かったかくんのホームページ

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みんな幸せにね☆

2013年09月11日 | Weblog
子どもらに幸せな生き方して欲しく
           人との出逢い優しい関わり





一昨日、あるところで、こんな光景を見ました。



小学生の子どもたちが学校から帰っていました。しかし、何となく様子が変です。




テレビのドラマでもみているかのような一人の子どもに対して、多くの子どもがよってたかってしつこく罵声を浴びせています。おそらく一人の子の名前でしょう。道路に名前を石で書かれています。



名前が白く残りました。その名前の上に、道路にあった草で、「ブタ」と書いています。その様子を見ていました。





しばらくして、違う二人のこどもが通りかかりました。
「これ、悪いよね。」
と話しています。しゃがんで字を見ています。




どうするのかと思ったら、手に唾をつけてその字を消しています。すごい正義感。
「あなたたち、すごいね。」
と声を掛けました。



「水いるならもってこようか。」
とバケツに水を入れて持っていきました。
「おっちゃん、ありがとう。」
と礼儀正しくお礼の言葉。



「でもね、向こうにも書いていたよ。おっちゃんも行く?」
「おっちゃんは、いいよ。バケツ貸すから消しておいで。」
と二人は、水の入ったバケツを持って、走ってその現場に駆けて行きました。





しばらくして戻ってきました。
「おっちゃん、ありがとう。」
「あなたたちは、すごいね。びっくりした。」
と話して、その場を立ち去り、用事の場所へと急ぎました。




罵声を浴びせていた事実関係がよくわからないので、そこには立ち入りませんでした。だから、子どもたちの学校に電話をして、自分が見た客観的事実だけを話しておきました。





今どきこんな子どもがいるんだなあと、落書きを消している二人の子どもに感動しました。一方、学校に伝えたもののあのトラブルの渦中の子どもたちはどうしているんだろうと心配にもなりました。




生活体験が不足気味、コミュニケーションのとり方が苦手な子どもが多い現代社会。傷つきやすく傷つけやすい子どもたち。



人を大切にする生き方、幸せな生き方をどこかで学んでいった欲しいと願います。笑顔が似合う子どもでいてほしいと思いました。