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頑張れ!オリンピック47

2022-09-11 00:18:51 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 かなり後味の悪い内容となった東京五輪ですが、まだ1年しか経っていないんですね。記憶からほとんど消えているため、遠い昔の印象があります。それなのに、最近ではスポンサー絡みのスキャンダルがゾロゾロで出てきて、東京五輪何やってんだという感情が再び込み上げてきました。開催当日や開催前だけでなく、開催後もこれほど禍根を残すとは思っていなかったです。
 そんな中で次に期待するのが冬季五輪。再び札幌五輪の召致運動を展開されており、イメージでは開催費用の高騰で他に手を挙げる国がなく、また日本でやるんだろなと勝手にイメージしていましたが、今朝の山陽新聞に開催地決定が延期になったそうです。

30年五輪決定は来秋に延期 一本化も越年か、札幌招致:山陽新聞デジタル|さんデジ

30年五輪決定は来秋に延期 一本化も越年か、札幌招致:山陽新聞デジタル|さんデジ

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は8日、札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪を巡り、開催地を正式決定する総会(ムンバイ=インド)を来年5~...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 

【30年五輪決定は来秋に延期 一本化も越年か、札幌招致】
「国際オリンピック委員会(IOC)は8日、札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪を巡り、開催地を正式決定する総会(ムンバイ=インド)を来年5~6月から同9~10月に延期すると発表した。IOCのアダムス広報部長は記者会見で、開催地選定は「柔軟性のあるプロセスになる」と指摘。年内としていた候補地の一本化が年明けにずれ込む可能性も出てきた。
 インド・オリンピック委員会の内紛やガバナンスを問題視し、この日の理事会で総会の延期を決めた。事態が改善されなければ、今年12月の理事会で同国オリンピック委員会への資格停止処分や総会の開催国変更を検討する。」
「アダムス氏は理事会で東京五輪汚職事件の議論はなかったとし、逮捕された大会組織委員会元理事の『一個人が関与したとみられる疑惑』と強調。今月中旬に予定されていた札幌市長のIOC本部(スイス)訪問中止も『日程の問題。9月にやるのは不可能だった』と説明し、汚職事件に伴う判断との見方を否定した。」

 これだけ読んだら、なかなか決まんねえんだなと思うだけでしたが、昼にYAHOOニュースを見て、そうか、最近の東京五輪の汚職事件が影を落としているんだとため息が出る。札幌の関係者は「何で東京のとばっちりを受けなければいけねえんだよ」と思われているかもしれませんが、そうだとしたら気の毒な事です。

【IOC「2030年冬季五輪開催地」決定延期のウラ 札幌切り→他候補地選定の“猶予期間”との見方】
〔何のための時間稼ぎか。〕
「(延期の)理由としてインド五輪委員会の内紛やガバナンスを問題視したためとしたが、札幌への招致を目指す日本の東京五輪の汚職事件が影響していることは明らかだ。」
〔2030年札幌五輪は“ザル勘定”の極み! 開催経費は予算の2倍「4400億円超」と予測〕
「スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏が言う。『IOCは東京五輪の汚職事件で日本に対して警戒を強めている。バッハ会長が山下JOC(日本オリンピック委員会)会長と秋元札幌市長との会合を断ったのも異例。IOCとしても、それだけ今回の事件を重く見ているということです。IOCも、問題山積の日本を開催地にしたことで、自身に火の粉が降りかかるのは避けたい。IOCの中で『もう札幌は無理じゃないか』という見方が強まっているのではないか。この開催地発表延期は、最有力候補地だった札幌を切って、他に手を挙げているバンクーバーや34年開催にシフトしつつあったソルトレークシティーに舵を切るための猶予期間。選定には時間がかかるため、総会を遅らせているのでしょう。汚職騒動はどんどん拡大している。延期は追い風どころか、失格の烙印かもしれません』」

 

IOC「2030年冬季五輪開催地」決定延期のウラ 札幌切り→他候補地選定の“猶予期間”との見方|日刊ゲンダイDIGITAL

 何のための時間稼ぎか。  8日、IOC(国際オリンピック委員会)が2030年冬季五輪の開催地を正式決定する...

日刊ゲンダイDIGITAL

 

 記事では、森喜朗元首相が東京地検特捜部から任意で複数回にわたって参考人として事情聴取を受けていたことも分かり、汚職問題はこれから政界や財界にも波及していく可能性があるとしています。東京五輪は競技場やマスコット、コロナ禍が影響しましたが、札幌五輪(まだ候補ですが)は東京大会汚職事件が影響ですか。一見、何とかなるのではと楽観視しがちですが、外国人から見たらどうでしょうか。日本人はこういう事を起こす民族なのかもしれないとイメージが積み上がっていっているのでは。コロナ禍の真っ只中では目に止まらなかった「負」の部分が目につき、東京五輪開催時にイメージダウンしたIOC及びバッハ会長が、これ以上「日本」で自分達のイメージを下げてはいけないという力学が働いているかも。その前に、日本国民として、あなた達はどうなの?とも言いたいですが。
 あと、「4月の北海道新聞のアンケートでは『反対』が『賛成』を上回り、6月には市民による招致反対のデモが行われた」ともありました。ハコモノ問題や運営費の負担もあり、五輪を持ってくる事自体が本当に地元にとって本当に幸せなのかという問題になってきます。これも深いですね。今朝のサンモニでも全く同じように取り上げられていました。

 個人的にちょっと思ったのが、ブログにも書きましたが、生きている間(30年後?)までにはもう一度日本での夏季五輪を見たい。コロナ禍での同情論で早い時期に召致させてくれるかもしれないと、本当に勝手な妄想を巡らせていましたが、今回の記事で吹っ飛びました(苦笑)。こりゃもう見れないかもしれないやと。こういう「汚職」というものは何とかならないものでしょうか。本当に昔から変わらない。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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