留守録TV観戦レポです。
本来なら、遅い時間になってもその日のうちにリスペクトするのですが、相手が余りにも弱く、スポンサー向けの興行性が強い試合なので、他の用事を優先して翌日のアップにしました。それだけ、日本代表戦に注目できないという事か。でもチケットは完売のようですね。
会場はトヨタスタジアム。4-1-4-1。今日は上田選手に注目とか。当ブログは久しぶりにメンバー入りした中村航輔選手に注目したい。相手のエルサルバドルは予選下位で、カタールW杯に出れなかった国。FIFAランクは75位でW杯出場は2回。日本は20位。通算対戦成績は日本の1勝0敗0分け。
先発を見ると、本当に顔ぶれがガラっと変わってしまった印象。3バックも今や吉田選手は引き、川崎の谷口選手と板倉選手のコンビ。もっと富安選手はケガで欠場とか。前側は前にも見た顔ぶれですが、上田選手が1トップですね。新しい10番は堂安選手。新主将は遠藤選手ですがベンチ。新しいフォーメーションの4-1-4-1にチャレンジするとか。森安監督はチャレンジするのはいいが、過去にも4-3-3など失敗例があります。今回はフィットすればいいのですが。控えの方が豪華に見えますね。やはり相手が格下なので、若手のお試し器用なのかもしれないな。
開始前に、先月エルサルバドルリーグで、ファンがスタジアムに殺到し、多数の死傷者が出た「エルサルバドル群衆事故」について哀悼の意を示す黙祷が行われました。
キックオフ。最初から三笘選手がマーク厳しいです。そこで得たFKからいきなり谷口選手(チーム最年長)がヘッドで押し込む(代表初ゴール)。前半1分、★★★日本ゴォール!!! 谷口ゴール!★★★ 1-0。おっと、その後すぐに上田選手が倒されて一発レッド。その上田選手がPKを決めました(代表初ゴール)。前半4分、★★★日本ゴォール!!! 上田ゴール!★★★ 2-0。10人になった相手となり、益々緊張感が薄れた試合になってきました。以前と比べてクロスに対しての人数が増えたと解説されています。
やはりエルサルバドルは防戦一方ですね。しかし、シュートを何本も打つが枠に行かず。今日の相手ならいいが、次のペルーではどうか。エルサルバドルも質の高いボールを蹴り込んできました。前半25分、三笘選手のアシストから久保選手がナイスなシュートをたたき込みました。★★★日本ゴォール!!! 久保ゴール!★★★ 3-0。急に雨が降ってきました。
うーむ、やはり得点も多いが、外したのも多い。日本の慢性的な課題はまだ解決していませんね。かなり格下で1人少ない相手にこんなに外すとは。上田選手が収めたボールから、三笘選手のシュートをGKが弾いたボールを堂安選手が押し込む。★★★日本ゴォール!!! 堂安ゴール!★★★ 4-0。森保ジャパン第1次政権発足当時は、森保監督と隙間風があった堂安選手ですが、今や信頼の10番になりました。前半終了。
菅原、三笘選手に替わって、相馬、中村敬選手(A代表2戦目)投入。後半スタート。前半早々にエルサルバドルは1人退場になっています。前から激しくプレスをかける日本。解説ではまだ日本は連動できていないそうです。相馬選手はスリムになったとも言っています。狭い所のゴール前の混戦でGKがファンブルしたボールを上田選手が蹴り込む。おっとVARが入り、オフサイドになりました。先日のCスタならゴールのままか。日本どんどんゴールに迫るがオフサイドが続く。
久保選手のプレーにも目を引きます。後半15分、前線のいい守備から、久保選手の見事なスルーパスが出て、中村敬選手が決める。★★★日本ゴォール!!! 中村敬ゴール!★★★ 5-0。ここで3人替え。堂安、上田、久保選手に替わって川辺、古橋、浅野選手投入。古橋選手は代表落選してから、セルティックで大活躍し再び代表入りです。古橋選手は風貌が変わってしまいましたね。やべスタでニコニコしていた時に比べて、随分シャープになりましたね。
そういえばカタールW杯のヒーロー浅野選手はその後パッとしませんね。エルサルバドルも果敢にシュートを打ってきますね。後半28分、右サイドからクロスから古橋選手がヘッドで決める。★★★日本ゴォール!!! 古橋ゴール!★★★ 6-0。スコットランド得点王でMVPの貫禄でした。ここで守田選手に替わって、昨日追加招集されたJ1浦和の伊藤選手(代表デビュー)登場。非常に推進力がある選手だとか。
