに巡り合うことができ、気分スッキリお披露目となったのです。

 当日は、先ず船内でチームの総会、船の入替も含めた会計報告、これからの活動方針などなど話し合い、全員で確認しました。 近年にない充実した希望の持てる総会になりました。
 


 12時頃から船を上架、船底の清掃ですが、10月に塗装したので軽く汚れを落とす程度、水面下のキール・ラダーの形状を全員で確認しました。 エンジンがシャフトドライブからセールドライブに変わったのでこちらもしっかり確認です。
 船底塗料は、亡くなった盟友「サトちゃん」が勧めてくれた塗料を継承しました。

 

 この頃から兄弟船・親しい仲間たちが集まってきてくれました。 「おめでとう、いい船だね」とお祝いの言葉をいただきました。   著名なヨット界のお歴々もきてくれました。
 艇種は「First 36.7」、ブルース・ファー設計でベネトウ社製、同型艇が国内各地のレースで好成績を上げています。
 レース艇クルーの現役、元レース艇クルーばかりの我チーム、気合が入らないハズがありません。


 
 1時間ほどで終了、江の島対岸のハワイアンレストランで「お祝い会を含めて拡大忘年会」です。
 還暦を迎えた仲間もいて笑い声の絶えない忘年会になりました。 



 これで一区切りです。
 来年はどんな年になるのでしょうか、楽しみたのしみ・・・、 
 皆さま、良いお年をお迎えください。

ぽかぽか陽気、船上で乾杯 !!!

2023-12-10 21:28:02 | 日記

 12月9日(土)、いいお天気です。
 私は昼頃江の島着、朝から出港していた艇がちょうど戻ってきました。 いいタイミングです。
 兄弟船のMプティ、清水のPATIのSK井さんたちと船上で宴会がはじまりました。
 Mプティの姐さんの手料理にシャンパン・ワインが次々に出てきます、並びの係留艇「赤城」「プリンセスベイ」の方々が船を見にきてくれました。 完璧な船上パーティになりました。



ナマコ酢

「ケンノスケカップレース」の忘年会

2023-12-08 22:57:01 | 日記
 忘年会シーズンの始まりです。  12月6日(水)林賢之輔さんを囲む「ケンノスケカップ」の忘年会、今年も大勢の方々で賑やかに行われました。
 例年、5月のヨットレースと年末の忘年会とがセットになっていて皆さん楽しみにしているようです。

 先ずは林さんのあいさつから。



 乾杯のご発声は「酒呑童子」の斎藤さんです。



 盛り上がったところで各艇の紹介・一言あいさつ。 海洋写真家のこの方も登場です。



 ヨットレースは今年で打ち止めになりましたが「忘年会は続けよう」の声が多く寄せられました。
 これも林さんのご人徳ですね。



 ひとつ驚いたこと、パーティの最中、「コテルテルに乗っていたTKGさんですよね」と声をかけてきた方がいました。
 このパーティでコテルテルが飛び出すなんて想像もしていませんでした。 「ブンブン」に乗っていたMさん。
 1970年代前半から、相模湾のレースが熱く燃えていた時代でした。 クォータートン・ハーフトン・スリークォータートン・ワントン、とレベルレーティングのレースが盛んに行われていました。
 1978年にクォータートンの世界選手権が日本で開催されることが決まり、みんな国内選考レースに燃えていましたね。
 世界選手権の本戦、吹いた吹いた、10~11月の北東の強風の中のレース、今思い出しただけでもゾッとしますね。
 最終のロングレースは、三崎・小網代沖スタート~三宅島時計回り(夜)~神子元島時計回り~大島千波沖電電ブイ時計回り~神子元へ戻ってから三崎フィニッシュ。 私の乗った「エスメラルダ」は最後の大島風早沖でディスマスト、伊東港へ。
 沈没してクルー全員貨物船に助けられて神戸港入港したチームがあり、そこから佐島Mの表彰式会場に駆けつけた時はパーティの興奮が頂点に達し、酒でビチャビチャの床の上でのたうち回り、国際乱痴気パーティになったのを覚えています。 そんな思い出が蘇ってきました。  思えば遠くへ来たもんだ。
 
