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日本代表のこと・・・213

2013-10-19 10:16:53 | サッカー(日本代表、W杯等)

 録画観戦レポです。
 FIFA U-17ワールドカップ UAE 2013のグループDのロシア戦です。昨日深夜にOHKで放送しており、留守録していました。ちょっと起きて生観戦までは元気なかったです。朝、トイレに行った時につい、携帯でヤフートップニュースでチラッと何か観えてしまいましたが、まあいいや。
 グループDですが、日本は4大会連続7度目、アジアU-16選手権2位です。ロシアは13大会ぶり2度目で、UEFA U-17欧州選手権1位、チュニジアは3大会ぶり3度目、アフリカU-17選手権3位、ベネズエラは初出場で南米U-17選手権2位となっています。この顔ぶれを観ると、ロシアがヨーロッパ王者という事で一番の強豪のようです。
   
 キックオフです。'96年か'97年生まれの選手で構成されているU-17の大会。日本代表は「96ジャパン」という名前が付いているようですが、フジテレビもいろいろよく考えますね。前回の2011大会はベスト8。7年後に東京五輪がある訳ですが、この世代はちょっとずれるのかな。解説ではU-16世代がちょうど対象になるため、このチームの何人かが東京五輪に出ているという事になります。
 ロシアは長身で堅守という事で、ロシアのトップリーグで活躍している選手もいるそうです。GKは広島ユースの白岡ティモシィ選手。柏U-18の会津選手(№15)も先発で出ていますね。15番も追いたいと思います。監督は「10人がボランチでもいい」と口にする吉武監督。
 ロシアはヨーロッパ予選の決勝ラウンド5試合で1失点しかしていない堅守だそうですが、日本ボールになると、ロシアは1人残して一気に下がります。日本は崩せるか。

 吉武監督は大分の方。大分U-15コーチから県トレセンコーチ、日本協会ナショナルトレセン九州担当チーフコーチから、U-15日本代表監督に就任して現在に至る。2011年U-17W杯で18年ぶりにベスト8に進出し、フェアプレー賞も受賞と書いていたら、№17瓜生選手(筑陽学園高)の見事なミドルシュートが決まる。日本 ゴォール!!! 瓜生ゴール!★ 1-0。日本先制しました。堅守のロシアもビックリした事でしょう。あれはGKも獲れないでしょう。
 ここで、U-17W杯の歴代の成績を観てみましょう。
【2011年メキシコ大会】:ベスト8           南野(現J1・C大阪)、中村、秋野(現J1柏)
【2009年ナイジェリア大会】:グループリーグまで 宇佐美(現J2・G大阪)、柴崎(現J1鹿島)、高木(現ユトレヒト)、宮市(現アーセナル)
【2007年韓国大会】:グループリーグまで      廣永(元J2岡山・現J1・F東京)、鈴木(現J1柏)、柿谷(現J1・C大阪)、山田(現J1浦和)、齋藤(現J1横浜)
【2005年・2003年大会】:アジア予選敗退
【2001年Tトバコ大会】:グループリーグまで    藤本(現J1名古屋)、矢野(現J1名古屋)
【1999年・1997年大会】:アジア予選敗退
【1995年エクアドル大会】:グループリーグまで  いわゆるゴールデンエイジ世代。小野(現Wシドニー)、稲本(現J1川崎)、高原(現J2東京V)
【1993年日本大会】:ベスト8:             中田英寿、宮本恒靖、松田直樹、戸田和幸(現シンガポールリーグ)
【1991年~1985年大会】:アジア予選敗退

 前半ですが、ずっと日本ペースで進んでいます。吉武監督の大きな声での支持がよく聞こえます。昔の大熊監督を思い出しました。日本サポーターも大勢行っているようですね。大きな声援がよく聞こえます。解説では不気味な静けさとも言っています。つまり、日本が前へ攻勢に出てくると一気にカウンターで反撃を食らうかもしれないと。三好選手(川崎U-18)の惜しいシュート。このチームでは面白いレフティが多いようです。試合を観る限り、日本の方が全然ポゼッションは強く、試合を支配しています。ここで前半終了。

 さあ、後半スタート。当ブログではサッカーはどのカテゴリも全部好きという事で、こういう若い世代も普通に観ますが、この世代の観戦がいいのが将来の未来像を思い描きながら観られる点です。その典型的な例が、昔ユースの国際大会だったが、現A代表の川嶋選手が活躍していた時に、この選手はいいぞ、将来絶対にA代表で活躍すると思って観ていました。そうしたら現在の通りです。今回の96ジャパンもそういう見方をしながら観戦するのが楽しみです。ゴールデンエイジが準優勝したワールドユース大会が一番印象に残っていますね。
 ロシアはマイボールになっても単発な攻めですが、解説では不気味と言っています。守って守って相手が疲れたところを一気に反撃に出ようというのは、どこかのチームみたいですね。
   
 96ジャパンの出場メンバーはとにかく毎回変わるようです。獲れないロシア、獲らせない日本という展開です。ポゼッションは負けていないし、ロシアのプレスも緩いですね。後半16分にロシアペースになり、GKへのバックパスの処理ミスから攻め込まれましたが、ラッキーに防ぎきれました。GKの白岡選手はファンブルもあって少し荒削りな印象ですが、将来が楽しみな存在です。
 後半はシュートが少ないです。吉武監督は「ポゼッションは点を取られないためと同時に、点を取るため」と話されています。ここで3人目の交代。先制点をあげた瓜生に替えて投入したのが、アジア予選MVPの杉本選手(帝京大可児高)で、最後を締めるようです。杉本は既にJ1鹿島に入団が内定している注目の選手とか。
 という事で、そのままホイッスル。1-0で日本勝ちました。ヨーロッパチャンピオンのロシアから金星を上げました。90分を通じていいサッカーでした。吉武監督のポゼッションサッカーがよく出ていた試合だったと思います。
 D組ではチュニジアがベネズエラを2─1で下し、日本とチュニジアが勝ち点3としました。96ジャパンは21日にベネズエラと、24日にチュニジアと対戦します。将来のA代表であり、東京五輪の選手も含まれている96ジャパンをみんなで応援しましょう。

 話は変わり、今晩のFOOT×BRAIN(19日23:30より)は「Jリーグ2ステージ制は是か?非か?」というタイトルで、当ブログでも強く注目しているテーマです。ゲスト出演者はどちらかと言えば賛成派ばかりで、単なる告知や宣伝に終わる可能性があって微妙ですが、読者の皆さんぜひご覧下さい。当ブログの提案が出てきたりして。

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