J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

スポーツ文化の素晴らしさ

2006-09-27 00:13:56 | スポーツ文化・その他

つい先日、すごい言葉にカルチャーショックを受けました。(よく受けますが・・・(笑))
 桃スタの感動の余韻もそこそこに、すぐに違う話題に入ります。それがこのブログのいい所というか、ええ加減な所というか・・・
 『プロ車いすバスケット選手』です。プロバスケ選手ではなく、車いすの選手なのです。その言葉を聞いただけで「何じゃそれー、何か素晴らしい~」と感動を覚えました。先日24日(日)23時からRSKで放映された「情熱大陸」にその方が登場したのです。それが・・・留守録を失敗して見られなかった、「ネットに情報あるだろ」と思ってましたが、全然なかった。失敗しました。甘かったです・・・
  
 「プロ車いすバスケット選手・岩野博」ということで、いろいろと少ない情報からいくらか岩野選手についてわかってきました。以下集めた情報を要約して紹介。
 現在岩野選手は、オーストラリアの車いすバスケットチームで、プロとしてプレーされてます。また、日本全国の小、中学校で、年間60~70回以上の講演を通し、スポーツの楽しさ、素晴らしさを伝えておられるそうですね。岩野さんは高3の時にオートバイ事故で背骨を骨折し、足が動かなくなったそうです。地元の病院に入院してリハビリ中に車いすバスケットに誘われたとか。岩野選手はずっとバレーボールをやっていたせいか、「障害者ができるわけない。きっとおもしろくない」と車いすバスケットをバカにしたそうです。しかし、そのプレーを目の当たりにして「障害を持つ人がこんなに動けるのか」。あまりの激しさに「人間のやるスポーツか」と、もの凄い衝撃を受けるとともに車いすバスケの道に入っていったそうです。 まともに他の選手について走れるようになるまで5年かかり、何度も断念しようと思った岩野選手を周りの人が励まし続けたそうです。いいですねー 
 岩野選手が所属している『千葉ホークス』は、日本では最強チームの一つで、26歳の頃から、全日本の候補選手に選ばれるようになり、パラリンピック3回、世界選手権2回、日本代表として出場し、2002年、プロとしてオーストラリアへ。所属チーム(パース・ウィルキャッツ)の優勝に貢献し、翌年、オーストラリアリーグでベスト5に選ばれたとか。すごいですねー 
 オーストラリアには日本のような「芝生立ち入り禁止」などの看板はないそうです。車いすテニスは見たことがあります。通りがかったマスカット球場で見かけました。車いすテニスは、健常者と障害者の方が力を合わせてプレーを行います。車いすバスケは私は映像でも見たことはありません。しかし素晴らしいスポーツ文化であることはよくわかります。そういう面で広く普及しているアメリカ、プロリーグがあるオーストラリアのスポーツ文化は素晴らし過ぎます。日本ではまだまだその域に達するのは時間がかかりそうですが、そういう文化を知ったことに感謝したいですね。
岩野選手の言葉に「スポーツは苦しいモノではなく、楽しいモノです。みんなでスポーツを楽しみましょう」というのがあります。その通りだと思います。 
『プロ車いすバスケット選手』、その言葉だけで元気が沸いてきました。
 

コメント (2)
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