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Jリーグファミリーの資格31 【J特】

2012-06-28 00:22:05 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 Jクラブの「選手による」社会貢献活動の中に、「食育」活動があります。以下の2つのクラブは最近、J's GOALに出ていた素晴らしい事例です。以下、抜粋して紹介。
   
【J1札幌】
 オフィシャルパートナーのJAグループ北海道と、今年で3回目となる「みんなのよい食JA親善大使」を今年度は全道10会場で開催。この活動は選手が全道各地で子どもたちと一緒に「よい食」とは何かを考える活動。

・活動日: 5月27日(日) 10:00~  ※各地区3時間前後
・活動地区及びJA親善大使(選手等)
<道南地区>
・場所: 函館市千代台運動公園競技場
・JA親善大使: 中山雅史、横野純貴
<札幌地区>
・場所: 札幌ドーム屋外サッカー練習場
・JA親善大使: 砂川誠、大島秀夫、河合竜二
<胆振地区>
・場所: 伊達市立伊達西小学校
・JA親善大使: 杉山哲、櫛引一紀
<後志地区>
・場所: 倶知安町旭ヶ丘公園多目的広場
・JA親善大使: 山本真希、高木貴弘
<空知地区>
・場所: 深川市立一已小学校 
・JA親善大使: 芳賀博信、内村圭宏
<留萌・宗谷地区>
・場所: 天塩町鏡沼総合運動公園
・JA親善大使: 岡本賢明、宮澤裕樹
<十勝地区>
・場所: 帯広市競馬場南側運動場
・JA親善大使: 石崎監督、古田寛幸、岩沼俊介
<北見地区>
・場所: 美幌柏ヶ丘陸上競技場
・JA親善大使: 日高拓磨、奈良竜樹
<上川地区>
・場所: 上富良野町社会教育総合センター
・JA親善大使: 岡山一成、前貴之
<根釧地区>
・場所: 釧路町総合体育館
・JA親善大使: 近藤祐介、三上陽輔

・基本内容
�みんなのよい食お弁当教室
・サッカー教室に参加する子どもたちに、地元食材(北海道)を活用したお弁当を作り持参。使用した食材やお弁当作り等で感じたことをメモして発表。
・運動後みんなで自分たちが作ってきたお弁当を食べる。
�クイズや体験による農業やJAの理解促進
・地域農業を理解する簡単なクイズや精米などの加工食品体験、Aコープ店での1日店長などを実施。食と農と命の大切さなどを学ぶ。
�みんなのよい食JA親善大使によるトークショー
・サッカー選手の食に対する思い、食事の大切さとそれを生産する農家への感謝の心、農業のことなど。
�サッカー教室
・JA親善大使が指導しプロのサッカー技術を教える
J1札幌公式HP該当ページ:http://www.consadole-sapporo.jp/news/2012/05/012651.html
JAグループ北海道公式HP該当ページ:http://ja-dosanko.jp/education/report/ambassador_02.html

   
【J2愛媛】
 5月14日(月)に中予地区で実施した学校訪問企画「選手と一緒に笑顔で給食を食べよう」題して「給食先生」プロジェクトを、6月4日(月)に南予地区にて実施。このプロジェクトは、青少年の憧れの存在の一つであるプロスポーツ選手と楽しい給食の時間を共有することで、食事の行為そのものを楽しいと感じてもらうことができ、また選手自身が大きな声で食前食後のあいさつをし、全ての食事を残さず食べるような模範となる行動を示すことで、子ども達の日ごろの行動改善のお役に立てるのではないかという考えのもと立ち上げた企画。

<2012シーズン 愛媛FC選手 学校訪問企画 南予地区 「給食先生」概要>
日 時: 6月4日(月)(東予地区は、9月25日に開催)、給食の時間とその後約1時間の合計2時間程度となります。
対 象: 愛媛県内の全小学校(1校あたり1クラスの応募。各地区ともに10校程度の開催)
訪問校及び参加選手
<6月4日(月)開催 南予地区訪問学校>
【参加選手】
・八幡浜市立双岩小学校: 内田 健太選手・東 浩史選手
・伊方町立二名津小学校: 園田 拓也選手
・宇和島市立天神小学校: 前野 貴徳選手/藤 直也選手
・宇和島市立鶴島小学校: 兼田 亜季重選手/小笠原 侑生選手
・宇和島市立明倫小学校: 久場 光選手/秋元 陽太選手
・宇和島市立高光小学校: 村上 巧選手
・宇和島市立石応小学校: 大山 俊輔選手
・宇和島市立北灘小学校: 浦田 延尚選手/越智 亮介選手
・宇和島市立畑地小学校: 有田 光希選手/高杉 亮太選手
・愛南町立船越小学校: 赤井 秀一選手
【内容】
・1校につき選手1人か2人、スタッフ1名で訪問。
・プログラムの内容は各学校の事情により異なる。
<プログラム例>
�選手と給食を一緒に食べる
�給食後の昼休み時間に体を使った触れ合い、またはボール遊び
�選手と一緒に清掃活動を行う
<具体的に選手が模範となる行動例>
・元気な声でのあいさつ
・給食を残さず食べる
・体を使って元気に遊ぶ
・時間いっぱい行う清掃活動、等
J2愛媛公式HP該当ページ:http://ehimefc.ecgo.jp/blog100531171958.html

 当ブログでは、以前より選手の社会貢献活動で「ユメセン」のような学校訪問を強くPRしてきましたが、こういう「食育」の学校訪問もいいですね。もっと選手を街に出したらどうかという声に、「選手が怪我をしたらどうするんですか?」と反論した事例がありましたが、給食を食べてどうやったら怪我をするのか聞いてみたいです。「普及コーチが年間に、たくさん出前サッカーを実施していますが」という声もありそうですが、それは「コーチ」による通常事業であり、100%社会貢献と言い切れないと思います。読者の皆さんの地元クラブは、ちゃんと選手を街に出していますか?

 「食育」いいと思います。岡山でもどうでしょうか。岡山は農業県であり、袖スポンサーにJA共済が入っているし。例えば、主なホームタウンの倉敷市や津山市でやってみるとか。選手が来るかどうかはまた別の話になるでしょうが。

コメント (2)
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