リスペクト(事例紹介)コラムです。
先日、J’s GOALを観ていたら、川崎さんの計算ドリルのような教材を徳島さんで作られるというニュースを知りました。実は、昨年も実施されており、前から注目しておりました。川崎さんは別格としても、こういう流れが全国のJクラブに広まったらいいのに思っています。岡山とかどうでしょうか、教育県だし・・・以下、抜粋して紹介。
【子どもの体力向上冊子「とくしまチャレンジプログラム」】
J2徳島は徳島県教育委員会と連携して、子どもたちに「体力の向上」について興味や関心を持ってもらえるように、「とくしまチャレンジプログラム」を作成し配布することが決定。平成25年から継続して作成し、今回で4回目の発行。「学校体育はつらつサポート事業」において、本テキストを活用した実技指導も予定。
・内 容:
基礎的な運動能力「跳・走・投」をテーマにした、学校や家庭でも簡単にできる運動プログラムに、今回新たに「蹴」の運動プログラムを加え、他に柔軟やバランス感覚の運動についても掲載。さらに、平成27年12月21日に制定した「元気なあわっ子憲章」の憲章文を掲載し、健康な身体をつくる大切さについて説明。
・発 行:
徳島県子どもの体力向上推進委員会(徳島県教育委員会 体育学校安全課)
・監 修:
徳島大学 教授 佐藤 充宏(スポーツ社会学)
・作成部数:
10,000部
・配布先:
徳島県内小学3年生児童および教職員 8,000人(その他、県教育委員会の体力向上事業などで活用予定)
・冊子の形態:
A4サイズ(横)24ページ
・配布時期:
2016年7月中旬
・主な内容:
①「蹴る」「跳ぶ」「走る」「投げる」の運動プログラム、「柔軟体操」「バランス感覚」の運動プログラム
②選手のフォーム(蹴・跳・走・投)分解写真
③望ましい生活習慣や食習慣、運動習慣(元気なあわっ子憲章)
④チーム紹介
・掲載選手:
福元選手、カルリーニョス選手、岩尾選手、佐々木選手、渡選手、広瀬選手
いいですね。当ブログが日頃口にする地域の宝となる公共財であり、草の根として地域に根付いたホームタウン活動です。よく、チラシを学校に配ったとか、朝礼に社長が出席したという事例を目にしますが、選手の学校訪問以外で本当に地域に根差す活動は、こういうものではないでしょうか。
ただ、徳島さんもJ2に降格されてから低迷が続いていますね。当ブログとしては、ただ、J1を目指すだけでは、徳島さんのようになる可能性があります。なので、しっかり予算も作り、J2を優勝による自動昇格くらいでないといけないと思っています。それともう一つ。お金や動員の面だけではなく、地域の公共財として、しっかり根差せてこそJ1クラブの資格があると思っています。つまり、予算が多いとか、観客動員数がどうとかいう話だけで動くのは、長い目で見るとしんどいかなと。文化になれないクラブはJ1の資格は無いと個人的に思っています。1000年続かないという言い方もしますが。
難しいですね。徳島さんは地域に根差せて文化になれているのに、数字の面で足りていないから今の位置にいる。両立できてるのは、J2では山雅さんくらいかな。「Jクラブの付加価値」を観ると、他にセレッソさんの名前もありました。
J2徳島公式HP該当ページ:http://www.vortis.jp/news/detail.php?pressid=754647
徳島県公式HP該当ページ:http://www.pref.tokushima.jp/docs/2016072000082/
徳島県公式HP「とくしまチャレンジプログラム」:http://www.pref.tokushima.jp/docs/2014070800215/files/1.pdf
J2徳島関連⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141025
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131211
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130925
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130316
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130127
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090425
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081013
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080112
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080107