J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

川淵キャプテン(元チェアマン)について5

2017-05-31 00:01:22 | スポーツ文化・その他

 研修会レポです。
 先日28日(日)に、岡山駅近くの三木記念ホールで開催された、川淵元チェアマンの講演会に参加してきました。その1週間前に山陽新聞で募集記事が載り、アウェー大分戦と時間がかぶるが、こっちへ行こうと思っていました。ちょうどこの日の夜に語る会があるため、アウェー大分戦のPVに参加せず、そのまま情報を遮断して、夜の語る会で生中継状態で観戦する魂胆。さっそくメールで呼びかけたところ、先日Cスタ観戦デビューを飾った丹氏とシマカズ氏が参戦。全日空ホテル前に集合して、会場に行ってみました。
   
 三木記念ホールの2Fへ行ってみると、ネクタイ姿が大勢おられました。我々は普通の私服でしたが、まぁ一般参加者という事で、気にせず受付を済ませる。ホールに入ってみると知った顔発見。いろいろなシーンでご一緒する、O崎元専務理事さんです。その横に3人並んで座らせてもらいました。
 社会貢献等を目的に県内の経済人らで結成した「ワンダーシップ(青春の会)」の設立10周年を記念した公開講演会。約200人が聴講。

 今回の講演会の主催者は「青春の会」。よくわからない組織だったので、調べてみました。経済人の集まりだそうです。同じ名前の組織が県外にも少し見受けられたので、岡山だけでできた会でもなさそうかなと。はっきり覚えてます。ちょうど10年前に同じ川淵氏を呼んで、同じように後援会を開催されています。でも、この時は参加者の一般公募が無く、行きたかったなぁと思ったのを覚えています。
 この記事によれば、平成18年12月7日に設立記念事業として開催され、その時の事業収益をファジ(当時はNPO法人)に寄付しています。ちょうど、ファジが法人化され、全国地域決勝で惜敗した頃かな。懐かしいです。
   
 まずは船長(代表)挨拶と、来賓挨拶。その後組織の10年の歩みとして映像を放映。その後、6名(1名欠席)を表彰。その後、川淵氏が登場し、講演会が始まりました。参加するメンバーと「たぶん、Bリーグの話ばかりで、最後にどうして岡山にはBリーグのクラブが無いのか。皆さん作りましょうと提唱して終わるだろう」と話をして臨みました。
 やはり、JリーグやJ2岡山の話は冒頭のほんの少しでした。ひょんな事からJ1に昇格したチームがいくつかある。岡山もひょんな事で昇格したらどうかと軽~く触れて、その話は終わりました。やはり、川淵さんにはそういう風にしか映っていないんだろなと思いました。
 
 その後はBリーグの話です。たっぷりありました。バスケに関わったのは、2014年に小浜氏(元代表監督)が訪ねてきて、頼まれたのが最初のきっかけとか。「企業名どうするか」「法人化をどうするか」「bjリーグの株式、出資者、債務をどうするのか」の3つが課題だったそうです。
 川淵氏は「コペルニクス的転回」で180度違う哲学を提唱し、新しい切り口が突破口を開く事。ガラッと上に目標を設定する事が大切と持論を展開し、実現が不可能と言われた、物販・土足OKの3,000人入るアリーナが、最近次々と建設計画が進んでいるそうです。

 いろいろとキーワードが出てきましたね。どれも当ブログで似たような論調で口にしたか、したかった話ばかりです。
・VW = Vision & WORKHARD
・Visionが無いところには値打ちが無い
・フェアイズファースト
・地域に根差す空理な理念
・NBLであっても、栃木や千葉は地域に根差して愛されていた

 そういえば、上の言葉をぜひ聞いて欲しい人達も来ていましたね。でも・・・ 思ったのが川淵さんのパワフルな姿。何と80歳だそうです。読者の方も余り知らないでしょうが、川淵さんはバスケ以外にも日本のアマチュアスポーツ界の改革に取り組んでおられたのを知っています。Bリーグの次はVリーグを改革して欲しいと個人的には思っていましたが、ちょっと年齢的に無理か。
         
 昨日の山陽新聞朝刊に「ビジョン持ち生きよう Jリーグ創設 川淵氏が講演」というタイトルの記事がありました。抜粋して紹介。
 川淵氏が「夢があるから強くなる」と題して講演し、ビジョンを持って生きる大切さを熱く講演。バスケ界の再建に取り組み、Bリーグを作っていった経緯を中心に説明。誰よりもバスケ界を良くしたいと真剣に考えたと。Jリーグ創設にも触れ、人間は「何のために働いているのか」「どういうビジョンを持って生きたいか」を自問自答する事が大切と熱弁。

 ぜひ10年後(90歳か)も、また岡山で講演して欲しいですね。閉会の挨拶で、次期船長さんが「あのような年寄りになりたい」といった事を話されていましたが、当方もそう思います。80歳前にして、日本のスポーツ界全体に旋風を巻き起こすという。ちなみに最後の最後に、某先生が「大分戦は2-1で勝って欲しいところでしたが、1-1の引き分けでした」と丁寧に報告してくださり、その後のPVが生中継状態でなくなっちゃいました。それも人生。お疲れ様でした。
川淵氏関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080119
 〃      ③:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051124
 〃      ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051116
 〃      ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051105

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