かったかくんのホームページ

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桜の花咲け

2009年02月14日 | Weblog
 今、入試戦線の真っ只中です。学校の子どもたちは、私立高校、高専、県立推薦など試験、合格・内定発表などが行われています。このあとも県立一次入試、二次入試と続いていきます。

 「合格しました。」と職員室にやってくる生徒。今まで努力してきただけに、喜びもひとしお。さらにそれが最終進路決定の生徒は、これで受験が終わるだけに笑顔もさらに輝き、声も上ずります。受験は、ほとんどの子どもたちが初めて経験する大きな壁です。自分の努力で自分の力でその壁を打ち破っていきます。

 かったかくんの子どもたちが大学を受験するときは、合格発表はインターネットです。たいがいの学校は、10時に発表になります。10時前からパソコンの前に座っています。受験番号を確認しておいて、そして、一〇時。子どもがアクセス先をクリック。受験番号がドーンと出ます。

「ない。」

記憶していた子どもの受験番号が。がっくり。これは、滑り止めの学校だったのに。親子共々ショックを隠しきれません。次の日は、本命の学校です。しかし、滑り止めの学校がだめだったということで浪人生活も現実味をおびてきました。

 次の日、ほとんどあきらめの胸中でした。家族みんながパソコンの前に。「奇跡でも・・・」と思い、一〇時を待っていました。一〇時になるのが遅いこと。いやに待ち時間が長いこと。アクセスしてもつながりません。それはそうでしょう。待ちくたびれて10時前にちょっとチャレンジ。一〇時です。「あった。」みんなで涙を流しながら抱き合って喜び合いました。パソコンの前で親子が抱き合って喜ぶ・・・まったく関係のない人が見たら、きっと妙な光景でしょう。

 今は、大学の合格掲示板や「桜咲く」というような電報で知るアナログの時代ではなくなっているのです。

 昨日、正看の国家試験を受ける教えた生徒に電話をしました。もうすぐ試験です。「がんばっているよ。でもプレッシャーを感じる。」という言葉。高校・大学だけでなく、この季節いろんな分野で試験が行われています。

 まだ受験をしていく人たちは、進路が決定するまで落ち着かない日々だと思います。でも合格を勝ち取るのは、誠実な努力と最後まであきらめない気持ちだと思います。関わってきたみんなに、いっぱいいっぱい声援を送ります。

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