kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

事故処理

2010-12-20 | 出来事
久々の文書きです。

ここ数日は寺報と年賀状の作成に追われ、

携帯から写真だけの更新でした。

お越しの皆様 コメント返信も出来ず


本日 体調不良のかおるを学校まで向かいに行くべく、

17:22。

国道6号線から国道51号バイパスに入り間もなく、

2車線の中央分離帯よりの右車線がいやに混雑、
近づけば何と追突事故直後・・・・


営業車らしきバンがBMWにぶつかって

パンパーが飛び散っている状態。

見ればまだBMWには人影が・・・・

直ぐに近くに止めて 

発煙筒と点滅誘導棒を持って近づき安否を確認。

聞けば警察には連絡済みとのこと・・・

双方外傷はないものの、気の動転は目に見えて分かりました。

とりあえず直ぐに命の別状なしを確認しひと安心

しかし、後続を見れば日没後の暗がりの中で
退勤時間と重なって流れが滞っているのがはっきり!と

自分の持ち出しの発煙筒と双方の車両から持ち出した発煙筒を炊き

後続車に事故発生を知らせ、

事故直後の何とも言えない状況かの中

まだ車内に留まっている人命確保の為に

点灯誘導棒を大きく降って、何とかスムーズな車線変更を促していました。

事故確認から20分過ぎてもまだ警察車両は見えず、

発煙筒の終わりも目に見える頃、

信号で止まる車に声をかけ発煙筒をもらえるよう呼びかけましたが、

2台とも確認もせず「ない!」と言って走り去り、

世知辛い世の中に憂いを感じていた矢先、

声をかけた車の後続車のトラックの運転手さんが、

窓から発煙筒を4本も渡してくれて、

中央分離帯の草むらに入ったものを探すのに

時間はかかりましたが何とか警察車両が来るまで、

安全に現場を確保することが出来ました。


それにしても夕方のあんなに通る車

誰一人安否や心配、手伝いの声をかけてくれる人はなく、

野次馬で出てきた近所の人も 遠巻きに見ながら

その場を後にして行きました。

確かに素人が勝手なまねをして二次災害を招くことは

得策ではありません。

しかし、声を掛け安否の確認や気に掛けることをしても

罰は当たらないと思うのですが・・・

事故を起こしたくて運転する人はいません。

ましてや事故に遭遇することを想定して運転する人も

あまり居ないと思います。

起ってしまった事故に対して周りのものが何が出来るのか、

どうするべきなのか?

取手駅での無差別殺傷事件のように、

全く関係ない人を傷つける人間が横行する中で、

どこまで関わることが良いのか?

私自身も答えは見い出せません。

でも、もしそれで自分が傷ついたとしても、

残された家族には悲しみに中でも誇りを持って

生きていってもらいたい・・そう願っています。


我が家は些細な事故でも必ず声だけは掛けることをしています。

何でもなければそれが良いし、

何かお手伝いできることがあればそれも良し。

自分がされて嬉しいことはしてあげたい。

自分がされていやなことはしない。

そんな生き様を子どもにも見せていけたらと、

今日の事故を通して改めて思うのでした。


発煙筒をくれた方

「有り難うございました」

お陰さまでその後迅速な対処が出来ました。


皆さんも安全運転を・・・