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DAZNについて10

2021-08-22 00:14:01 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 いつもDAZN(個人的には恩人的存在)を楽しませていただいております。地元J2岡山の試合はもちろん、J1の試合、時々J3も。Vリーグ、バスケは代表戦、やべスタ、フットボールタイムが最近観ています。そんなDAZNについてニュースが流れました。何と、日本代表戦も本格的に中継していくとか。代表戦は遅い時間でも地上波で観れるというのが今までの歴史でしたが、時代は変わり、こうなっていきますか。ふと、川平慈英さんのハイテンションなMCを思い出してしまいました。
   
【W杯アウェー予選が地上波消滅、放映権高騰で恐れていたこと起きた】
「DAZN(ダゾーン)は19日、アジア・サッカー連盟(AFC)との間で、2028年までの長期契約に合意したと発表。同日、テレビ朝日は、ホーム5試合のみ地上波独占生中継すると発表した。ホームは地上波、テレ朝で視聴できるが、アウェーはDAZNと契約して視聴することになる。
 解説 4年以上前から恐れられていたことが、現実となった。AFCと放映権契約を結んでいたテレビ朝日の新たな契約締結はならなかった。AFCとテレ朝の契約は16年前の05年までさかのぼる。それまでテレビ放映権はホームの国が持っていた。しかし放映権がビジネスになると判断したAFCは、05年からその権利を売り始めた。市場の大きい日本、韓国、中国がホームの放映権を主張して反対したが、他の40国以上のアジアの加盟国と地域は、AFCから最終予選のホーム補助金を3000万円出すとの提案をのんだ。
 当時、地上波放映権をテレ朝が4年契約の90億円で買った。これにより、06年W杯ドイツ大会の予選からホームもアウェーも最終予選はテレ朝が地上波で独占して放送するようになった。4年契約は4度更新され、17年には4年180億円で契約を結んだ。しかしその契約が昨年で切れると、AFCが契約期間を8年と2倍にし、金額も1年換算で5倍以上となる2000億円に設定したことで、新たな契約は頓挫した。
 結局、資金力のあるDAZNが、全放映権を獲得した。しかしテレ朝は意地とプライドを示し、今回、ホームの5試合を地上波で放送する。これはテレ朝とDAZNが結んだばら売り契約とみられ、1試合3~5億円で獲得したようだ。
 しかし、なぜアウェー戦は契約できなかったのか。テレビ局は、莫大(ばくだい)な放映権料を支払う代わりに、キックオフ時間などで希望を伝えることができる。ホームなら、より視聴率の見込めるゴールデンタイムで放送できるため、CMが高く売れる。しかしアウェーは時差の関係で、キックオフが日本時間の深夜や早朝に設定されることがあるなど、CMが売れたとしても採算が合わなくなる。そのため、1試合3億円以上の巨額を払うのは難しくなった。」
引用:日刊スポーツ

 8年契約ですか、少し気になるのがJリーグとの放映権契約と終わりが一致する事。つまり、どれも2028年までの契約。ふと、2029年はどうなっているのかと。Jリーグは継続契約に向けて尽力されるとは思いますが、もし合意できなかたら、その後ペンペン草も生えない状況になってしまうのではないかと思います。
 DAZNによって、市場価格が引き上げられ、それに伴う各クラブへの配分金も査定されている。DAZNの契約が無くなり、他の媒体との契約で全体の価格が大きく下がってしまったら、Jリーグの事業規模も小さくなってしまいます。もちろん、そうならないようにJリーグには頑張ってもらいたいと思います。

 テレ朝が4年で180億円で結んだ契約が今回切れるために、やべっちFCが終わり、やべスタの誕生に至った訳ですね。テレ朝はプライドを示してホーム戦のみバラ売りで契約で同時に中継されるそうです。アウェー戦は深夜の開催が多く、CMが取れないためにバラ売り契約を断念したそうですが、何とも込み入った話ですね。
 個人的に思うのは今回はそうなっても、今後はホーム戦も危ういのではないかという事。DAZNは1件でも多く契約を増やしたいはず。その中で地上波で放送されるのは面白くないはず。独占放送したいはずなので、次のW杯予選でのバラ売り契約は値段を上げて、テレ朝が手が出ないという事になるのではないでしょうか。 

