がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

F2003-GA その2追補版

2004年11月19日 | 模型
 前回の「製作記その2」をUPした後、リアウィングを見ていたんですが、どうも微妙に一番下の羽根と真ん中の羽根との平行が出ていない気が・・・・・。念のためノギスで計測してみますと、やはり0.6mm程上下方向にずれてて平行が出ていないことが判明。他の二枚のウィングを仮組みして調べた結果、一番下のウィングだけやや斜めに傾いてることが判りました。どこでこうなったのかとウィング翼端板の最初から開いてる穴の位置関係を調べたところ、あろうことか一番下のウィング用の穴だけ、左右の翼端板で約0.5mmの位置ズレが出てました(汗)。信用した私がバカでしたな。悩んでも仕方ないので修正を施すことにしたんですが、一旦ハンダ付けしちゃったパーツをバラすのには相応のリスクが伴います。そこで、最悪の場合はタミヤのF2001のリアウィングを改造して対処出来るか否かを調べたところ、F2001とF203-GAでは翼端板と真ん中の羽根がほぼ同じ形状で使い回しが効きそうです。一番下のウィング部も似た様な形状なので、ボディーとの接合部のみエポパテ等で整形し直せば、後は何とかなりそうな事が判りました。っつーか、最初からF2001のパーツを改造した方が、精度ガタガタのメタル製ウィング組むより簡単にシャキッと出来そうですな・・・・。
 とはいえ、何となく意地みたいなものもありますので(笑)、ハンダ付けした一番下のウィングの内片方だけ丸鋸で潔く切断。あらゆる治具を駆使して今度こそ水平・垂直をキッチリ出してからガッツリハンダ付けしました。・・・・・ら、今度は頑張りすぎたらしく翼端板部分のパーツをかなり溶かしてしまうという二次トラブル(笑)。こんどは溶けた部分にアルミ板を貼り付けた上で、八つ当たり気味にハンダをブリブリ盛りつけてやりまして、根性で元に戻しました、っつーか戻ってくれました。いやぁ、危なかった。慣れてる方はご存じかと思いますが、アルミにはハンダが効かない上に放熱性が高いので、この手のメタルパーツに対するハンダのパテ的使用には、マスキングの役割を果たしてくれるので重要なアイテムです。

 他にも、一番上のフラップだけ幅が0.7~0.8mm小さい状態なので、次はこれも何とかしてやらなければなりませんですなぁ・・・・・。

 メーカーに言いたいのだが、精度が出せない素材を使ってるんだから、取り付け穴なんて開けなくても、基準となるモールドだけ入れてくれたら充分なんですけどね。っつーか、穴が開いてる分修正するとなると色々面倒になっちゃうので、まさしく小さな親切余計なお世話ですな。っつーか、メタルパーツの梱包の仕方をもっと考えた方が良いと思うのはワシだけか。例えば、前ウィング・後ウィング・足回り・小物と4種類に分別して梱包するだけでも、搬送等の途中に於ける余計なパーツ変形を防げると思うんだけど。

 そんなこんなで、追補編でした。
コメント
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