ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

8月19日は〝俳句の日〟ですって!

2022年08月19日 | 俳句

 今日もまた最高気温は30度を超えていましたが、先日のまとまった雨で夜はかなり下がって23度と、エアコンを付けずに寝られるようになりました。ちょっとの違いなのですが、体は敏感に反応しますね…アッ、これまだ若い!ということかしら?

 そう、そう、今日8月19日はその語呂合せから「俳句の日」なんですよ。ちょうどいいことに午後からは俳句教室で、みなさんこの暑い中をガンバッテ取り組みました。お疲れ様!

 さて、8月ももう残す所三分の一。昔は夏休みの終るのが早くって焦りましたが、今でもやっぱり…何にも変わってない!ということは…進歩がないということですかね。でも、明日は朝からと午後のダブル句会ですし、来週の月曜日・火曜日も続けて俳句教室ですから…この暑い中をよく頑張っていますよ。自分を誉めてあげなくっちゃ……ね!

 実は先週の水曜日もとても蒸し暑い日でしたが恒例の吟行会を、今回は山口方面で行ったんです。宇部空港の駐車場に9時30分集合、7名の参加でした。吟行コースは、護国神社~瑠璃光寺、その後昼食。午後は菜香亭を見学し、そこで句会でした。

 護国神社というのは、国家のために殉難した人の霊(英霊)を祀るためのもので、1939年(昭和14年)に招魂社から改称された神社です。実家も婚家もそういう近親者がいませんでしたし…義父は戦争へ行って抑留されていましたので、この神社への参拝は嫌っていました。その影響か、主人も私もこの護国神社を知ってはいましたが、来たことはなかったんです。

 初めて来た山口県護国神社は森閑として全く人気が無く、境内には〝みたままつり〟の燈籠がたくさん掛けられて…。お盆が直ぐなのでてっきり今から行われるのかと思いきや、8月8日に〝献灯みたま祭〟が終ったその名残でした。今だに終結しないロシア・ウクライナの戦争、それを思っての平和を願う献灯が多く目に付きました。

 次の瑠璃光寺はもう山口では定番の観光地。だから説明は抜きにしますが、でも五重塔はいつ来てもいいなあと思います。さすがに国宝だけのことはありますね。見ればもう紅葉がうっすら、秋の気配が…。それにしてはヤケに蒸し暑いこと!

 昼食にはこの瑠璃光寺の前の蕎麦屋へ行き、名物の〝そばずし〟セットを頂きました。その後「菜香亭」へ。句会場の部屋が開くまで菜香亭の中を見学。

 この菜香亭は、山口の迎賓館として120年続いた料亭で、伊藤博文・井上馨・山県有朋をはじめ、政治家や実業家、著名人が集まり、食事をしながら大切な話をする場所として栄えました。今はその主だった所が移築されて市民の交流の場となり、明治・大正・昭和の歴史を伝えています。

 特に百畳の大広間には、総理大臣9人を含む錚錚たる人物の扁額が29枚も並んでいて、それはそれは見事なものです。その中には先日街頭演説中に凶弾に倒れて亡くなられた安倍晋三元首相のものもあり、下には白い菊が供えてありました。

 明治10年頃創業した初代・斎藤幸兵衛の「斎」と「幸」をもじって「菜香亭」と名付けたのは、時の外務大臣・井上馨だったそうな。それから5代目の〝おごうさん〟が57年間守り続けて、平成8年に閉店されたんだそうです。

 私たちはそのおごうさんが日常使っておられたという部屋を借りて、17時まで句会。それから宇部へ戻って解散。これもやっぱり…お疲れ様!でしょう…ね!

 

コメント (4)
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