ガメラとゴジラ
世田谷村には白足袋が住んでいるが、沖縄にはキジムナーだけでなく、ガメラとゴジラが住んでいる。
気付いていない人が多いと思うので、地域住民への注意喚起のため書いておこう。
ガメラはNOAの代表者:本庄正之氏のことである。
彼の設計した沖縄武道館を「ガメラ」と言った子どもがいたとのことだが、いい年をしたおばちゃんまでそう思ったので、他にもいるだろう、いや絶対いるに違いない、お互い仲間がいることを知らないだけだ、そうだこの際同類を探してみようじゃないか、お~い、お~い、この指とまれ~!
???
とにかく、今日から勝手に一人でそう呼ぶことにした。
いや、せめて今日だけでもそう呼んでみる。
で、ゴジラとは誰か?
写真家の勇崎哲史氏のことである。
沖縄の彼の部屋に伊福部昭の分厚い本がいくつか・・・。
伊福部昭と言えば、「ジャジャジャン、ジャジャジャン」のゴジラの映画音楽の作曲家である。
勇崎さんは北海道出身だし、伊福部昭も北海道出身だ。
前から、気になってた。
ひょっとして・・・???
この間会った時、尋ねたら、
「うん、叔父さん。」
で、その時から勝手に一人でゴジラと呼ぶようになっていた。
沖縄には怪獣・妖精が集まるのか。
いやぁ、怪獣をやっつけるウルトラマンもいるなぁ・・・(生みの親は故金城哲夫氏。あけずば織りの上原美智子さんは彼の妹)
沖縄で三つ巴の戦いがおっぱじまったらどうなるか・・・
ギャオーッ、ギャオーッ、ハッシ、ハッシ、ピコピコ、ピコピコ
・・・オツムの中は怪獣映画の世界へひとっ飛び、3分間近く伊福部昭の「ジャジャジャン」の音に合わせて自分まで闘ってしまった、危ない危ない。
閑話休題。
そのゴジラが本土にやってくるので、地域住民への注意喚起のため、ゴジラから来た予告文をここに紹介しておく。
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奈良市に出向いて、
無謀ともいえる講座を開講することにしました。
この講座は、やがて座学界のトライアスロン的鉄人講座、と呼ばれ、
あるいは講座の反面教師として、歴史に刻まれることと思います。
http://www.copi-nara.jp
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この間、奈良で会った時に「写真講座」の話は聞いていたが、チラシを見て、\(◎o◎)/!
文字通り、「トライアスロン・鉄人講座」、ゴジラはいつの間にか鉄人28号になっていたのだ。
そうとう硬派の講座である。
今のアマチュアの写真状況・・・写真機は普及してはいるが、コアになる写真の見方・とらえ方の部分がごっそり欠落している。
私は、昔から写真雑誌はほとんど見ない。
写真倶楽部とも無縁だ。
上記の理由からである。
シ・ン・ド・ク・ナ・ッ・テ・シ・マ・ウ・ノ・ダ。
今のカメラは誰が写しても写る。何とか絵にはなる。
それよりも、「何故それを撮るのか、撮らずにおれないのか・・・そこに写す人の人間が現れているいい写真を見たい。
写真は作品であると同時に思考手段でもある。
演奏家が音で思考するように、ダンサーがダンスによって思考するように、写真家は写真によって思考する。
その人の”語り”のある写真をいい写真と私は思っている。
「上手いなあ。」だけの写真は後に何も残らない。
私と同じようなことを沖縄でゴジラは考え続け、ある朝目覚めて鏡を見たら自分が鉄人28号になってしまっていることに気付き、私に告白してきたのだ。
思うところある人は、鉄人28号のHPで講座内容を見てみるといい。
残念ながら、超絶美的魔女KOKKOはガメラ(ノアの箱家)との格闘の続きが残っているので、ほとんど参加できないのだけれど。