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黄帝内経素問 宣明五氣篇 第二十三 第三節 語句の意味 1-3

2013-03-11 09:25:45 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 宣明五氣篇 第二十三

第三節

 五藏化液、心爲汗、肺爲涕、肝爲涙、脾爲涎、腎爲唾。是謂五液。

 五味所禁、辛走氣。氣病無多食辛。鹹走血。血病無多食鹹。苦走骨。骨病無多食苦。甘走肉。肉病無多食甘。酸走筋。筋病無多食酸。是謂五禁。無令多食。

 五病所發、陰病發於骨、陽病發於血。陰病發於肉、陽病發於冬、陰病發於夏。是謂五發。

 

語句の意味 1-3

五藏化液=ごぞうはえきをかす・五液(汗・泪・涎・涕・唾)の由来について、清・張志聡<素問集注>「五藏が水穀の津を受け、外竅に淖注し、化して五液となす。」

五液=五臓化生の液のこと。心は汗、肺は涕、肝は泪、脾は涎、腎は唾の五種の分泌液の総称。<素問宣明五気論>参照。

 

心爲汗

心主汗=しんはかんをつかさどる・汗は五液の一つで、心に属している。

汗と血は、同源異流である。

臨床上、多くの汗証は、心と関係がる。

たとえば、心陰の虚は、心火が内擾し、盗汗をあらわす。

心陽の虚は、衛陽がかたまらず、自汗をあらわす。

心気の熱は、いつも汗を出す。

発汗が甚だしければ、心陰を傷って、亡陽をおこす。

心気がまさに竭する時は、油の様な汗を出す。

ゆえに「汗は心の液なり」、「奪血するものは、汗なく、奪汗するものは、血なし」といわれる。

<素問宣明五気篇>「五臓の化液、心は汗となす。」

 

肺爲涕

涕=てい。①鼻涕のこと。鼻みず。鼻汁。五液の一つ。鼻腔をうるおす作用がある。肺は鼻に開竅し、風寒が肺を犯せば鼻づまりや鼻みずを生ずる。肺気が燥熱すれば、鼻孔がかわき、甚だしい場合は衄血する。肺気が虚寒すれば、澄んだ鼻涕を流す。

<素問宣明五気篇>「肺は涕と為す。」

<素問解精微論>「涕泣する者は脳なり。脳は陰なり。髄は骨の充なり。故に脳滲みて涕と為す。」

②なみだ。

 

肝爲涙

涙=るい。五液の一つ。眼球を清潔にし、潤す作用がある。肝は目に開竅する。悲によらずして涙出するのは、多くは病状であり、その弁証論治は肝との関係が強い。

<素問宣明五気篇>「肝は涙をなす。」

<霊枢口問篇>「目は宗脈の聚る所なり。液の上る道なり。悲哀愁憂すれば心動す。心動すれば五蔵六府みな揺す。揺すれば宗脈感ず。宗脈感ずれば液道開く。液道開いて泣涕出づ。」

 

脾爲涎

涎=せん・口液で、すなわちよだれのこと。脾に伏し、胃に溢し、脾胃が不和となると口より流れ出る。

 

腎爲唾

唾=だ。①五液の一つ。涎とあわせて涎唾あるいは唾液と称する。腎経の一絡脈は上って舌本を挟み、舌下の廉泉穴に通じているので腎との関係が深い、腎虚水泛(陽虚)で多唾するものは、唾液はさらさらして冷たく、腎陰不足により虚火上炎するものは、唾液は少なく咽は乾き、口中がなまぐさく塩からい感じがする。→涎。

<素問宣明五気篇>「腎は唾を為す。」

②吐(と)に同じ。

<素問脈要精微論>「肺脈搏つこと堅にして長なるはまさに血を唾することを病むべし。」

 

漢方用語大辞典

 

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