J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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Tリーグそして岡山リベッツ15

2019-04-07 00:55:09 | 岡山リベッツ

 リスペクトコラムです。
 Tリーグもシーズンオフに入り、少し静かになりましたが、今日TVでは横浜で開催されている卓球アジアカップの中継がありました。岡山の森薗選手の名前もあったので画面に登場したのかな。とにかく、岡山の選手が日本代表として、国際試合に出てくるのは喜ばしい事ですね。そんな中、THE PAGEにTリーグの今季の総括的な記事がありました。  
   
【卓球のTリーグは成功だったのか?】
「集客は開幕前からTリーグの大きな課題の一つと言われていた。レギュラーシーズン84試合に果たしてどれくらいの観客を呼べるか。北は北海道、南は沖縄まで会場が点在しており、地方での集客は読めなかった。そんな中、Tリーグの松下浩二チェアマンが掲げた目標は1試合平均2,000人。実際にシーズンが始まり蓋を開けてみると、1試合平均1,186人(総入場者数9万9,623人)と目標に届かなかった。」
「レギュラーシーズンの入場者数に目を向けると、会場の立地や対戦カードによる格差は否めない。平均入場者数に達したのは30試合あるが、そのほとんどに男子はKM東京、女子はKA神奈川が絡んでいる。KA神奈川には世界ランク4位で日本のエースの石川佳純がいる。やはり張本や水谷、石川といったスター選手は観客を呼べる。」
「打開策の一つとして水谷他、選手たちが熱望するのがチーム数の増加だ。水谷は「最低6チーム、できれば8チームに増やしてほしい」と要望を挙げ、石川も「今は4チームしかないので同じチームと3回に1回は試合をすることになる」と指摘する。
 これを受けて松下チェアマンも「強い選手がベンチに座っているだけという試合が結構多くて、もったいない。今年中には新たな男女各2チームを発表し、3シーズン目(2020-2021シーズン)からの参戦を目指していきたい」と豪語する。ちなみに今シーズンのTリーグは男女各4チームによる7回戦の総当たりで行われた。
 だが、新チーム設立には複数のハードルがあり、中でもトップレベルの選手獲得とチームの金策は一筋縄ではいかない。まずTリーグでは各チームに必ず1人、直近2シーズン以内の世界ランキングが10位以内もしくは五輪や世界選手権のシングルス3位以内などのトップレベルの選手(Sランク)を入れるというルールがある。しかしながら獲得競争は厳しく、2019年3月時点の世界ランクを例にとると、男子上位10人のうちTリーグに参戦していないのはトップ3の中国人選手とドイツ人選手の4人だけ。」
Tリーガーの契約は年俸制で、トップクラスの選手で3,000万円程度といわれる。また、チームの年間運営費は総じて2億円前後。開幕当初のリーグの説明によれば、その一部はチケット収入やグッズ収入、放映権料やスポンサー収入などの分配金で賄われるということだったが、初年度とあって計画通りにいかない面もあった」
引用:THE PAGE

 という事で、観客数は1試合平均2千人を達成できなかったのですね。まぁ、岡山武道館でも少ない試合もありましたからねぇ。岡山が所属する男子は、木下グループの1強でしたが、岡山も健闘できたのが大きかったです。来季は優勝を狙えます。選手も熱望しているとありましたが、チーム数増えて欲しいですね。やっぱ4チームは少ない。すぐ2巡目に入ってしまい、マンネリ感が出てきます。チェアマンのコメントだと、来季ではなく、更にもう1年待つような事を言われています。選手獲得という高いハードルがあるのですね。でも世界ランク10位のうち、6人が日本に来てるって、それもすごいです。
 岡山も頑張って欲しいですね。思うにサッカーやバスケと比べて、競技自体は一般庶民と距離感が近いので、一番伸びしろがあると思っています。そんな岡山ですが、面白い取り組みをされていました。

【部活動の入部案内にリベッツの写真やロゴを使ってみませんか?】
「岡山リベッツからの提案です。 入部案内等に岡山リベッツのロゴマークや選手写真等を使ってみませんか?  データを利用されたい場合、下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。 必要なデータをお知らせいただければ、可能な限りご対応させていただきたいと思います。 まずはご相談ください! (学校関係に限ります。詳細はお問い合わせ後、メールにてご案内いたします)」
引用:クラブ公式HP

 いいアイディアですね。前の記事で「こんなところにも岡山リベッツというように地域に根を張るべき」と書いていましたが、部活の入部勧奨にかかわるとは考えましたね。中学校や高校の卓球部で、入部チラシを見ると、森薗選手が「君も卓球部に入らないか」と直接呼びかけるような企画です。データを送れば対応されるとありますが、これってクラブがチラシを作ってくれるのかな。
 よく、「ファジアーノがある風景」というタイトル名を何度か昔使っていましたが、最近は使う事がめっきり減ってしまいました。つまり、こんなところに出てくるよというようなシーンが減ってきているのでしょう。それは新規来場者の割合が(確か)J2最下位という状況に結びついているのかもしれません。ぜひ「リベッツがある風景」というシーンをどんどん増やしていって欲しいですね。

コメント
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