J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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岡山シーガルズ157

2023-06-15 00:01:04 | 岡山シーガルズ

 生観戦レポです。
 11日(日)に環太平洋大学第2体育館で開催された、国体岡山県予選会に行ってきました。2試合目の決勝戦は倉敷(倉敷アブレイズ)と岡山(岡山シーガルズ)との対戦になり、史上初の岡山ダービーになりました。当ブログ的には両方のファンクラブも入っているし、あくまで中立の立場なので、両チームそれぞれの目線でリスペクト記事にさせていただきました。今回は岡山編。倉敷編は昨日の記事をご覧下さい。決勝戦を中心にレポします。
   
 2F立ち見席に上がると結構人が来ていました。ジャージ姿の女子選手がいたので、最初はIPUバレー部員かなと思っていましたが、シーガルズの選手だったようです。監督も来ていたし、まぁそりゃ観るわなと。第1試合の倉敷対山陽クラブの試合が30分で終了。早かったですね。 
 試合終了後、岡山の一団がコートに入場してきました。すぐに全体練習を始めました。Vリーグの試合の時と同じルーティンの練習内容なのかな。少し遅れて倉敷の一団も入場してきましたが、第1試合の黒から、メイン用の赤色ユニに替わっていました。この青赤対決のシーンを楽しみにしていた分、ちょっと感動的でした。
   
 もう1つ歴史的なシーンを目の当たりにしました。鈴木監督(社長)が河本監督(こちらも運営会社の社長)に歩み寄り、挨拶をされていたのです。たぶん初対面じゃないのかな。どんな言葉が交わされたのか無茶苦茶気になりました(また聞いてみるとしよう)。河本監督の事だから「うちの選手引き抜いたら承知せんぞ」とか皮肉を言っていたりしてと勝手に想像してみたり(ごめんなさい)。

 気になるのが岡山の選手。誰が来ていて、誰が来ていないのか。必死に背番号をチェック。遠藤、長瀬、高柳、 田口、甲斐、浜田、船田、金田、前田、宇賀神、佐伯選手まで(たぶん)はわかりました。やはり、若手主体の印象。宮下、楢崎、川島選手などベテラン組は来ていなかった様子。
   
 試合開始前、岡山はたっぷりフルコートで練習していて、最後はTシャツ姿のベンチ外選手も練習していました。倉敷は練習したそうだが、なかなかできずという感じにも見えましたが、倉敷は1試合やっていたので、その違いがあったためなのか、その辺はよくわからず。やはり、両チームを比べると身長差を感じましたね。

 岡山の練習はいつもと違って、河本監督が中心に進めていました。こういう練習シーンを観るのはまれですね。男性コーチが余り来ていないからか。それでも両チームが並んで練習しているシーン、個人的には感動ものでした。歴史の新しいページが開いたなぁと。
   
 第1セット。先発は佐伯、船田、田口、高柳、長瀬、浜田の6選手。結構レギュラーメンバーで来ました。いきなり佐伯選手のスパイク炸裂。見せつけました。佐伯選手のブロックもバッチリ。スパイクも冴えていましたが、倉敷は先日入団した注目の田部選手(№16)(元姫路で就実高出身)が先発でずっと出ていました。倉敷も結構粘りました。ボールもよく拾えていました。選手の応援は圧倒的に倉敷。倉敷はバックアタックをよく打ってましたね。やはり、佐伯選手が一人別格でした。代表クラスですね。鈴木社長が目の前で見て、欲しくなったのでは(笑)。長瀬選手のブロード攻撃も決まる。いいスパイク決めますね。第1セットは岡山の完勝。25-9
   
 第2セット。佐伯選手が続いて先発。岡山はフェイント攻撃もどんどんしてきます。岡山は高さがあるのか、ブロック力の差が出ていましたね。でも、倉敷は第1セットより、点が取れていました。6-7と競ったスコアになって倉敷のベンチ選手が盛り上がってきました。同点の7-7、そして逆転7-8と倉敷に逆転される。すると、河本監督が怒鳴っている声が客席まで聞こえてきました。うーむ、今の時代とは逆行しているよなぁと思ってみたり。岡山はマネージャーがいないので、前田選手がタオルを渡していたりしました。タイムアウトのコーチングも河本監督。リーグ戦の時はコーチに任せたりしてうろうろするシーンが多かったのですが。最後に中本選手登場。慣れてきたのか、倉敷は結構得点したなと。25-15
   
 岡山について思ったのが、やはり選手層の薄さですね。タナッチャ、及川選手が退団。宮下選手は不調で、正直今のままでは戦力ダウンで、次のシーズンで2部降格の恐れが出てくる。先日トライアウトを発表していましたが、個人的に見方を変えたら、選手が獲得できないからトライアウトをやらざるをえないのかと思ってみたり。今までトップチームのトライアウトをやっていた記憶が無いので。
   

 

 岡山はこの日対戦を通じて、同じ県内のVリーグチームを目の当たりにした訳ですが、選手やコーチ、フロントスタッフが倉敷をどう思ったかが気になります。これからはどうしても岡山と倉敷を見比べていく事でしょう。女子のトップ競技は選手の多くが移籍ではなく引退の道を選ぶ事が多いイメージがありますが、まだ若いのに競技人生を終えてしまうのは本当に残念な事だと思っていました。岡山で出れなくなったら、近くの倉敷でもう一度チャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。倉敷は県協会との関係もいいようだし。あと、ぜひ1年に1回は両チームで交流戦をやって欲しいと思っています。ダービーチームはいがみ合うのではなく、仲良く共存して地域を発展させて欲しいです。この日はいつになく楽しいバレー観戦でした。また観たいですね。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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