日本サポのチャントが響いていますが、曲が変わったのかな。聞いた事が無いメロディがずっと聞こえる。まさかエルサルバドルサポ? おっとロスタイム無し。ホイッスルです。
次は20日のペルー戦ですね。
ネットの戦評です。
「試合開始のホイッスルから猛然とエルサルバドルに襲い掛かる。前半1分にセットプレーからの先制点で口火を切ると、その直後には激しいプレスから上田綺世がロナルド・ロドリゲスの退場を誘発。これで得たPKを上田が自ら沈め、開始4分で2点のリードを奪う。その後も再三ゴールを脅かすと、前半のうちに4点を挙げて相手に格の違いを見せつける。
後半も引き続き両サイドから猛攻を仕掛けると、前半の上田に続き、中村敬斗にも代表初ゴールが生まれる。後半28分には古橋亨梧がダメ押しの追加点を奪取し、まさに役者そろい踏みの様相で大勝を飾った。この試合でもうひとつ特筆すべきは、一貫した守備強度の高さだろう。高い位置から相手の自由を奪い、速攻へとつなげる戦い方を90分間持続。デビュー戦の森下龍矢も「ホーム」で持ち味を存分に発揮し、アピールに成功した。相手とのレベル差や数的優位などは考慮する必要があるが、ポジティブな点を多く見いだせたことは間違いない。」
【日本代表が整理した優先順位と共通理解。なぜゴールを重ねることできたのか】
「日本代表はこの日もサイドを起点に得点を重ねた。先制点につながったFKは、三笘薫がサイドで倒されたことで得たもので、3点目も三笘がサイドチェンジのロングパスを受けたところが起点となった。4点目も三笘のサイドからのカットインから生まれ、6点目は相馬勇紀のクロスがアシストになった。
5点目のシーンを振り返ると、中盤で旗手怜央がインターセプトして、素早く久保建英にボールを預けた。久保は相手を引き寄せてからフリーの中村敬斗にパスを出し、代表初ゴールが生まれている。森保一監督が言うように、縦に優先順位を持ちながら、状況に応じてサイドという強みを活かしていく。6得点の大勝は、チーム内で優先順位が共有されたことによる産物だった。
3月の2試合では攻撃を組み立てる遅攻にフォーカスされすぎたことで、チームの優先順位が曖昧になってしまった。その反省を踏まえて今回は、縦への意識とサイドを活かす動きが加わったことで迫力が増した。」
【森保J新戦術で格下国に大勝も…久保、堂安、三笘が共存「4-1-4-1」の落とし穴】
「この試合で注目されたのは、森保監督が前日会見で「4-1ー4ー1でスタートする」と明言した新布陣だ。2022年カタールW杯でサブに甘んじたFW三笘薫(26)、FW久保建英(22)、FW堂安律(25)が主力組に昇格して同時先発。攻撃を差配する2列目に左から三笘、MF旗手怜央(25)、堂安、久保を配置するフォーメーションから次々にゴールが生まれはした。」
「もっとも堂安に関していえば、初めてエースナンバーの背番号10を与えられながら、アピール度はいまひとつだった。
「周囲の選手と近過ぎたり、離れ過ぎたり、適正な距離感を保ってプレーできなかった。久保が左サイドから中央に切れ込むなど自由にプレーしていたが、同じレフティーの堂安と久保をどう共存させるか、これからの森保ジャパンの課題となります」」
このコラムでは、エルサルバドルが攻守ともに精彩を欠き、相手DFが一発退場で10人となったことを割り引いて評価しなければいけないとあります。つまり、この試合は評価しにくいという事でしょう。エルサルバドルは次は韓国ともやるそうで、バカンスツアーなのかどうかはっきりするでしょう。上田選手は右足違和感で練習を欠席し、念のために病院に行ったとあります。試合の最初の接触で怪我をしていたのか。心配です。次のペルー戦は主力組が出てくる事でしょう。個人的には航輔選手を観たいな。頑張ってもらいましょう。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers