J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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DAZNについて2

2017-02-03 00:26:04 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 現在、頑張って加入したばかりのダ・ゾーンを一所懸命にこねくり回しています。昨日、電器量販店でTVとつなぐケーブルを購入し、何とか自宅でTV観戦ができるようになってきました。いかんせん2月のこの時期は開幕前でスポーツコンテンツが少なく、何かVリーグばかり映しています。今日はやっとサッカーのライブを観れました。昼休みにタブレットで少し。ライブなのに、一時停止して再生したら、時間がそのままで再始動しました。
   
【Jリーグ放映権を"黒船"に奪われた「スカパー!」の悲劇 ダ・ゾーンが超強気な理由:】
〔視聴者に「深くお詫び」〕
 スカパー!公式サイトに昨年12月15日、社長による前代未聞の「お詫び文」を掲載。文中で、Jリーグの試合中継から「完全撤退」することを発表。昨年8月に日本でのサービスを開始したダ・ゾーンは、メジャーリーグやF1をはじめ世界中の130を超える競技、約6,000試合以上の中継を月額1,750円(税抜き)で楽しめる画期的なサービス。日本での配信開始にあたり、目玉コンテンツとして白羽の矢を立てたのがJリーグ。Jリーグは'93年の開幕当初、世界的な超一流選手達とともにブームを巻き起こし、民放各局は試合を連日地上波で生中継し、日本中がJリーグブームに。しかし、熱狂しすぎたブームは去るのもまた早く、民放各局に見放されたJリーグは、ほどなくして地上波放送がほとんど行われなくなり、新たなファン層の拡大に苦慮する「冬の時代」が到来。そんな中で、Jリーグに救いの手を差し伸べたのがスカパー。
〔パフォームとはどんな会社か〕
 スカパーは、'07年のシーズンからついにJ1・J2全試合の放送を実現。苦しい時代から一緒にここまでやってきたという思いがあっただけに、今回Jリーグから切られたのは社内的にも大きなショック。スカパーは2月以降、すべてのJリーグ試合中継セットの提供を終了。会社の、いわば「虎の子」だったJリーグ中継を失うことによる経営へのダメージがいかに大きいかは、想像に難くない。
 今回話題になるまでは日本では無名だったが、デジタル技術を駆使して世界約100ヵ国でスポーツコンテンツを提供する国際企業で、欧州ではよく知られた存在。あらゆるスポーツについてのデータや記事のほか、自ら試合の映像も制作し、主に企業やメディアに対して提供。スポーツニュースで流された会見映像が実はパフォーム制作などという事も珍しく無い状態。
 '07年設立と、パフォームは歴史こそ浅いが、その成長は目覚ましく、'11年2月には世界最大のサッカー情報サイト「ゴール・ドットコム」をはじめ、スポーツデータを扱う企業を次々と買収。世界でも有数のスポーツ総合企業に成長。
〔賭博の「合法化」を見据える〕
 昨年、『東洋経済オンライン』のインタビューでのダ・ゾーンのサービスを統括するジェームズ・ラシュトン氏のコメント。
 「投資した資金を上回るリターンを得られると確信。日本への投資は長期的な視点で見ており、Jリーグのパートナーとしてサッカーファンを増やし、スタジアムの体験をすばらしいものに。こうした取り組みがすぐに収入に結び付くとは思わないが、スポーツを楽しむ人が増え、サッカーを見る人も増えて、スタジアムに行く人も増えれば、ダ・ゾーンの会員も増加」として、リーグ運営の方法、サッカーの〝見せ方〟を変えれば、Jリーグ中継は十分ペイできると、強気の構え。しかし、ダ・ゾーンの月額1,750円の契約料で年間210億円を回収しようとすれば、100万人の契約が必要。利益を出すためにはさらに数十万人の契約が不可欠であり、これだけの顧客を獲得するのは容易ではないはず。それでもなお、パフォームが強気なのはなぜか。
 「背景には、各国でスポーツ賭博のネット化が進んでいることが挙げられ、政府公認の『ブックメーカー』が賭博を運営する英国では、'00年代に入り、オンライン化が増加。近年はスマホで試合を見ながら賭けられるシステムが完成。試合展開に応じて、試合中に変動する倍率を見ながら賭けられるインプレー・ベッティング(試合中の賭け)も興隆。また、パフォームこそは、「ウォッチ&ベット」と呼ばれるスポーツ賭博の運営者に向けた動画配信サービスで急成長した企業なのだとか。
 「合法賭博用の動画配信のプラットフォームを押さえ、パフォームは安定した収入を獲得。賭博は中毒性が高く、一過性のブームに乗ったファンとは比べ物にならない手堅い顧客を抱えており、極東の赤字ぐらいでは影響はないとか。それを踏まえた上で、Jリーグ関係者はパフォームの「シナリオ」を以下のように予想。
 「やはり、10年という長期契約のなかで見据えているのは、日本におけるスポーツ賭博の合法化。野球賭博の問題もあり、賭博は悪というイメージがいまだ根強いが、10年あれば風向きも変わると予想。あれだけ反対意見の多かったカジノ関連法案も可決したのだから、可能性は十分。将来的に本国と同じようなビジネスモデルを築くための先行投資という印象。文科省が所管するtotoは、3年連続で売上高が1,000億円を突破し、安定したマーケットに定着し、スポーツ賭博の新たな市場として、日本はまさに「格好の的」。
〔野球でも同じことが起きる〕
 外資マネーの流入が、Jリーグの勢力図に大きな変化をもたらす可能性があり、こうした流れは今後他のスポーツ(野球)へと広がる可能性。すでにアメリカでは、メジャーリーグファンがCATVや衛星放送から、ウェブ配信サービスに乗り換える動きが顕著化。MLB自体が年間1万2,000円ほどの加入料で全試合を視聴できるインターネット動画配信サービスを運営しており、これがドル箱に。もし放送局が将来的に放映権料をペイできなくなれば、すべての放送がインターネット中継だけになる可能性もあるとか。日本のプロ野球でもいずれそうしたモデルが崩れる日が来るかもしれない。ダ・ゾーンという「黒船」の来襲が号砲となり、日本のスポーツ界が「文明開化」を迫られる日も、そう遠くはないと締めくくっています。
現在ビジネス該当ページ:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50825

