J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

カリスマの存在38

2006-09-15 00:32:20 | カリスマの存在
オシムさん、ちょっと一休みですね。また「オシムの言葉」を抜粋紹介してみましょう。第3章「分断された祖国」編です。深いーですよ。
旧ユーゴサッカー界では、分離独立を交渉カードに要求を飲ませる手段がしばしば用いられたそうです。2002W杯予選ではモンテネグロのサッカー協会事務局長が、協会の独立をちらつかせながら、自らをユーゴ協会の新会長への就任を主張。クラブで、ズベスタ(秘密警察)とパルチザン(軍)の関係って何?という風にすごいキーワードが出てきます。当時、イタリアW杯のユーゴ監督をしていたオシムはすごい信関係があったようです。「こんなエゴイスティックなプレーをする男は要らない。もっと献身する男が必要」とサビチェビッチを切ったが、曲者でプライドが高い彼も、オシムの優秀さを認めているからこそ、ボイコットもせずにベンチに入り、黙って出番に備えたとか。ジェフ時代も使われなかった選手たちが多少の不満を漏らしながらも、「自分には合わないが、いい監督であることは間違いない」と口をそろえるとか。今後の代表選手からもそんな事を言う人が出るかも。
オシムの引き出しの多さはすごい。ウイスキーを酌み交わして飲んだとしても、朝まで話題はサッカーだけとか。彼の頭にはサッカーしかないのだ、という事です。サッカーの課題が出れば、最良の方法をずっと考えている。運転しながら、食事をしながら、酒を飲みながら、風呂に入りながら・・・だからあのような変幻自在の練習メニューが次から次へと出てくるのですね。
いやー、できることなら1度オシムさんと飲んでみたいな。朝までずっとサッカーだけ語る(サッカーを語る会というのは馴染みがあるなぁ)っていうのを体験してみたい。しかも戦術、技術などハイレベルな話ばかりの宴会か・・・わからなくても、そこにいる幸せを感じるだろねー
という事でここまでです。「本」も中身が濃いので抜粋も時間がかかります。
コメント
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