ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

台風の〝停電〟は困りもの!

2019年09月12日 | 俳句

 山口県は昨日は最高気温33度と、まさに真夏に戻りました。台風15号の被害が出た関東では、35度や36度とか…たまらないでしょうね。今日も30度を超えていますが、それよりもまだ停電が続いているという千葉県の方々には本当に心から同情致します。

 東京電力の発表では、全面復旧は13日以降になるとしています。今では全てを電気に頼った生活ですから、その難儀はおして知られますよね。我が家などオール電化ですから、考えただけでゾッとしますが…

 嘗ての山口県はいつも台風の通り道で、必ずと言っていい程何回かは大きな台風に見舞われていました。が、ここ最近は殆ど避けていきますので何だか却って不安なんですけど。

 しかし、平成16年の18号では県内のあらゆる所が停電して、困った記憶がまだしっかりと刻まれています。宇部市も例外ではなく…蠟燭で何とか凌いだんですよ。その時はもうここに引っ越していましたので、オール電化…ところが、幸いなことに前の家はそのままにしてありましたので、そこは都市ガスだったんです。ああ、本当に助かりました!煮炊きも風呂も…トイレは風呂の水で何とか流してね。今はその家には娘たちが住んでいますので、また停電になっても何とかなるでしょう。でも、真っ暗な中での生活、テレビもエアコンもない…そうですよ、冷蔵庫も冷凍が溶けない間はよかったのですが、そのうち全部がダメになって…ウウ~ン本当に食べるものがなくて困りました。確かカップラーメンで何とか生き延びたかな~。アリガタイコト。アッそうそう、前の朝ドラ〝まんぷく〟を思い出しますね。その時の停電は我が家は2日足らずで解消しましたが、長いところは3日以上も停電が続いた所があったんですよ。

 でも、今回の千葉の停電はもっとヒドいようですね。1日も早く何とかしてあげて下さい。あの電気が点いたときの嬉しさといったらもうたとえようがありませんもの。バンザ~イ!です。

 昨日は健康体操とリハビリへ、今日は俳画教室と…相変わらずに忙しいんです。今回の俳画の画題は〝槍鶏頭〟でした。

 「鶏頭」は、もちろん秋の季語です。ヒユ科の一年草で、熱帯アジア原産とされ、日本へは中国を経て古くに渡来し、「韓藍(からあい)」という古名で『万葉集』にも詠まれているのがこの花だといわれているようです。園芸品種が多く、色も深紅、赤、橙、黄など。花も鶏冠状や球状、羽毛状などの滞化した花序をつけて存在感があります。その中で今回俳画に描いた〝槍鶏頭〟はカワイイ花です。

  みちのくの鶏頭の槍かぞへけり         伊藤敬子

  鶏頭の一本にして王者たり           九鬼あきゑ

 前句は、もちろん〝槍鶏頭〟、後句は、鶏冠状の〝久留米鶏頭〟でしょうか。

 今日の写真は、2年前に撮った〝鶏頭〟です。この鶏頭には〝王者〟の風格ありますか?もっと大きいものかも知れませんね。

 

 

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