 ケンノスケカップ忘年会に話を戻します。
お開きのあと、久々の「二次会」になだれ込みました。
 海の仲間との話は尽きることがなく、昭和の時代にもどり大騒ぎ、午前様になってしまいました。
 楽しいたのしい一日になりました。

会社のヨット部・創立50+3周年記念パーティ

2023-11-19 17:28:43 | 日記
 1970年(昭和45年)、会社のヨット部が発足しました。
 高度経済成長がはじまっていた時期、全国からたくさんの若者が東京に採用されてきました。
 当時、学生運動・社会運動が盛んで、地方から採用された純真な若者たちの成長を助けようと、東京近郊の独身寮にスポーツサークルが置かれましたが、そんな背景の中、大船南寮に「ヨット部」が誕生しました。

 最初は「シーホース」2隻、「Y-15」でのスタートでしたが、レースや大型艇の経験を積んで、大学ヨット部経験者の入部をきっかけに、短期間で実業団選手権、国体、全日本選手権で好成績を収めるまでに成長しました。
 東京に続き、関西、信越(新潟)、東海にもヨット部が立ち上がり、お互いに切磋琢磨し年月を経て、東京・関西から「オリンピック選手」を輩出するまでになったのです。
 長いようで短い、短いようで長い50年、一晩や二晩では語りつくせない思い出がギッシリと詰まっています。

 そんな仲間が全国から集まってパーティーを、ということになり、11月18日(土)江の島に集まりました。
 134号線沿いの会場には懐かしい顔・顔・顔が・・・・。
関西からは兵庫県連のM崎さん、バルセロナオリンピック470級日本代表のO津さんH部さん。 秋田からはKM田選手など。 ヨット界の重鎮・M編集長、T叶社長、O蔭大兄貴、KT山さんなどなど、古き良き仲間も駆けつけてくれました。
 忘れちゃいけない、KCCのE藤ゲゲもきてくれました。 ゲゲとは20代の頃ワントン旭Ⅱ(S&S36)に一緒に乗っていて
神子元島レースで優勝した仲間です。 KCCとは親しくさせてもらいました。 (注:KCC=慶応クルージングクラブ、当時の油壷界隈のレース艇には何人も乗っていて、強い影響を受けました。学生なのにセールバック一つ持ってどこのレース艇にも乗りに行く)
 ハワイ・Kenwood Cup遠征の仲間たち、もうあれから30年経ったのについ先日のような気がします。
 思えば遠くへ来たもんだ・・・・。

 立派な冊子もできあがり、鹿児島のSG松さんからは美味しい焼酎も届きました。

 以下、コメントはキリがないので写真のみでお許しいただきたいと思います。



 これより「二次会」です。



 おまけの一枚


 とてもいい一日になりました、めでたしメデタシ・・・。  失礼いたしました。
 

江の島の艇が変わりました。

2023-11-12 12:52:39 | 日記
 長い間ごぶさたしてしまいました。 小欄をご覧いただいているみなさまには申し訳ありませんでした。
 言い訳はいろいろありますが、ここで言うのはやめておきます。

 さて、江の島の「私たちの艇」が変わりました。



 First 36.7、ベネトウ社製・デザイナーは「ブルース・ファー」で、もちろん新艇ではありません。
 10月の末に江の島へ回航し、いろいろ片付けやら整備をしていましたが、さっそく兄弟船のMプティの仲間がやってきて船上でお祝いをしてくれました。
 これからレースやらクルージング、呑み会が以前よりも多くなるものと思われます。

 楽しいレポートをたくさんお届けするつもりです、よろしくお願いいたします。

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