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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

「おは天」のポスター目撃

2010年04月25日 | テレビ・ラジオ・メディア

やはり廊下で、「おは天」のポスター目撃。

朝5時半からの番組とは思えぬ、妖艶な美女3人の写真にびっくり。

左から、大山ゆうかさん、石澤綾子アナ、大野恵アナだ。

もちろん、3人とも、実物は写真以上の美しさです(笑)。

「イチオシ!」のポスター発見

2010年04月25日 | テレビ・ラジオ・メディア

局内の廊下で、「イチオシ!」のポスター発見。

ヒロさん、いい男じゃないですか(笑)。

控室は和室

2010年04月25日 | テレビ・ラジオ・メディア

「ほんわかどようび」初出演。

「スキップ」の頃とは控室も変わった。

広い和室は、ちょっと新鮮。

本日もHTB北海道テレビへ

2010年04月25日 | テレビ・ラジオ・メディア

札幌市南平岸の高台にあるHTBの局舎。

屋上には“on(おん)ちゃん”。

建物の壁面に、いつも掛っている大きな垂れ幕は、現在、「ほんわか
どようび」(土曜12~13時)だ。

HTB「イチオシ!」で、寅さんに遇った

2010年04月24日 | テレビ・ラジオ・メディア

午後、HTB「イチオシ!」でコメンテーター。

司会はヒロ福地さんと、産休中の森さやかアナに代わって国井美佐アナだ。

で、スリーショットの記念写真(笑)。

ニュースでは、舛添新党と民主党の高速道路料金問題でコメントした。

それから、「イチオシ!」では、よくデパートの催事場からの生中継がある。

今回は、札幌東急で開催されている「お国自慢 味・技くらべ」。

信州の「おやき」も出てきた。

いつもの藤尾仁志さんがレポートしていたが、原一平さんも参加。

原さんは、「男はつらいよ」の寅さんの物真似で知られている。

映画の全48作を、全部劇場で見てきた者としては、とっても嬉しいゲストだった。

千歳科学技術大学の新学長

2010年04月24日 | 大学

北海道新聞で川瀬正明先生を発見。

以前勤務していた千歳科学技術大学の、新しい学長に就任されたというのだ。

川瀬先生は光通信技術の第一人者であり、2007年には紫綬褒章を受章している。

そんな研究・教育の業績もさることながら、その誠実さと温厚な人柄が支持されたのだと思う。

記事によれば、千歳科学技術大学の今年の入学者は、前年度を100人も上回ったという。よかった。

川瀬先生、学長就任おめでとうございます。

今朝の「トークDE北海道」

2010年04月23日 | テレビ・ラジオ・メディア

今朝のUHB「のりゆきのトークDE北海道」は、富良野特集。

フラノマルシェ、カンパーナ六花亭など、最新スポットが紹介された。

中でもカンパーナ六花亭の美術館は、巨大なガラスを通して、風景もまた一つの”作品”となっており、素晴らしかった。いつか行ってみたい。

ちなみに、本日の放送が、上智大に移ってからの初出演でした。

札幌は曇り空

2010年04月23日 | 日々雑感

今日の札幌は、曇り空。

さすがに、もう雪はない。

地面の緑も増えてきた。

でも、桜は、まだ先だ。

多分、連休明けじゃないかな。

日本列島、やはりタテ長なんですね。

「3年生ゼミ」立ち上げ→札幌へ

2010年04月23日 | 大学

昨日(木)、3年生のゼミも開始。

初回のメインイベントは自己紹介だった。

新任なので当たり前とはいえ、本学にこれまで存在しなかった我が
碓井ゼミに参加を表明したフロンティア、勇気ある諸君(笑)である。

「みんなで充実した1年にしようではないか」と決意を固め、終了後、
羽田へと移動。

最終便で札幌へと飛んできた。

今日(金)も例によって、午前中がUHB「のりゆきのトークDE北海道」、午後はHTB「イチオシ!」でコメンテーター。

