ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

筍流し

2019年04月29日 | 俳句

 連休3日目。今日は一日中天気予報通りの雨で、最高気温も16度と鬱陶しい1日でした。やはり着付教室のイベント〝着物でランチ〟に行かなくてよかった!シトシト程度じゃあなく結構な降りでしたから。

 最近誂えた着物もあるし、先日は是非着てくださいと言って戴いた着物もあるし…だから着ていく場所を作らないとと思っていますので、機会があれば着て出かけたいんですよ。そうでもしないとまた忘れてしまいそうで、怖い。

 しかし、今日はなんにも予定なしで、のんびりと…ああ、いや、いや必死で俳句をひねっていましたよ。暇なら読まなくっちゃいけない本もたくさんありますので。だから時間はいくらでもいるんですけどね。

 ところで、今日のY新聞のコラム欄に〝筍掘り〟のことが書いてありましたが、山口県では、手入れが行き届かず荒廃が深刻化する森林を、健全な姿で次の世代へ引き継ぐため、森林の整備を目的とした「やまぐち森林づくり県民税」を平成17年4月1日から導入し、個人年額500円が徴収されています。第2期実施期間の最終年度である平成26年度に、事業実績を検証した上で、「やまぐち森林づくり推進協議会」や、アンケート調査等により検討を行った結果、実施期間を5年間延長することとなりました。その中に放置竹林の伐採も行っています。その事業の一環として筍が出る時期には〝筍掘り〟を一般に募集しているんです。参加費は無料、何本掘ってもOK…こんな美味しい話はないでしょう。それで以前は何回か参加しました。(笑)だって一石二鳥どころか三鳥はありますものね。①間伐効果で竹林が整備される ②人件費が不要 ③参加者には筍の収穫というお土産があるなど。

 更に筍料理が付いているところもあったんですよ。こんなイベントがあったなんてホントビックリしました。知らなきゃ損ですよね。一応平成31年度までということですので、これから先のことは分かりませんが…。

 さて、この筍の生える頃に吹き始める雨の気配を伴った風を〝筍流し〟といって、初夏の季語なんです。

  きのふ掘りけふは筍流しかな       飴山實

 写真は、先日の蕨狩りと筍掘りに行った時に、山で見かけた花たちです。①②は〝むべの花〟③春竜胆(はるりんどう)    ④草苺の花 ⑤菫(すみれ) ⑥白菫 ⑦薊(あざみ) 全て春の季語になっています。

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2 コメント

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たけのこ、いいですね (壮路29)
2019-04-30 16:04:31
たしか、読売新聞の編集手帳にも書かれてました。
猪も駆逐できるのだとか
無断で掘っていた女性が摘発されたそうですけど、わたしには竹林を所有している友人もおらず、コネもありません
タケノコは美味しいですよね。
中国製の水煮タケノコは買う気がしません
高価なたけのこは売っていても横目で見て通り過ぎるだけです
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Unknown (智和喜)
2019-04-30 19:41:05
壮路29さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
山口県の放置竹林の整備はかなり整備されて、今年で終るかも知れません。が、また何年か経てばどうなることやら…なんせ竹の繁殖力はすごいですからね。また、山や竹林の持ち主の代が変われば、それもまた放置されるかも…。行政も頭が痛いところでしょう。
私は、これからも毎年〝筍掘り〟が実施されればいいと思うのですが。
そういうことをしている県が他にあってもいいかも。もう時期が終りになりますが、一度は味わえるといいのですが…
お体気を付けて頑張ってくださいね。
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