大学の開国、世界標準の教育はすでに始まっている!!!

2013-01-18 07:58:20 | Weblog
大学の開国、世界標準の教育は既に始まっている!!!
(日経新聞1月18日付け記事を基に編集)

事例(1)≪明治大学商学部≫
「利益を追求する企業が何故環境保護に取り組むのか?」「消費者の印象が良くなって売り上げが増える」「すべての企業は社会に貢献するべきだ」・・・・企業の社会的責任(CSR)活動の例を発表した学生に質問が飛ぶ。やり取りがすべて英語。
明治大学商学部の国際ビジネスがテーマのゼミで、25人ほどの学生が熱のこもった議論を続けていた。
 創立100年の歴史と4千人の学生を誇る明治大学商学部で、マンモス学部のイメージを一新する改革が進む。2年次から始まる専門と教養の少人数ゼミ。企業と組んだ課題解決型学習、4年一貫の語学教育…目指すのは、世界で活躍できるビジネス人材の育成だ。
 「伝統に胡坐をかいていては世界で取り残されるだけだ。」商学部長時代に改革を主導した福宮賢一学長は言い切る。
 社会が複雑化し、国境の壁も低くなる中、大卒者に求められる力の水準は上がった。大教室で一方的に講義するマスプロ授業が横行してきた大学教育も、世界標準を目指して変わらざるを得ない。
 ちなみに、明治大学商学部のこの改革は、受験生からの人気低下に危機感を抱いた学部長らが高校や予備校を回り、厳しい評価を肌で感じたことから始まった。求められているのは、外の世界に向き合う勇気だ。

事例(2)≪早稲田大学国際教養学部≫
 先頭を走る早稲田大学国際教養学部は学生の3割が外国人。ほぼ全授業を英語で行い、少人数での討論が基本だ。日本人学生は、1年間の留学が義務だ。その効果は大きい。
海外生活の経験がなかった4年の船越慧(23)は、英国ロンドン大学でアフリカの元難民の学生と友人になり、貧困問題に関心を持った。現地で貨幣すら流通していない現実も見て、日本と途上国をつなぐ仕事がしたいと商社に就職を決めた。「視野が広がり、世界で戦う自信がついた。」

事例(3)≪立教大学経営学部≫
 専門科目の7割を英語化する立教大学経営学部。

事例(4)≪筑波大学≫
 海外大学と単位交換しやすくする仕組みを導入する。

平成25年1月18日 金曜日
医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES
岡村ゼミナール(株) 代表取締役 会長 岡村寛三郎