『サンデー毎日』で、「女性キャスター」についてコメント

2010年04月22日 | メディアでのコメント・論評

発売中の『サンデー毎日』(5月2日号)で、「女性キャスター」についてコメントをしている。

見開きの記事のタイトルは、「女性キャスター 春の格付け」。


・・・最初のコメントは冒頭に置かれていて、

「まず、キャスターには3つの要素が必要です」

そう指摘するのは、元テレビプロデューサーの碓井広義・上智大学教授(メディア論)だ。

「第一に『言っていることに間違いがない』という信頼度。次に、自ら意見を言うとき、極端だったり偏ったりしないという安心度。そして好感度」

・・・日本テレビの丸岡いずみアナについては、

「素材はいいのに局側の運用のせいで出番が少なく、印象が薄くてもったいない」と、残念ながらCランクの評価だ。

・・・TBSの青木裕子アナに関しては、

「華があるし、今後は男性問題が出なければメーンも。“恋愛体質”ですが、どれも職場恋愛で、玉の輿願望というか打算的な恋をする人ではなさそう。野球選手と浮名を心配する向きもあるが、自分の立場は理解しているはず」と期待をかけ、Bランクに位置づける。

・・・NHKの有働由美子アナは、

「頭のいい人だから、自分の役割を心得ている。ここが我慢のしどころ」と話す。番組自体は好評なので、今後に期待のBランク。

・・・そして、

碓井教授は、NHK深夜枠の新番組「Bizスポ」に起用された飯田香織(40)を挙げる。

「記者出身で経済に強い。信頼度、安心度は高いし、成長が楽しみ」とAランクへ。

・・・理想のキャスターは? という質問に対して、

碓井教授は「NHKクローズアップ現代の国谷裕子(53)。問題を自分で理解したうえで話している」と高評価。


・・・以上、『サンデー毎日』でのコメントでした。

皆さん、頑張ってください。

『日刊ゲンダイ』で、ドラマ「チェイス」についてコメント

2010年04月21日 | メディアでのコメント・論評

先日取材を受けた『日刊ゲンダイ』に、NHK土曜ドラマ「チェイス~国税査察官」の記事が出た。

見出しは、「脱税ドラマ NHK「チェイス」は見ごたえある~「ハゲタカ」を超えるか」。

記事は、まず冒頭で、「ハゲタカ」以来の話題作になるという声もある、としている。

はい、私はそう思っています(笑)。

続いて、マルサと天才脱税コンサルタントの攻防を描いた物語といった内容の説明。

出演者たちが“芸達者”な面々であること、中でも主演の江口洋介は、査察官OBの元に何度も足を運んで、役作りに励んだようだ。

初回には、タックスヘイブンの島を利用したレンタカー会社の20億円の脱税が登場したが、「ハゲタカ」の時のように、リアルな脱税の手口が描かれていた。

というところで、私のコメント部分となる・・・


このドラマの凄さはその程度ではない。

上智大学教授の碓井広義氏(メディア論)が、こう絶賛する。

「脚本がしっかりしていて、スピーディーでミステリアス、映像にも工夫がある。

それにNHKとは思えないベッドシーンまであるのにはビックリです。

マルサを素材にした重厚な人間ドラマという見方もでき、今期のドラマでは出色の出来です」

2回目はレンタカー会社が地下銀行を利用したり、(マネー)ロンダリングしたりする手口が描かれる。
(日刊ゲンダイ 2010.04.21付)


・・・「社会派ドラマ」という、一種懐かしい言葉がしっくりくるドラマは、近頃、そんなにあるものではない。

「タイムスクープハンター」シーズン2の見どころ

2010年04月20日 | 「日刊ゲンダイ」連載中の番組時評

『日刊ゲンダイ』の連載コラム「テレビとはナンだ!」。

今週、取り上げたのは、NHK「タイムスクープハンター」である。

昨年に続く第2シリーズ。

今回も、主演の要潤、そしてスタッフが頑張っている。


見出し:
「タイムスクープハンター」シーズン2の見どころは?

