かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「災害にそなえて~大雨の予報~」

2019年06月29日 | 大分県
今晩から、月曜日にかけて大雨の予想がされています。


「梅雨前線は九州から関東に延びています。

梅雨前線に向かって南から湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。
 


今夜は広範囲で雨が降り、前線上に発生した低気圧に近い西日本の日本海側を中心に局地的に雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。


滝のような雨が降ることもあります。」




 
2012年、2度にわたって襲ってきた大洪水。ふるさとに大きな災害の爪痕を残しました。


1回目は、すでに学校も子どもたちが登校してきたあとだったので、子どもたちを守り、いつ、どのようにしてお家の方と引き渡すのかという決断を迫られました。


PTA会長の木村さんや先生方、地区の方とも連携をしながら、判断していきました。
判断の過ちが子どもたちの命を奪うことにもつながるので、緊迫感のある責任のある時間を過ごしました。

テレビのニュースからの情報も貴重な判断材料の一つです。


全国ニュースなどでは定点カメラから、洪水が襲っている自分の家も映し出されています。


近所の方からも電話で連絡が入ってきましたが、子どもを守るためには、
「家が流されても仕方がない・・・。」
という思いの中で、活動をしました。
 


「止まない雨はない」と言いますが、その言葉とは裏腹の雨が降り続きました。




先生方みんなで、子どもたちを帰宅させ、安全を確認しました。


それから、家に戻りました。
崩壊した道もありました。
たくさんの木々が道路に横たわっています。洪行く手を遮ります。
水を受け、水に浸かった家々。
 



そして、10日後にもう一度、水害に襲われます。


人々の心は「折れて」いきました。
PTA会長さんに連れられて、災害地のボランティアにも参加しました。
 



それから復興が始まりました。


異動した学校でもその復興途上で、自転車通学の子どもたちは、バス通学となっていました。
 



2017年。再び豪雨に襲われます。



帰宅困難になった子どももいて、一緒に避難所に泊まりました。


学校付近の道路が陥没して、通学方法を関係機関やお家の方に協力を得ながら考えていきました。
 



2012年以来、今まで経験したことのない災害にたびたび遭遇しています。
四季の災害です。
水害、雪害、凍結、台風の被害、猛暑・・・とさまざまです。



わたしたちは、頭の中にある今までの「生きる知恵」も最新版に更新する必要があります。
 



梅雨の季節。どうか被害がないことを祈っています。
的確に避難に関する情報を十分に確認し、早め、かつ慎重な行動をしていきましょう。



みんなで命を守っていきましょう。


最新の画像もっと見る