 偶然つけた21時のNHKニュースで、DAZN配信が始まるというニュースが流れていました。NHKで民間の会社名が具体的に出るのも珍しいですね。その中で、今日昼休みにちょっと観た、ニューイヤーカップの福岡対横浜FC戦が流れました。
 そうですか、やはりパフォームグループは、ブックメーカー関連ですか。確かに先日カジノ関連法案が動いています。将来的なそういう動きを意識しているのかもしれません。今回加入してコンテンツを観ましたが、確かにサッカーでもJリーグがあると無いとでは全然違う印象です。今後もスポーツコンテンツが増えていく予感。
 あと、個人的に気になるのが今季のPVの実施状況。今までのスカパーの、岡山での開催状況はあんな感じ。ではDAZNに替わってどう変化が起こるのか、とても気になっています。ホームはスタジアムへ、アウェーはスカパーでというキャッチフレーズでしたが、DAZNはどう売って出てくるのか。Jクラブを巻き込んで販促活動を頑張っておられましたが、英国の黒船はどう展開するのか、気になります。Jリーグ直轄のスタイルになりましたが、そこもどう替わるのかですね。できたら、岡山でももう少しPVの頻度を上げて欲しいですね。また、山雅さんのようにPV公認のスポーツバー制度(放映店舗契約店舗)を設けてもらいたいです。スポーツバーで観戦して、えっ1ケ月そんな値段でスマホで観れるのと、いい効果を生み出すかもしれません。
 タブレットでDAZNを観ながら思うのは、早く開幕しないかなと。やっぱJの試合が一番観たいですね。開幕が待ち遠しいです。 
DAZN関連⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170124
  〃  ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160819
  〃  ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160724
  〃  ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160723
  〃  ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160721
  〃  ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160629

コメント
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