コラム本文:
テレビ映画「24」がヒットした頃から、日本でも続編を「シーズン2」などと呼ぶようになった。

NHK「タイムスクープハンター」も堂々の“シーズン2突入”だ。

主人公は未来から来たジャーナリスト(要潤)。

毎回、過去の日本にワープして、ある出来事に関わる人々への密着取材を敢行する。

シーズン2の初回は室町飢饉の救援隊だった。

餓死寸前の庶民のために、公家に掛け合って食糧を調達するなど必死の救援活動を行う男たちの話。

彼らは歴史的には無名の存在だが、この“名もなき男たち”を描くところが番組のミソであり、他の歴史番組との違いだ。

先週も「旗振り師」という珍しい仕事に従事する男たちが登場した。

通信技術が発達していなかった明治時代。

相場を左右する重要情報である米価を、いち早く伝えたのが「旗振り通信」だ。

各地の山の峰に人を配し、旗を振ることで米の値段をリレーしていく。

ネット時代の今だからこそ彼らの苦労が実感できる。

このドラマのカメラは常に揺れていて、まさに“現場からの中継”を見るようだ。

演じているのはもちろん役者だが、彼らもまた無名の人々。

決して巧みとはいえない演技が、逆に奇妙な迫力とリアル感を生んでいる。

歴史は英雄・豪傑・為政者のみによって作られるわけではない。

シーズン2では、その視点がより明確になった。
(日刊ゲンダイ 2010.04.20付)

今期、際立つドラマ『チェイス~国税査察官~』

2010年04月19日 | メディアでのコメント・論評

新聞の取材を受けた。

先週末から始まった、HNKの土曜ドラマ『チェイス~国税査察官~』についてだ。

私の評価はいたってシンプルで、「傑作です」(笑)。

多分、現在放送中の全ドラマの中で、ピカイチではないかと思う。

まず、坂元裕二さんのオリジナル脚本がいい。

十分な取材を行ったのだろう。国税局査察部(江口洋介たち)と脱税コンサルタント(ARATA)、双方の活動(脱税の手口を含め)が細部まで描かれていて、見事だ。

また、江口洋介とARATAだけでなく、江口の妻を演じる木村多江や、ARATAと“ワケあり”の麻生久美子といったキャスティングも当たっている。

木村多江さんは、以前、別のコラムで「日本一不幸の似合う女優」と“命名”したら、その後、世間に広まり、すっかり定着してしまった(笑)。

このドラマでも、初回、いきなり航空機事故で亡くなってしまって、びっくり。

やはり不幸が似合うのだ(笑)。

そして、画面全体の“狙った暗さ”、というか陰影の効いた映像設計も、見ていてゾクゾクする。

物語展開のテンポも軽快で、見ている側が消化不良にならないよう配慮しながらも、心地よいスピード感がある。

一見ゼイタクな海外ロケ(ハワイをヴァージン諸島に見立てていた)さえ、必要なものとして効果を上げていた。

顔見世興行の初回が済んで、いよいよ脱税と摘発の闘いが始まる。

素直に、次回も見たいと思っています。

「ギャラクシー賞」報道活動部門選考会

2010年04月18日 | テレビ・ラジオ・メディア

このところ、「ギャラクシー賞」報道活動部門選考会の会場は、早稲田にある「かわうち」というお店。

ご主人のご好意で、開店前の店内で開催されるのだ。

下期の入賞作を選び、その後、年間の大賞などを決定するのだが、たっぷり3時間以上に及ぶ討議が続いた。

結果発表は後日。

選考会が終了する頃、お店は開店となる。

選考委員たちは“お客さん”に変身し、懇親会(お疲れ会)が始まるのだ。

いえ、もちろん全員自腹です(笑)。

半世紀前、放送界の“大物”たち

2010年04月18日 | 本・新聞・雑誌・活字

立石書店。

続けて、店内を探索する。

まず、71年7月の『文芸』臨時増刊、「高橋和巳追悼特集号」を発見。

高橋和巳は、この年の5月に亡くなっている。

桑原武夫や野間宏の弔辞や、武田泰淳、堀田善衛、竹内好などの追悼文が並ぶ。

そして、本日の目玉は、平井常次郎『あどりぶ対談~テレビ・ラジオを中心に』(衣食住出版、60年)だ。

ジャスト50年前の本である。

著者の平井常次郎は、60年代から70年代にかけて朝日放送の社長(後に会長)を務めた人物。

この本は、当時の雑誌『放送朝日』に連載した対談を集めたものだ。

対談相手は、芸能人、財界人、文化人など30人。

その中に、正力松太郎(当時、日本テレビ会長)、吉田秀雄(同、電通社長)、野村秀雄(同、NHK会長)などがいた。

現役時代の彼らの“肉声”に接するようで、かなり面白い。

これは収穫でした。