J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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なでしこリーグについて22

2019-04-23 00:01:00 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 昨日、山陽新聞朝刊スポーツ欄でJ2岡山の記事の下に小さく記事が出ていました。なでしこリーグのプロリーグ化です。ちょっとビックリしました。Jリーグがクラブにレディースチームの設立を推奨している事は知っていましたが、日本協会がリーグまるごとプロ化とは。
   
【女子プロリーグ発足検討】
「日本サッカー協会の田嶋幸三会長は20日、女子の強化策としてプロリーグ発足を検討していることを明らかにした。現在は国内トップリーグで、所属先とプロ契約を結ぶ選手は一部。プロ化へはスポンサー獲得などの資金面が課題だが、田嶋会長は『簡単なことではないが、2021、22年をめどに考えていく必要はある』と語った。」
引用:山陽新聞

【田嶋会長なでしこLプロ化へ21年、22年をめどに】
「構想されているなでしこリーグのプロ化について聞かれると(田嶋会長は)『女子も、もう一段落上を行こうと思うと、プロ化というところを通らなきゃいけないと思っています。プロ化するためにはどうするかというのは、今もう具体的に話しているのも事実です。今のなでしこリーグをこれからどういうふうに持っていくかというのは、近いうちに結論を出したいというふうに思っています』との見解を示した。プロ化の実現に向けては金銭面などいくつかの課題をクリアする必要がある。『プロ化を本当に望むかどうかは、プロ化にはどういう資格やどういう要件が必要かということは話をしているところ。それがしっかりまとまれば、実際に具体的なところでゴーサインを出せるんじゃないかと思っています。ただ、簡単なことではない。100%来年からとか、そういうことは言えませんけど、21年、22年をめどに考えていく必要があると思っています。プロ化によって、もっと女子サッカーの活性化を図っていく必要があるというのは共通の考えだと思っています』と、女子サッカー発展に向けた選択肢の1つにプロ化を入れていた。」
引用:日刊スポーツ

 出てくる時期は2021年以降。これは明らかに「ポスト東京五輪」のようですね。日本のスポーツ界であちらこちらで、実は囁かれている話。今や五輪バブルになりそうだが、五輪終了後はどうなるのか、反動が大きいのではないかと言われているようですね。
 現在、JリーグではJクラブがレディースチームを所有する事を推奨していると思っています。なぜか、それはこのPDFを読んでもらえばわかりますが、「損益総括(損益計算書)」の営業費用科目に「女子チーム運営経費」がきちんと計上されています。これは、これからのJクラブはユースチームのように将来は必須になるという事でしょう。また、「Jクラブのホンネは女子サッカーから撤退したい?…なでしこリーグが抱える闇」とあるこの記事では、日本協会が「女子サッカーのチームを持つように」というガイドラインを掲げているという情報もあります。
 岡山には現在、なでしこ3部ですが、チームが2つあり、同じ県内にあるJ2クラブにはレディースチームは設置されていません。さて、日本協会のこの動きが今後どうなっていくのでしょうか。

コメント
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