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『感性創房』kansei-souboh

《修活》は脱TVによる読書を中心に、音楽・映画・SPEECH等動画、ラジオ、囲碁を少々:花雅美秀理 2020.4.7

・魅力の100円パン/京都伊三郎製パンーその1

2019年05月21日 18時33分12秒 | ■つれづれに(日記)

 わが食生活変革のきざし  

 今年に入って、「パン」を食べる機会が増えた。これまで「パン」といえば、「甘いもの」が欲しいときに「菓子パン」の類をおやつ代わりに食べる程度だ。そのため「食事としてのパン食」となれば、月に2、3回というところだろうか。

 その《食生活パターン》を変えるきっかけとなったのが、表題の『京都伊三郎製パン』なるものを食べ始めたことによる。巻末に掲げた同社の〈ホームページ(HP)〉をご覧になるとお判りのように、同社のパンは「食パン」などの一部を除いて、〝定価〟はすべて1個《100円》となっている。

 かといって、格安商品にありがちな〝少品種大量生産〟ではなく、〝多彩な商品種〟に加え〝質・量〟いずれも充実している。店舗による多少の違いはあると思うが、筆者が訪れる福岡市東区塩浜の〈福岡・和白店〉(サトー食鮮館和白店内)は、優に120~130種類はあるようだ。

 HP「メニュー」の「商品紹介」には、ジャンルごとに〈菓子パン:45〉をはじめ(※数字は種類数)、〈調理パン:51〉〈食パン:3〉に続き、〈クロワッサン:7〉〈サンドイッチ:16〉〈フランスパン:2〉、そして〈要予約商品:7〉〈新商品:9〉、さらに〈季節限定商品:1〉と、実にきめ細かな商品戦略を展開している。 

 もっとも、販売商品の種類や製造個数については、おそらく〝日ごと・店舗ごと・商品ごと〟に、曜・祝祭日や天候さらには当該地域・学校区の行事等に応じ、そのつど《独自のマル秘マネジメント&マーチャンダイジング》によってアレンジしているはずだ。

             ★

 熟成パンの感激

 以上、多少マーケティング論調にはなったが、筆者はすっかり〝伊三郎パン〟に魅了され、気がつけば毎週金曜日のおやつ時に、必ず買い物を兼ねて「和白店」を訪れるようになった。その際、計5~7個の「菓子パン」と「調理パン」に加え、「玄米パン」と「熟成食パン」を各1斤(いずれも180円)、それにコーヒーをワンカップ購入し、店舗横のちょっとしたラウンジに座る。

 本を読んだり原稿を書いたりしながら菓子・調理パンを2、3個食べるわけだが、長いときは3時間以上そこに浸りきりということもある。「金曜日の夕方」という独特の解放感が何とも心地よいのかもしれない。

 そして帰宅後すぐに行うことは、買って来たばかりの「熟成パン(4枚切り食パン)」をトースターに1枚入れ、カラッとしたキツネ色になるように焼き上げ、軽くバターを塗って食べること……。〝やや乾いた表面のカリカリ感〟と〝ほんのちょっとの内部のしっとり感〟とが絶妙に響き合う。そのハーモニーが〝芳醇な香り〟とあいまって《食パンなるものの完成形》を暗黙裡に物語っている……。

 ……と言えば、〝大袈裟な表現〟との誹(そし)りを免れまい。だが筆者自身にとっては、躊躇なく〝すとんと胃の腑に、そして心の奥底に〟降りて来たのは確かだ。ついでに言わせてもらうなら、齢七十余にして《パンをトースターで焼いて食べる》ことの真意魅力を〝やっと学んだ〟というべきだろうか。

 となると、次なるテーマは《焼かないパン》の〝食し方〟をどうするかということになろう。つまりは「ジャム」類等の選択と使用法ということだが、現下の筆者にとっては、とりあえずは《苺ジャム》ということになる。

 ……そうなのだ。筆者は〝一時期〟……というより〝短い期間〟……否!〝きわめて短い時間〟そう信じ、短期集中的に《苺ジャムづくり》に励んでいた……のだ……………が……………。(続く)

 

 ◆『京都伊三郎製パン』公式ホームページ クリック

 

   

    ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ いちごジャム ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

 

 お手製の苺ジャムってこれなのね。ちょっと〝お味見〟よろしいかしら。 

 ……う~ん、なかなかのものよ。レモン蜂蜜がよく効いて……。 え? まだ冷蔵庫に〝これからジャムにしようとする苺〟があるんですって? 

 ……………あら、これって《あまおう》なのね。福岡が全国に誇る最高級の苺ブランド……〔まい・るい・おきい・まい〕が名前の由来よ。それにしても「2パック:1,000円」だなんて……あたくし「2パック:680円」くらいになるまでは絶対に買わない !  

 それにしても、こんないい苺ジャムにするなんて……信じられない! ジャム用の苺って〝旬を過ぎた、ちょっとキズがあるくらい〟で充分なの。こんな大粒でみずみずしいものを、ブチブチつぶしてグツグツ煮込むだなんて……。 

 ああ。やだ! やだ! あまおう》ちゃんが可哀想……。このまま〝何も手を加えないで食べて〟あげなくちゃ。だから、ねっ、一緒に召し上がりましょ!?……ほら、ほら、一瞬でも新鮮なうちに………さあ、さあ……………

 

 ……………あっという間だったわね……。何というおいしさ、まろやかで、甘く優しくとろけていくような……。ああ~ 言葉にならないわ!

 あなたは今、とってもすばらしいことをしたのよあたくしと 《あまおう》 ちゃんを一瞬にして同時に〝幸せ〟にしたんですもの。その分、あなた自身も〝大きく満ち足りた幸せ〟が約束されたのよ。

 ねえ、ねえ。目を閉じてみて。ほら、そのステキな想いが今あなたの全身に広がり始めたでしょ……? ねっ?

 

 ……聞いてる? ね~え、聞いてるの? あれっ? 眠ちゃったの……?


2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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wa~o! (yuka)
2019-06-26 04:03:42
 その節はご指導ありがとうございました。
それにしても、器用でいらっしゃいますね。イチゴ・ジャムを作られるなど。
 私も5、6年ほど前までは毎年何瓶か作ったことがあります。イチゴはとてもデリケートな果物のようです。つぶし方や火の通し方一つにしても、結構繊細な配慮が必要な気がします。作り方にしても実際の作業にしてもシンプルで簡単なようですが、それだけに奥が深いといえるかもしれません。
 もっとも先生のことですから、きっと事前研究をみっちりなされた上での実作なのでしょうね。
 わたしも「あたくし」様のように「お味見」にお伺いしたいと思います。本当に。
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〝お味見〟OKで~す! (秀理)
2019-06-26 06:00:38
 「イチゴジャム作り」……今度ぜひご指導ください……と言いたいところですが、諸事情により〝開発研究〟を断念し、現在、先の〝開発研究による副産物〟を鋭意〝消化中〟です。

 やっと「残り2ビン半」ほどまで消化いたしました。それにしても、なぜこのようになったのか、未だに謎多き「イチゴジャム開発プロジェクト」でした。嗚呼!

 yukaさんの分は「別格」としてキープしておきます。ご主人にもぜひ〝お味見〟を!
 
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