J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

カリスマの存在117 【J特】

2012-06-01 00:01:21 | カリスマの存在

 生中継観戦レポです。
 黄色ジャパンのACLラウンド16の生中継観戦をしにウルトラスへ行ってきました。思えば、平日の夜、仕事帰りに岡山のスポーツバーへ行くのも楽しいものでした。他のチームでは味わえない体験でした。相手は外国のチーム。グループリーグ戦では4チームともチャンピオンチーム、まさにアジアのチャンピオンズリーグにふさわしい試合でした。

 ベガサポのくに氏登場。単身赴任の住まいが近くにあるとか。いいなぁ、飲んで下さいという環境ですね。そこで、いろいろと東京のスポーツバー事情を聞きました。東京にはスポーツバーがいっぱいあるとか。先日、初体験したフットニックですが、恵比寿は小さい方で、大崎店はもっと大きいとか。もっぱらHUBがいっぱいあり、お店によっては3つのモニターに別々の試合が映され、それぞれのサポが応援している光景もあるとか。そして、その後に放映予定の欧州の試合を観に、欧州サポが入れ替えを待つという光景。何とも、岡山では考えられない景色です。HUB柏店には以前に行った事がありますが、東京のスポーツバーへ行ってみたいなぁ。
   
 アイカさん、みろっこさんが次々と到着。サポーター席映りました。デカいスタジアムの中に、ちょびっとの黄色い軍団。でも、熱いし声もよく聞こえていました。ふとあるサポに目が留まってみんな大騒ぎ。「ふんどし君だーっ!」と。昨年の出来事で、もう2度とお目にかかる事はないと思っていたので、うれしかったですね。うれしがりながら、「でも、大丈夫なん?」と心配も。黄色いチームはこういうキャラクターが昔から登場する事が魅力の一つなのかもしれません。ふんどし君はみや長時代に活躍されたサポ。みろっこさんとかに聞いても知らない様子。とにかくまた会えて良かったと。少し体調が悪い中、頑張ってウルトラスに来たかいがあったなぁ。

 試合も始まる。実況でははっきりと「日韓戦」と言っています。やはり、このACLでは「ジャパン」なのでしょう。うろたん氏が来ているACL仕様のユニの袖には日の丸あるし。先発はいつもの顔ぶれです。相手は、家長??ベンチでした。イグノ、そして背の高いCFがいるらしいと。試合が始まって、その長身FWにロングボールを蹴り始める。そして、実況で「韓国はこれはいけるぞという顔をしてます」と聞こえる。おいおい、そうくるかと。前半は0-0でしのぎましたが、ネル監督のコメントにもありましたが、点が入ってもおかしくない展開でした。
   
 後半に入って、いわゆるド突き合いが始まりました。1点先制されましたが、ニーヤンの気合ヘッドが決まる。この時点でふと、「ブリーラム戦を思い出してきた」と口にしてしまう。ゴール前でのもつれ合いで、菅野がゴールラインからボールを掻き出し切れず、オーバーラインによるゴールとコールされる。一同えーっ!?と発しましたが、スローで再現されると心の中で「入ってるわ」と呟いてしまう。続いて、イグノの見事なボレーシュートが決まって、3-1。あきらめムードが漂ってきました。イグノといえば、J2に降格間際だった磐田を救った男というイメージが未だに残っています。そのイメージそのままのやられようでした。
 TJが根性の鋭角ゴールを決めましたが、残り時間が少なすぎて余り期待できず。そのままホイッスル。柏の冒険は終わりました。FC東京も負け、日本勢はベスト16で全チーム姿を消してしまいました。結局、ACL使用アウェーユニ(ブラック)は一度も袖を通される事はありませんでした。ミステリィですね。

 ACLを総括してみると、一番思うのは選手層の違いです。グループHの広州、とにかく資金の掛け方が違うチームでした。この蔚山も選手層の厚さを感じました。もし、ロボ君がイグノに少しでも近い決定力を持っていたら、結果は変わっていたかもしれません。交代して出てきたFWはハヤシビッチ(やっしーとも呼ばれていますが)。林も悪くはないですが、イグノと比べるとFWの少なさが気になりました。
 ACLで優勝した浦和やG大阪の頃は、もう少し選手層が厚かったのか、他の国が薄かったのかわかりませんが、とにかく選手層の違いを感じましたね。この日も、柏の代名詞であるポゼッションサッカーが全く機能せず、パスミスも多く、セカンドボールを取られてばかりでした。ある意味負けるべくして負けたのかもしれません。

 ネル監督の「またこのACLに戻ってくるために、Jリーグでタイトルを取るという目標が俄然強まりました」というコメントを耳にして、期待感が出てきました。よく、ACL組は負けて戻ってから復調すると言われていますが、これからはリーグ戦一本。もう国際試合はありません。他のJクラブとイーブンです。しかも、W杯予選の中断期に入るので、ちょうど休みを取れます。これから、復調まっしぐらという感じがしてきました。
 ネル監督は、「連覇」のような事を口にされましたが、去年と同様の「6位以内」にしておいて、本当の目標はACL出場権のある「3位以内」ですか。実は当ブログでは、ACL出場目指して頑張って下さいと書いていましたが、優勝しています。なので、ひょっとしたら思わぬ順位に行くかもですよ。

 あと、気になるのはFWの補充。キタジがJ2熊本へ行き、ロボ君があれからずっとベンチ外の状況を見ると、明らかに新しいFWが来る予感がします。小見ダイレクターにはもともと、FWにもブラジル人選手という構想があったようです。森本という噂も聞いた事があります。中断期が終わって、リーグ再開の頃には、新しい顔が加わっているかもしれません。とにかくお疲れ様でした。

 ふと、RYKN公式HPを観ると、北嶋選手との指切りについてのレポート映像「キタジとの約束」が出ていました。「どんなにレイソルが苦しい状況なっても、どんなにつらい状況になっても、レイソルを支えると、守ると約束して下さい」とキタジ選手とゴル裏サポーターみんなが、指切り拳万を歌いました。いいですねー 選手とファン・サポーターの距離が近い「幸せな関係」だからできるセレモニーです。うらやましい・・・

コメント
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