J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

サポーターについて43

2016-07-09 00:15:49 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今日のヤフーニュースでトップに上がり、すぐに今日の記事にしようと決めました。それくらい思うところのある話題です。Jの試合の不正入場ですが、以前から耳にしていましたが、ヤフーニュースを見て、かなり問題化していると認識しました。横浜さんなどネットで出てきた4クラブの情報です。以下、抜粋して紹介。
   
【J1横浜】
 J1横浜は8日、公式サイトで「試合観戦における不正入場について」と題する声明文を発表。今季Jリーグ各クラブを苦しめている観客の不正入場について警告。クラブは「今シーズンに入ってホーム、またはビジターのお客様に関わらず、小中学生のチケットを意図的に購入し入場しようとする大人の来場者が後を絶たない」と現状をまず報告。「この行為はJリーグが主管する試合運営管理規程第5条に抵触する重大な違反行為ということだけでなく、スポーツのフェアプレー精神にも反する行為」とし、「クラブとしては、こうした行為は断じて禁止し、その行為が発覚した場合には、厳重に対処」と警告。
 今季Jリーグでは、本来「大人」の観戦チケットを購入すべき来場者が小中学生などのチケットを意図的に購入して観戦する事案が続発しており、他のクラブでも発表。6月15日にはJ2のC大阪が6月12日に行われた岐阜―C大阪戦(長良川)のアウェー入場ゲートで不正行為があったとしてC大阪サポーターを無期限入場禁止にしたと発表。J2清水も6月19日の清水―千葉戦(アイスタ)において、本来、大人チケットを所持すべき来場者による小中高チケットでの不正入場行為が確認されたと発表している。
スポニチ該当記事:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/07/08/kiji/K20160708012925270.html
J1横浜公式HP該当記事:http://www.f-marinos.com/news/detail/2016-07-08/120000/101846

【J2・C大阪】
 6/12:ホーム岐阜戦アウェイ入場ゲートにおいて、本来、一般チケット(大人)を所持すべきC大阪のサポーターが、小中高チケットで入場する不正行為を確認。今シーズンに入りホームゲームを主管する対戦チームより同様に数件報告。この行為は、Jリーグ試合運営管理規程第5条「(禁止行為)正当なチケット又は通行証を所持せず入場すること」に抵触。
(Jリーグ試合運営管理規程:http://www.jleague.jp/aboutj/control/
 本件については調査を行なった結果、実行者を特定。同規程第9条「入場拒否、退場命令、物の没収」に基づき「C大阪のJリーグ公式戦(ホームゲームおよびC大阪が対戦するアウェイゲーム)への無期限入場禁止」処分を実行。(C大阪U-23を含む)
 このような行為が続きますとホームゲームにおいても、過度なチケットチェックを行う必要があり、スムーズな入場に支障をきたす可能性が発生。
J2・C大阪公式HP該当記事:https://www.cerezo.jp/news/2016-06-15-5/

【J2清水】
 6/19:ホーム千葉戦において、本来、大人チケットを所持すべき来場者による、小中高チケットでの不正入場の行為が確認。この行為は、Jリーグが主管する試合運営管理規程第5条に抵触。本件については調査を行なった結果、実行者が特定され、同規程第9条「入場拒否、退場命令、物の没収」に基づき対処。
J2清水公式HP該当記事:http://www.s-pulse.co.jp/news/home_detail/33515/

【J2京都:2010年】
 7/28:ホーム浦和戦において、本来、大人チケットを所持すべき浦和サポーターが、小中高チケットで入場する行為が発生。この行為は、不正に入場しようとするものであり、決して許されない行為。当事者に関しては、当クラブの試合管理規程に基づき、その日のご入場を拒否。また、Jリーグに定める統一基準に照らし合わせ、当クラブとしましては当事者に対して以下の処置を決定。
・浦和レッズホームゲームへの入場禁止 5試合(入場禁止期間中のアウェイゲームも入場禁止)
J2京都公式HP該当記事:http://www.sanga-fc.jp/news/info_detail/13004

 全く悲しい話です。Jリーグが開幕して13年。未だにこの問題が普通に発生する事が残念でなりません。この4クラブを見ると、J2でもある事、2010年の京都さんの事件を見ると、以前から何年かごとにこの事件が発生している事がわかります。表面化していないだけで、実はJ1でもJ2でも何かしら起こっている事なのかもしれません。
 ファジボラやOSSボラで、普通にゲートに立つ立場なので、この問題は他人事では無い気がします。過去に自分の目の前を通過した来場者の方でそういう人がいたらどうしようと、現場にいた人間としてつい思ってしまいます。
 では、防止法はあるのか。個人的にはチケットの色を変える事。これは複数のコンビニで取り扱われている事もあり、簡単にはいかないかな。シーチケ(年パス)は自クラブで発行するために、手は打てますが、チケットはクラブ外でも発行されています。後は、何か目印を印字することかと。丸に「小」とか「中」「高」とか入れれば、まだチェックしやすいと思います。
 セレッソさんの公式HPに「このような行為が続きますとホームゲームにおいても、過度なチケットチェックを行う必要があり、スムーズな入場に支障をきたす可能性が発生」とありますが、実はファン・サポーターとの信頼関係の上で普段のゲートは運営されている事を説明している文章になりますね。今後も、ファン・サポーターの責任ある行動をお願いしたいですが、Jリーグとして、何か画期的な対策を取られる事を希望します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする