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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

カゼひいたけど、乗馬

2011-11-07 19:18:08 | 馬が好き
きのうからカゼひいちゃって。きのうは、一回休み。
このブログ始めてから、カゼひいてツライからって理由で書かなかった記憶ないんで、どんなもんだかと別の記録を調べてみたら、たぶん本格的にカゼひいたの2008年7月以来。
カゼひいたいきさつは、つまらないもんで、いつまでもあったかいからって、薄着で夜よこになってウトウトしてたら、いつのまにか寝入ってて、そこで寒くてノド痛くなったってわけ。
ただの不注意。すっげー自分に腹が立つ。
それはそうと、一晩寝たら治りゃしないかと、淡い期待を抱いてたんだが、そんなはずもなく。
ノド痛いのは消えたっぽいから、次の克服すべき症状はハナ水だな、こりゃ。
でも、幸い、熱はないみたいなんで、朝起きてからウダウダ体調の様子をみてたんだけど、予定通り、きょうは乗馬に行く。
いい天気だ。
どーでもいーけど、今年こそ、筑波山に登ろうと思ってんだけど、どうやら使える休みは乗馬に充てちゃうんで、3年も美浦にいたのに、とうとう行かないかもしれない。
栗東にいたときは比良山、札幌にいたときは(旭岳とか羊蹄山とか本格的なのは無理だから近場の)手稲山。どこ行っても、そこから見える山に登るのが趣味だったんだけど、どーかなー、筑波山の実現性はヤバくなってきた。
(そこから見えるという意味では、栗東の坂路の向こうの鶏冠山とか、札幌の天気予報を司る藻岩山とか、ほんとすぐそこにある、低いのにも登ったよ。)
山はともかく、天気は良好、カゼひいてさえいなきゃ楽しい乗馬ができそうだ。服装は長袖のシャツ1枚。しかも腕まくり。なかなかウインドブレーカーは登場しないけど、手入れのとき寒かったら用として持っていく。
きょうの馬は、キングフッド。

ひさしぶりぃ…。どんな馬かは身をもって知ってるよ。きょう指の皮むけるか、あした筋肉痛になるか?
でも、たまには乗ってみたい一頭ではある。
バランスをまちがって、馬と重心が一致しないと、過剰に反対方向に作用してくれて、そーゆー意味では練習になる馬である。
さてさて、馬装してると、またいつものように、フグフグとちょっかいだしてくる。
近ごろ教わったところによると、人と馬の関係において、人のテリトリーに馬が入ってくるのは、ダメダメなんだそうである。
私は、べつに怖くないんで、舐めたり噛んだりされても、おぉ、そーかそーか、って適当に相手してんだけど、それって馬のシツケ的にはNGである。
私ひとりがOKでも、それで他のひとが迷惑することもあるだろうから、ちょっと以前より厳しくする。むやみに近づいてきたら、ダメだぞって言ってみる、そこで下がったらプレッシャーをかけないようにして、ポンポンしてやる。(ホントにうまくできてるかは、分かんない。)

馬装できあがったけど、なんか、寝てるよ、キングフッド。
そのまま寝ててくれればいいんだけど、動き出すとエキサイトすんだよねー、困ったことに。
馬場に出て(出る前に常歩で、何とかかんとかヤリトリすんのは、いつものとおり)、常歩。
カラダ小さいから乗りやすいんだけど、キングフッド。乗ってられることと、ちゃんと御すことは、また別。
ギュッギュ歩かそうとすると、トモをバタンバタンとして、おとなしくしてないよ。なにが気に入らないんだよ、歩けよ、ほら。
速歩開始、軽速歩。ほっぽっといてもサクサク歩くんで、あんまりガンガンやったりとか、いきなり必要以上に拳つかったりとかしないで、まあ適当にやる。
出てるようで出てない感じ。なので地上横木を通過してみたりする。
横木のまたぎっぷりは、まだ本格的な前進ぢゃないよ。なので、あんまり大きくまわらないで、八の字書くみたいに、横木周辺をクルクル手前替えながら、なんどもやってみる。
最初、横木に向かったら、馬が勝手に弾むようにポポンポンってスピードアップする。
そうしないように、ゆーっくり跨ぐように、抑えていく。
そしたら、今度は、なんだか知んないけど、左に馬が傾くよ。
真ーっ直ぐ、真ん中を通過するように心掛けて、馬が下を覗き込んでも一緒に下を見ないように、気持ち左の脚で圧して、落ち着いたリズムで真っ直ぐ横木を跨ぐように繰り返し。
そのあと駈歩。小さい輪乗りで駈歩。
最初っから、ハミ受けろとか、歩度を詰めろとか、ゴチャゴチャ要求しない。
まずは落ち着いて輪乗りの駈歩ができることを確認してから、ぢゃあ少しだけスピードアップしてみる?こんどはちょっと詰めてみる?って、馬にきいてみる。
前に乗ったときより、ちょっとは抑えることができてる気がする。気のせいかもしれないけど。
広いほうへ出てって、歩度を伸ばしてみたり、ツーポイントにしてみたり、それでまた詰めてみたり、シートしてみたりして、巻乗り。そんなことの繰り返し。
とにかく、引っ張りっぱなしはダメさ。
ニュートラルな位置で、馬と折り合える場所を作りたいし、そこの状態を続けたい。引っ張ったら、馬も引っ張り返して、際限のないバトルになっちゃう。
んぢゃ、障害やりますか。
速歩でクロス。
「止まってもいいから、ゆーっくりと。ポッコンと飛ぶ感じで、ゆーっくりと」と言われて、ユックリ入る。とても障害飛ぶ勢いには見えない。
プレッシャーかけない、正面に障害を見据えて、でも脚でギュッとしないで、ただただ真っ直ぐ連れて行く。馬が障害を見ながら、ポンと飛ぶ、上出来。
何度も繰り返し、プレッシャーをかけない。馬の上で、引っ張ったり、追ったりしない、ジッとしたまま、ポンと飛ぶ。前肢や後肢がバーに触れたって気にしない、ガーッと走って通過するより、よっぽどいい。
バーが上がってく、垂直になる、でも同じことの繰り返し。ゆっくり入って、ポコンと飛ぶ。
専門的に言うなら、馬の背中が緊張しやすいらしい。でも、そんなこと私があれこれ言う立場にはない。
とにかくギュッギュとプレッシャーをかけないで連れてく、連れてったらアトはジャマしないようについていく、それだけ。
飛んだあと走られそうになったとしても、あわてて人間が上体を後ろに引くと、逆にバランスを崩された馬は前に走ろうとする。そのへんは今まで何度か乗ったんでわかってる。
とにかく、馬の真上にいること、馬と重心を一致させること、それだけが大事。
何度かやるうちに、速歩で飛んだら、すぐまた速歩、回転したら、ゆっくりと次の障害に向かって、またポッコンと飛ぶこと、飛んだら駆けないでまた速歩にして、次の障害をポッコン、飛んだらすぐ速歩、ってテーマが課される。
やってみると意外とタイヘン。火のついたキングフッドは、ほんとタイヘン。何度かやるけど、イメージどおりにはいかない。
先生に乗り替わって、言うこときかされた後に、もういちど乗ったけど、やぱ勝手にイケイケ状態。

コンビネーションあきらめて、単発の障害を、輪乗りのなかで飛ぶように、駆歩でいろいろやってみる。
思ったように言うこと聞いてくれてないけど、ま、まあまあでしょってとこで、おわり。
ほんと、難しいな~、キングフッド。
でも、乗るのは、決してイヤぢゃない、やりとりが楽しい馬ではあります。

↑ 洗ったあとは、前後逆につないで、天日で乾かしてみる。
たまには前後逆の状態をつくるのも、馬にとってはイイ刺激ぢゃないかなって、私は勝手に想像してるんだけど。
どーでもいーけど、小バエが多くて。まとわりつくのを、シッポで払ってるうちはいいんだけど、キングフッドはトモの蹴りで何とかしようとするよ。
尻尾ではたかれるぶんにはまだしも、カラダや脚を拭いてるときに、そんなキックがとんできたひにゃぁ、タイヘンなことになる。でも、たぶん、抗議しても、馬としては「なんで、そんなとこに居んだよ?」としか思ってくれないんで、そりゃあ、蹴られ損。


※おまけ

お預かり馬。オンワードマック、福島競馬場行き。

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