TV生観戦レポです。
8日の昼時間という事で、ウルトラスさんは営業されていないため、自宅観戦になりました。当ブログで「某黄色いチーム」として大昔からリスペクトしているJ1柏。黄金時代での3大タイトル優勝(いずれも現地観戦)から3度のJ2降格と、酸いも甘いもすべて観てきました。天皇杯の準決勝の熊本戦です。会場は今日も日立台。今日勝てば12月に新国立競技場で決勝戦か。
先発出ました。ほぼベスメンですが、DFの立田選手が気になる。またラフプレーで、ファウル連発で流れを崩すとか勘弁して欲しいので、落ち着いてプレーして欲しいです。カモンロッソをさせてはいけません。TV映像を観ると、見事なコレオでした。「柏から世界へ」のプレートが輝いています。アウェー席も赤色でいっぱい。今日も生書き込み。
キックオフ。犬飼選手が試合ルールで出場できないようです。それで立田選手か。J2岡山も苦しめたポゼッションサッカー対決ですね。ルーズボールを追って、戸嶋選手が相手選手と頭をぶつけていきなり倒れましたが立ち上がりました。熊本さんが1人少ない状態になりました。強い球際での攻防が続きます。まさにポゼッションサッカーのがっぷり四つ。
前半9分、ゴールに迫った細谷選手の左サイドからのクロスを戸嶋選手がヘッドで合わせる。★★★柏ゴォール!!! 戸嶋ゴール!★★★ 1ー0。 熊本の大木監督は京都時代に天皇杯で準優勝の経験があるとか。熊本さんはJ2でボール保持率が2位とか。熊本さんと柏は縁があり、過去に柏のスタッフや選手が何人も熊本に移籍した歴史があります。また、熊本地震の時に、公式戦の会場として日立台を使ってもらった関係もあり、とても馴染みのあるクラブです。
柏の守備が安定しており、熊本さんになかなかシュートまではやらせていない。平均身長では柏の方が5cm上回っているようです。サヴィオ選手も在籍ははや5年ですか、これからも「ミスター」としてずっといて欲しい。昨季は山形さんで活躍した山田選手が先発に定着するようになって、チームの成績も安定してきた気がします。左SBのジエゴ選手もすっかり安定してきました。熊本さんに2枚目のイエロー。
熊本さんは細谷、山田選手の強いプレスに圧倒されている様子。山田選手は最前列から走って、守備にも積極的に貢献しています。今日はVARもあるようです。しかし、バックスタンドの緩衝帯、かなり広く設定していますね。後半49分、サヴィオ選手から直接狙うCKがそのまま入りました。片山選手が触っています。★★★柏ゴォール!!! 片山ゴール!★★★ 2ー0。いい流れのまま、前半終了。
後半スタート。交代なし。とにかく山田選手、前で後でよく走っていますね。ロングスローも左はジエゴ選手、右は片山選手と揃っています。後半9分、ゴール前で左右に振って、ジエゴ選手のシュートが細谷選手に当たってコースが変わり、GK動けず。★★★柏ゴォール!!! 細谷ゴール!★★★ 3ー0。うーむ、国立競技場が見えてきましたね。
しかし、元岡山の瑛ちゃんこと片山選手もすっかりレギュラーに定着し、黄色が似合うようになってきましたね。プレーもより円熟味が増し、J1にふさわしいプレーに成長したと思います。
熊本さんに今日4枚目のイエロー。焦る気持ちはわかりますが。一度しゃがんで、飛び上がってコールする定番の「レッドリバー」のシーンが画面に映りました。トランペットを使用するサポーターは柏しかいないのでは。柏の運動量が若干落ちて来たと解説。ここで戸嶋、椎橋選手に替わって小屋松、仙頭選手投入。熊本さんのシュートはまだ2本。ここで山田、細谷選手に替わってドゥグラス(久しぶり!)、武藤選手投入。熊本さんも苦し紛れに3本目のシュートを打ちましたが、コースの外れ具合がJ2かなという印象。
最後に片山選手に替わって土屋選手投入。DFラインにとっては頼もしい存在と解説。今日は「切手のないおくりもの(柏から世界へ)」のチャントがよく聞こえてきますね。何しろ天皇杯王者はACLに出れますから。CKでGKが弾いたところを遠目から高嶺選手がワンタッチでボレーを打ち込む。★★★柏ゴォール!!! 高嶺ゴール!★★★ 4ー0。ホイッスル。優勝した2012年以来の決勝進出です。
柏のゴル裏に掲げられたダンマクに目が留まりました。「2023.12.9 天皇杯を獲ってASIAの舞台へ」と。試合後、ヤマトのチャントが響く。完勝の賛歌、ボーイズオンリーは今日は出なかったな。さて、決勝の相手は川崎さんか福岡さんか。今季の天皇杯決勝は元旦ではなく、12/9(土)になります。
久しぶりのタイトル戦ですね。やっぱ日本一のタイトルの重さは全然違う。このタイトルを獲ればACL、すなわち「柏から世界へ」が実現します。秋春制ですが。当ブログもこの記事のとおり、黄金時代に天皇杯を掲げた2013年のシーンに立ち会っております。あの時は強かったですね。しかし、天皇杯参戦はこの時2回目です。2009年元旦の1回目はガンバさんに負けております。
黄金時代を作ったネル監督が退いた後に就いた井原監督が、タイトル戦にたどり着く。何という因縁でしょうか。2012年の時はJリーグMVPのレアンドロ・ドミンゲス選手、ジョルジ・ワグネル選手がいましたが、今回もサヴィオ選手、ジエゴ選手という優秀な外国人選手が活躍しています。そして、2012年には日本人の代表選手はいなかったですが、今回はパリ五輪代表に入るであろう細谷選手がいます。つまり、川崎さんに十分勝てる布陣です。頑張ってもらいましょう。ん!? 何かメールが来たぞ・・・
#がんばろう日本