J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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3×3 プレミア.exe トライフープ岡山について3

2016-07-13 00:01:28 | トライフープ岡山

 生観戦レポです。
 ついに行ってきました。先日、熊本地震の岡山のスポーツチーム合同募金活動にも参加された、トライフープ岡山の岡山大会の観戦に、イオンモール岡山に行ってきました。リーグ(大会名)は「3×3 プレミア.exe」で、ようは3人制バスケ、またの名を「3×3(スリーバイスリー)」で、昔は「3on3」という競技です。岡山でもCスタのEゲート近くにコートがあり、ファジボラで資材を運ぶ際にとく横を通っていきました。
 そして、土曜日は岡山の試合は無かったという事で、日曜日の12時ごろに会場である、イオンモール岡山に行きました。「未来スクエア」って奥にホールか何かかなと思いながらエスカレータを上がっていくと、早くも歓声が聞こえてきました。ここでした。
      
 ルールはしばらく観ていれば誰でも理解できます。「コートは5人制の半分」「1チーム3人でプレー(控え1人)」「ショットロック(シュートを打つまでの制限時間)は12秒」「チームファウル制限は6回」「1試合10分または21点先取」「シュートでラインの外側は2点、内側は1点」「攻守交代したらボールを一度ラインの外に出さねばならない」というのが主なルール。
 ボールを奪ったら、必ず半円の外ラインの外へ必ず出てるし、遠くからのシュートでの得点は2点、つまり2ポイントシュートなんだと、すぐに把握できました。
   
 大会は土日で半分半分出場し、6チームで予選リーグを2試合ずつ行い、その上位4チームで準決勝、勝者同士が決勝というシステムです。岡山は1勝1敗で準決勝に進みましたが、DIME.exeに負けました。それでも昨年参入した岡山は総合2位という成績だったそうです。正直そこまでの成績とは思っていなかったのですが、去年は強かったのですね。ちょっと、この日出場した岡山の選手を観てみましょう。
・中島選手: 薬剤師とレンタルコート事業を営むオーナー兼プレーヤー。募金運動にはこの人が来たのかな。
・比留木選手: 日本ランキング1位。熊本ヴォルターズ所属。
・大森選手: 岡山(西大寺高)出身。岩手ビッグブルズ所属。
・岡田選手: 岡山(玉野光南高)出身。製造会社勤務。
※他にワシントン選手、菅原選手所属。
   
 会場もらったパンフレットをじっくり読んでみました。まず、このリーグ試合の特徴は、お洒落なBGMが流れ、ファッション性が高く、DJのようなMCがずっとそばで歩きながら実況している事。あと、EXEガールという事で、チアガールがいましたね。各チーム1人担当でラウンドガールのようなポーズも取っていました。他には、西日本の所属クラブが極端に少ない事。12チームのうち、関東が7チーム(東京2、神奈川3、栃木1、茨城1)、石川、静岡、大分で1チームずつ、何と韓国のチームも参戦しています。こうしてみると、西日本は大分と岡山だけなので、貴重な存在感です。その分、試合会場は西日本も多い様子。
 各チームのプロフィールを読むと、個人オーナーばかりである事がわかりました。何でも通常のスポーツチームよりも格安にチームを設置でき、運営費も高くないとか。よく女子バレーのクラブは名物監督が作る事例(岡山も)が多かったですが、3×3は本当に個人で作れるんですね。一つのの5人制プロバスケットボールチームを保有するには、維持費が年間数億円くらい掛かると言われていますが、「PREMIRE.EXE」では、プロチームの維持費は500〜600万円で0が2つ違い、参入障壁が低いプロリーグのようです。
           
 各チームで目に留まった特徴を拾ってみましょう。(上左のスコア画像はクリックしたら大きくなります)
・BREX.exe: Bリーグ(JBL)の栃木ブレックスの傘下チーム。
・立川DICE.exe: 立川商工会議所を中心に地元商店街や経済団体が作った立川初の市民スポーツチーム。
・WILL.exe: ソウル市の海外チーム。日本よりも3×3が普及していない韓国で広める目的も。
・アグレミーナ.exe: Fリーグ・アグレミーナ浜松の傘下チーム。
・ダイム.exe: 千葉ジェッツ所属の岡田選手がバスケ好きの芸人・田村裕、大西功二と共同オーナー。
・スタンピート.exe: ヒートデビルズが愛媛に移転し、大分からバスケチームが消えないようにできたチーム。
   
 試合時間は10分とあっという間に試合が進み、次々と違うカードの試合が進められます。ちょっと気になったのがスローインが思ったよりも入らない事。Bリーグでもこんなものなのか、それとも入らないから、ここでプレーしておるのか、よくわからなかったです。いろいろな職業の選手がいましたが、よく調べてみると、5人制バスケとはシーズンをかぶらないようにしているようです。ドラフト制度のようなのがあるようですが、誰でもプレーができるのが一つの特徴のようですね。こういうコラムも見かけました。
 それにしても、イオン岡山という県内な№1の商業モール内でトップスポーツを観戦したのは不思議な感じでした。これが新しいスポーツ文化なのかもしれません。合間の時間で、子ども達を対象にスローイン大会が行われていて、人気があったようです。
    
 客席ですが、1Fはフェンスの内側が有料指定席。フェンスの外は無料席です。見上げると、オーロラヴィジョンもあるし、2Fから4Fの吹き抜けで観戦できます。狭いコートなので、全国どこでもこういうスタイルなのかな。観ている人はみんな珍しそうに観ているし、バスケ少年が何人も熱い視線を向けていました。プレーでも時々盛り上がる歓声が起こっていて、人気の高さを感じました。
 岡山に第一印象からインパクトがある選手がいました。比留木(英語名はHilkeって・・・)選手は背も高いし、ハートも強かったですが、日本人ランキング1位と聞いて納得です。ちょっとオーラがありましたもんね。準決勝で負けて、他の選手とともに客席に向かって深々と頭を下げていました。試合後は岡山ブースでサインや記念撮影など、しっかりファンサービスもやっていましたね。
   
 予想はしていましたが、見事に知った顔は無かったです。岡山のスポーツを語るためには、こういうのも観ておかないといけないのに。そんなものかとも思いました。一人声をかけてきたので見ると、おかやま百年構想の長君でした。SPOC研究会として、来場者アンケートを行っていたようです。さすがです。次の用事があったので、決勝戦は見ずに会場を後にしました。岡山にまた来て欲しいですね。岡山はぜひ今シーズン総合1位になって、世界大会に出場して欲しいです。お疲れ様でした。
3x3 PREMIER.EXE公式HP:http://premier.3x3exe.com/top
トライフープ公式HP:http://exe.tryhoop.com/
トライフープ岡山関連②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160704
   〃         ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150410

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