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J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

行政の支援64

2024-02-03 00:01:43 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 署名運動は1月末までの期限で実施されていましたが、新アリーナ建設に係る市と県との協議は平行線のまま1月が過ぎていきました。よくトライフープの方から、会場が取りにくいと聞いており、津山会場が多いのもそこのところが影響があるのかと思ってしまいました。1月18日の瀬戸内海放送の報道に少し詳しく載っていたので、リスペクトしてみましょう。

【解説】新アリーナ巡り“すれ違う”岡山県と岡山市…専門家「順番が逆」「計画そのものを一緒に考える必要ある」 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

【解説】新アリーナ巡り“すれ違う”岡山県と岡山市…専門家「順番が逆」「計画そのものを一緒に考える必要ある」 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

 18日は岡山市が整備を検討している新アリーナについて解説します。 市は、岡山県にも計画への参画を求めていますが、岡山県は態度を明らかにしておらず、協議は進んでい...

KSB

 

【新アリーナ巡り“すれ違う”岡山県と岡山市…専門家「順番が逆」「計画そのものを一緒に考える必要ある」】
「岡山市内には、すでに『ジップアリーナ岡山』という県の体育館施設があります。県のまとめではジップアリーナの2022年度の利用率は98.9%で利用可能な日はほぼ埋まっている状態でした。
 また、施設の予約には優先順位が決まっています。最も優先順位が高いのが国際大会。一方、プロスポーツの試合は、6番目となっています。[①国際大会②全国大会③中国大会またはこれと同等規模の大会(シーガルズの大会)④全県規模の大会⑤全国・中国大会などの代表を決定する大会⑥プロの試合]
 バスケットボール・B3のトライフープ岡山によりますとジップアリーナで土日に試合を開催したいと計画しても、平日しか使えない場合もあるということです。
 また、バレーボール、バスケットボールは今後、ホームの施設の設備や規模がトップリーグへの参入条件となります。これについて、岡山市は『現在、岡山市内に参入条件を満たしている施設がない』と新アリーナ整備の必要性を訴えています。」
「スポーツ庁のまとめによりますと2023年2月の時点で、全国88カ所でアリーナやスタジアムの建設計画などが進んでいます。高松市で建設中の『香川県立アリーナ』もその一つです。」
「1月、岡山県と岡山市はそれぞれ新年度当初予算の要求額をまとめました。しかし、そこにアリーナ整備に関するものは含まれていません。岡山市の大森市長は『1月中には新アリーナに関する予算を決めたい』としていて、今後の動向が注目されます。」

 2022年度のジップの利用率が98.9%ってすごいですね。県はウハウハじゃないですか。そのまま利用率の現象に繋がるから、そりゃ反対するかも。あと、全国88カ所でアリーナやスタジアムの建設計画などが進んでいるという事ですが、47都道府県の中で計画が進んでいない岡山県は残念な地域なんですね。
 こうして読んでみると、県側はジップがあるじゃないか、新アリーナを造ったらジップアリーナの利用率が減るじゃないかと思われているのかもしれません。この記事の面白いところは、ジップアリーナの予約に関する優先順位の部分。トップチームの試合は3番目で、国際大会、全国大会の方が優先されるとの事。まぁそうなのかもしれませんが、何かの競技の全国大会が予約されたら、試合は入れられないという事ですが、よく読むと、プロの試合は何と6番目になるとか。シーガルズはプロではないので、3番目に位置付けられるのか、よくわかりません。
 トライフープの話で、「土日に試合を開催したいと計画しても、平日しか使えない場合もある」という事ですが、そういえばトライフープはいくつかジップでの平日試合がありますね。そういう事情もあるのかな。

岡山市が建設を目指す新アリーナ「県の理解得られず残念」新年度当初予算に盛り込むめど立たず | TBS NEWS DIG (1ページ)

岡山市が建設を目指す新アリーナ「県の理解得られず残念」新年度当初予算に盛り込むめど立たず | TBS NEWS DIG (1ページ)

岡山市が建設を目指している新アリーナについて大森市長は岡山県から費用負担への理解が得られておらず新年度の当初予算に関連予算を盛り込む目途が立っていないとの認識を...

TBS NEWS DIG

 

【岡山市が建設を目指す新アリーナ「県の理解得られず残念」新年度当初予算に盛り込むめど立たず】
「岡山市が建設を目指している新アリーナについて大森市長は岡山県から費用負担への理解が得られておらず新年度の当初予算に関連予算を盛り込む目途が立っていないとの認識を示しました。
(大森雅夫 岡山市長)『率直に言うと残念であります』
 岡山市が北区野田に建設を目指している新アリーナを巡っては、市が岡山県に費用の一部負担を求めていて岡山市は県の回答を踏まえながら、2月中旬に建設に絡む新年度の当初予算の方針を決めたいとしていました。しかし、県側は費用負担の法的根拠はなくアリーナの経済効果も十分に検討できていないとの態度を変えておらず当初予算に関連事業を盛り込むことは難しい情勢です。
(大森雅夫 岡山市長)『最終的には予算を出すかどうかは私が判断しなければならないと思います。最後の最後の判断というのはみなさんのコンセンサスも必要になってくる』
新年度の当初予算案は2月下旬にまとめる見込みで大森市長は関係機関との話し合いを進めたいとしています。」

 2月中旬もしくは下旬に予算を組むかどうかですが、これらの状況を見るとかなり厳しいかなと。補正予算という対応もありますが、県の方向性が見えないために可能性は高くないと個人的に思います。県と市の折り合いがつかないまま、新アリーナ構想がとん挫してしまえば、岡山のスポーツ界にとって大きなダメージですね。
 ただ、新スタジアムについては1万人以上の来場者数が見込めるため、県知事もアリーナほどネガティブではないのかもしれません。しかし、アリーナはダメでスタジアムはOKなのかと疑問に思う人も出るのでは。
 当ブログは前から書いているように広島の新スタジアムやパナスタが一つのお手本だと思います。きちんと組織(建設団体)を作り、署名活動、募金活動、シンポジウムの3点セットを実施。でも、できるまでは長い年月がかかったように記憶しています。あと、今年は県知事選がありますね。思わぬ立候補者が出たりして。
岡山市新アリーナ構想関連⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231203
      〃        ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231129
      〃        ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230620
      〃        ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230319
      〃        ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230427
      〃        ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20221203
      〃        ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220216
      〃        ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211209
      〃        ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200912
岡山市新スタジアム構想関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230427
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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