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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

なるほど、少人数制の大学だ

2010年04月02日 | 大学

有楽町・東京国際フォーラムでの入学式の後、四谷のキャンパスに移動した。

ここで、各学科に分かれて、「学科別集会」なるものが行われたのだ。

教員と新入生との、初対面である。

ここで驚いたのは、新聞学科の新入生とその家族が、それほど大きくない教室一つに入ってしまうことだ。

今年度の上智大学文学部新聞学科の1年生は、約60名。

といっても定員通りなんだけど(笑)、確かに少人数制だ。

新入生の“お世話”をしてくれるのは「ヘルパー」と呼ばれるボランティアの在学生たち。

全学部の各学科にヘルパーがいて、彼らに引率されてのキャンパス案内ツアーが組まれ、何十組というグループが、あちこちを歩き回っている。とても微笑ましい光景だった。

「記念写真」を撮るのも、ヘルパーたちの仕事。

60名の新入生、私たち7名の専任教員、そして先輩であるヘルパーがそろっての一枚です。

入学式に出た

2010年04月02日 | 大学

新しい仕事場なので、あれもこれも初体験で、面白い(笑)。

入学式もそうだ。

会場は東京国際フォーラム。

聖歌隊が登場してゴスペル、じゃなくて(笑)讃美歌を歌ったり、神父様による「祝福」があったり、神学部の学生代表が「マタイによる福音書」を朗読したりする入学式は初めてだ。

さすがフランシスコ・ザビエルにつながる歴史をもつ、カトリックの大学である。

何しろ1549年 (天文18年)というから、約460年前にフランスシスコ・ザビエルが来日。

ザビエルは「日本人の資質を高く評価し、日本の首都に大学をという希望をローマへ書き送ったことが上智大学設立に結びついた」というのだから、びっくりだ。って驚いていていいのか、分からないけど(笑)。

とはいえ、私自身は、特に宗教をもっているわけではない。

親類縁者の葬儀は仏式が多く、クリスマスにはケーキを食べ、大みそかに近所の神社へ“二年参り”に行く。

多分、ごく一般的な日本人的宗教環境(笑)で暮らしていると思う。

四谷キャンパスには、ここに住んでいる神父様たちがいて、普通にすれ違う。

こういう日常も、これまた初めての体験だ。