留守録TV観戦レポというよりはコラムかなと。
昨日、U-17W杯の96JAPAN(U-17日本代表)の決勝トーナメントが昨晩あり、さあ留守録して寝ようと思ったら、「U-17、ベスト8ならず」というネットニュースが目に入ってしまう。生中継じゃないかいなと、すっかり冷めてしまいました。でも、ここまで追ってきたチームなので、敗退でも最後まで見届けるべきかなと思い、留守録をしました。以下、ネット情報も織り交ぜながらお届けしたいと思います。
U―17W杯は決勝トーナメント1回戦で日本はF組3位のスウェーデンに1―2で惜敗。2大会連続3度目の8強入りは果たせず。今回もポゼッションサッカーで攻めたが、相手の高さに苦しみ、前半に2失点。猛攻を仕掛けた後半にオウンゴールで1点を返したが及ばず。わずか2本のパスで先制点を献上し、続いてカウンターから失点。後半に1点を返したが、無常のホイッスル。この試合もチュニジア戦から先発6人を変更。登録21人の平均身長はスウェーデン1m83cmに対し、日本は1m71cm。組織力で相手の高さに対抗し、後半はほとんどの時間を敵陣でプレーし、ボール保持率75%だったが、縦へのボールがなかなか入らず。
スウェーデンは勝負強かったという事でしょうか。スウェーデンはボールを回されることを想定した上で、きっちりと日本対策を敷いてきたようです。スウェーデンは元々ポゼッションに強かったが、日本戦ではロングボール一発のカウンター攻撃に徹していました。しかもカウンターのスピードが速く、帰陣も速かったです。
通常、年代別代表は大会ごとに監督が変わるようですが、2011年のU-17の結果を受け、吉武監督がもう一度今回U-17代表を率いる事となり、実はこの次の代表の指揮を執ることも決まっているそうです。これは日本では異例な事と言われていますが、海外ではよくある事だそうです。なぜかと言うと、この年代は継続した強化が必要であり、年代ごとや世代ごとにコンセプトがコロコロ変わってしまっては、継続した強化が出来ないと。このU-17世代は吉武監督の志向するサッカーをしっかりと踏襲することで、継続した強化を狙う事になります。2年後のU-17(98ジャパンになるのか)にも期待しましょう。
さて、ここでどの選手が現時点で2020年東京五輪代表に名前を連ねるのかというところで、7年後が23歳という事は現在は16歳で'97年生まれの選手をピックアップしてみました。以下のとおりになるのではないかと思います。
GK 21 阿部 航斗 1997.08.01 185cm 76kg アルビレックス新潟ユース
DF 20 坂井 大将 1997.01.18 165cm 59kg 大分トリニータU-18
MF 4 鈴木 徳真 1997.03.12 166cm 60kg 前橋育英高校
MF 12 三好 康児 1997.03.26 166cm 62kg 川崎フロンターレU-18
FW 9 小川 紘生 1997.02.23 168cm 66kg 浦和レッズユース
FW 19 杉森 考起 1997.04.05 170cm 58kg 名古屋グランパスU18
まあ、これ以外の96ジャパンの選手もオーバーエイジで出場するパターンもありますね。これで96ジャパンは解散となりますが、これらの選手達とは、7年後東京の新国立競技場でお会いしたいと思います。お疲れでした。今度はJリーグで暴れて下さい。良かったら岡山のJ2チームに来てみませんか?