【DAZN、サッカー日本代表戦配信などアジアサッカー連盟と長期契約】
「DAZNは、アジアサッカー連盟と2028年までの長期契約に合意。AFCアジア予選 – Road to Qatar –、AFCアジアカップ、AFC女子アジアカップ、AFCチャンピオンズリーグ、フットサルや男女各世代のアジアカップなどのサッカーコンテンツの放映権を獲得。順次配信開始する。
 DAZNはこれまで明治安田生命Jリーグの全試合をオフィシャルブロードキャスティングパートナーとして配信してきたが、最近ではAFCチャンピオンズリーグの権利も獲得。今回のAFCとの長期契約では、クラブレベルの試合に加えて、アジア各国の代表コンテンツを拡充し、さらに豊富なサッカーコンテンツを配信する事になる。
 今回の取り組みでは日本代表(SAMURAI BLUE)だけではなく、日本女子代表(なでしこジャパン)、そして各カテゴリの代表チームが参加するアジアの勝負を配信。この契約にはAFCアジア予選 – Road to Qatar –、AFCアジアカップ、AFC女子アジアカップなど14大会の放映権が含まれている。
配信予定コンテンツ一覧
【代表】
・AFCアジア予選(2022年大会、2026年大会)※日本代表戦はアウェイゲームのみ独占配信。ホームゲームは地上波などと並列
<AFCアジア予選 – Road to Qatar –>
日程:2021年9月2日(木)~2022年3月29日(火)
AFC アジアカップ(2023年大会、2027年大会)※グループステージ2試合独占配信、ラウンド16独占配信、その他は地上波などと並列
AFC 女子アジアカップ(2022年大会、2026年大会)※独占配信
AFC 女子オリンピック予選(2024年大会、2028年大会)※地上波などと並列
AFC U23 アジアカップ(2022~2028年大会)※2022年、2026年 独占配信、2024年、2028年大会は、地上波などと並列
AFC U20アジアカップ(2023~2027年大会)※独占配信
AFC U17アジアカップ(2023~2027年大会)※独占配信
AFC U20 女子アジアカップ(2022~2028年大会)※独占配信
AFC U17 女子アジアカップ(2022~2028年大会)※独占配信
AFC フットサル選手権(2022~2028年大会)※独占配信
AFC ソリダリティーカップ(2024年大会、2028年大会)※独占配信
【クラブ】
AFC チャンピオンズリーグ(2021~2028年大会)※独占配信
AFC カップ(2021~2028年大会)※独占配信
AFC フットサルクラブ選手権(2022~2028年大会)※独占配信」
引用:AV Watch

 DAZNは、今秋からのWEリーグも同じく2028-29シーズンまでの8年契約(これも2028年までだ)を結んでいるし、代表の他のカテゴリ、女子、U-23、U-20、U-17、フットサルまで幅広いカテゴリのアジアの大会を中継してくれます。これは日本サッカー界にとって有意義な事だと思います。ユース世代まで目を向けてくれたのはありがたい事ですね。今回のA代表の件について、メリット、デメリットを当ブログなりに考えてみました。

【メリット】
・ネット配信なので、スマホやタブレット、パソコンなどの媒体で視聴できる。
・女子やアンダー世代も放送されるため、相互リンクで全体の付加価値を高められる。
・アジアの他国に商品として販売できるかもしれない。
・映像が使える事によって、やべスタなど、DAZNのコンテンツが豊富になる。
・8年間DAZNで視聴できる。
【デメリット】
・地上波が放送されない事での圧倒的な視聴者数の減少。DAZNが観られない層のファン離れ。代表人気の低下。
・日本代表スポンサーへの影響(撤退する企業が出てくるかもしれない)。
・ひょっとしたら、地上波TV局で代表戦の映像が使えなくなっていく懸念。
・今回はホーム戦のみ地上波放送があるが、AFC主催大会で8年後まで地上波でまともに観れないかもしれない。

 といったところです。デメリットを書きましたが、当ブログはDAZN視聴者であり、昔の話になりますが、2ステージ制を終わらせてくれた恩人と思っています。なので、当ブログは今後8年間DAZNで楽しみたいと思います。まだDAZNを観ていない方、これを機会にDAZNを検討されてもいいのでは。やべっちスタジアム、海外組の代表戦選手がどんどん出てくる、うっちーのフットボールタイム面白いですよ。DAZNではW杯の欧州予選も放送されていますね。
DAZN関連⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201215
  〃     ⑮:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200827

  〃     ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200308
  〃     ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190428
  〃     ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180615
  〃     ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180527
  〃     ⑩https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180519
  〃     ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180211
  〃     ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170205
  〃     ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170203
  〃     ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170124
  〃     ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160819
  〃     ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160724
  〃     ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160723
  〃     ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160721
  〃     ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160629
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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