がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

悩ましい話じゃのう

2005年09月16日 | 模型
 さ~て、ショップ単位では今月22に一旦〆となる、スタジオ27製マクラーレンMP4/20のキットですが、予約すべきか否かが非常に悩ましいです。先ず以て悩ましいのは、スタジオのHPが更新されておらず、未だにMP4/20のサンプル画像が拝めないこと、そしてデカールがカルトか否か、更にはタバコデカール以外にドライバーネームデカールとジョニーウォーカーのロゴ&マークのデカールがフォローされているのか?、この辺りの事が全く不明なので未だに予約を入れておりません。そもそも、ブラジルのRED5ってメーカーが、同じくMP4/20のキット化を発表してるんですが
RED5のMP4/20スペイン仕様
こちらも入荷時期が来月か再来月初め頃ってのが何となく判明してるだけで、価格と実際のパーツのサンプル画像(インスト用のCG画像は上がってるけど)が上がってきていないのですが困る。デカールは、質的には単なるシルクか場合によってはオフセット印刷のデカールである事は想像に難くないんですが、そうとは言えカラーリングに難を持つMP4/20製作に於いて、RED5の方はデフォルトでカラーリング用デカールが二台分入ってるところがユーザーフレンドリーなので捨てがたい。更にインスト通りのコンセプトであれば、組み立てにくさはラテンキットらしく通常の3倍になったとしても、作る側にとっての面白味としてはスタジオより遙か上になる可能性大ありなとこが悩ましさを助長してくれやがります。

 両者の最近の傾向を鑑みますと、デカール等の付帯要素の前に、先ず肝心のボディーフォルムが気になるのは言うまでもありません。特に、今年のMP4/20の最大の特徴と言えば、怖いまでにエグられたサイドポンツーンの形状。実車でもカウルをウニウニ捩りながらオープンさせるほどのタイトさなのですが、これをRED5がどう処理してフルディテールにするのかも気になりますが、スタジオはどうもボディー形状の考証がいい加減な場合が多く、カウル非オープンのプロポーションモデルでありながら、F2003-GA/F2004/R25と立て続けにエグレが足りない状態で市場に放出してきてるので、今シーズン最大のエグレを誇るMP4/20が。もしエグレ足りない形状なら、それは致命傷にさえ成りかねないっすからねぇ。
昨年型MP4/19と比較すると

←MP4/19
←MP4/20


これくらいエグレっぷりが違うわけでして、当に今年の早さの秘密!って感じの超重要部分。これが再現されてなけりゃ、四次元ポケットのないドラえもん、顎の無い猪木と同じで、最早MP4/20に非ずって感じ。ところが、先述の通り、スタジオのキットってかなりの確率で




←→

こういう似て非なるものを出してくる可能性があり(違)、やはり実際にリリースされる形状を確認してから最終判断をしたいんですよね。通販に利用させていただいてるAMCさんにも、チッコイ画像しか掲載されておらず、今のところ川口浩探検隊に調査に乗り出して欲しいくらい両メーカー共に謎だらけ。ん~、どうしようかね?ガレキはリリース時に購入するか否かを決定しなければ、時間が経ってからの購入には、特に私のような地方在住者の場合は至難の業になってくるから困りものです。
 スタジオもRED5も、ユーザーの視点に立って、製品を販売する以上は最低限の情報くらい公開してくれよ~って思いますよ、ホント。安い買い物じゃないんだから。

 そんな訳で、もう二三日情報収集に当たった上で、スタジオ製を買うか否か決めるとします。「両方買っちゃえ!」って説もありますが、年内にMFHからフルメタルフルディテールのFW16が出るようなので、その予算を確保しておかねばならず、本年最強マシンと言えど、二つも三つも買ってらんないですよ。でも、絶対に一つは押さえておきたい車種であります。

★と、思ったらついさっき見ると、16日付でスタジオのHPが更新され、画像がうpされてますた!
スタジオのMP4/20
お?ポンツーン前半の鬼絞りが少々足りない気がするのと、ノーズがこれでもまだ厚すぎる以外は、予想外に良い感じではないですか?アンダートレーとの接合面は、前のR25もそうだったんですが、本当は逆テーパーなんですけど、こればかりは型抜き考えると難しいだろうから、ユーザー各自でご自由にってとこかな?ん~、こりゃ手軽そうなスタジオにすんべぇかな?かなり傾いてきました(笑
コメント (4)
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