goo blog サービス終了のお知らせ 

旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

奈良1

2025-03-17 | 国内旅行


大学の卒業式と謝恩会、卒業展示の撤収を終えて、奈良に移動。年寄り落ちこぼれ大学生は、6年かかって(2年は仕事と両立できずに休学したけど)とうとう卒業に至りました。
神社仏閣を巡ることが多いですが、必ず「大学を卒業できますように」というお願いをして手を合わせていました。
6年間でかなりの数の神社仏閣を巡っているので、いったい何回お願いしたのでしょうか。
今回は「なんとか卒業できました。ありがとうございました。」と、手を合わせました。
京都から奈良に移動して宿に夜到着して、翌日から2日間の奈良観光です。夜行バスで帰るので、まるまる2日間の観光となります。



奈良のお宿は「はるや奈良町」という、奈良の伝統家屋のゲストハウスです。旅行予約サイトで写真を見た時、こういう伝統建築の宿好きの私はビビットきてしまった。2泊で1万円ぐらいかな。
夜の7時ごろに到着しましたが、宿の人は誰もいません。入り方と部屋番号は教えてくれてます。
2泊の中で、宿の関係者にはだれにも会いませんでした。日本でも外国でもよくゲストハウスに泊りますが、まったくだれにも会わないというのは初めて。バイトでも、だれかしら宿関係の人には会っていました。コロナ以降はこういう宿が多いのでしょうか?
「はるや奈良町」は土間のある伝統的な家屋で、築100年ぐらいはたっているのでしょうか。土間を吹き抜けにして、土間から上がった畳の部屋のオープンスペースもあり、それ以外の1階と2階に客室を造っています。シャワー室が幾つかと、バスタブ付きのバスルームも1つありました。うまく改造して部屋を造っています。
お庭に小さな離れみたいなものが見えたので、それも宿泊用の部屋なのだと思います。
私が宿泊した時は、おそらく満室であったと思いますが、たぶん私以外は外国からのお客様のようでした。数組会いましたが、みな外国からの方でした。こういう宿には、日本人より外国人のほうが惹かれるのかもしれないです。
土間には炊事場のような場所になっており、湯沸かしができ、コーヒー紅茶お茶の無料サービス
がありました。朝は6時に炊き上がるように、炊飯器にセットされた御粥のサービスもあります。いただきましたが、おいしかったです。
20種類ぐらいあるオリジナルのかわいい根付も売っており、タオルなどのレンタルもありましたが、全部セルフ支払いでした。根付は500円ぐらいなのでいいお土産になるし、タオルはふかふかです。
これって、ずるする人いないのかな、と。そして、こういう家では大きな声で話すと騒音になるので、これら全てお客さんの良心にゆだねているというか。。。
幸いなことに、私が宿泊して2日間はシーンとしていました。
近くにある銭湯の「花園新温泉」の紹介があり行ってみました。とってもかわいい銭湯でした。写真とりたかったけど、さすがにできないので入口だけ。入口だけでもかなりかわいいけど、湯船が四角ではなく角がなくて丸くなっている等、中のほうがかわいいです。
奈良にはJRと近鉄の駅があるけど、どちらからも15分以上でちょっと距離がありますが、周囲にはまだ伝統的な家屋も残っており、ローカルな奈良らしさを感じられるところです。また奈良に行くことがあれば、泊りたいです。




到着翌日は、奈良観光のサイトの以下のコースを参考にしようと思い、法隆寺駅へ。
https://nara.jr-central.co.jp/kankou/article/0141/
法隆寺、中宮寺、法輪寺、法起寺と回ります。
この日は、3月も半ばだというのに真冬なみの冷たい強い風が吹く曇りの日で、雨か雪が降りそうな雲ゆきもあり、だけども時には晴天の青空が見える、なんとも不思議な天候でした。
そういう天気であり、斑鳩の里を訪れるにはあんまりよくなかったですね。斑鳩は畑が広がるのどかな風景の中でのお寺巡りができる所ですが、雨が降りそうなこともあり、のんびりできなかったのと、曇りだと風景もくもります。
奈良公園と比べて、ここらはそれほど観光客でごった返しているということもなく、お土産屋さんなども少ないので、落ち着いて観光ができるところです。

法隆寺は拝観料が2000円ですが、敷地内の西院伽藍内、大宝蔵院、東院伽藍内共通の共通券です。
西院伽藍は金堂と五重塔が回廊で囲まれた中にあり、世界最古の木造建築群だそうです。足を踏み入れた時、金堂と五重塔の圧倒的な迫力を感じました。昔の人のデザインセンスはすごいです。格子柄が施されていたり、屋根の端の反り返り、五重塔の柱には龍の彫り物が施されています。
金堂と五重塔の個々でも美しいのに、それが2つになると更に何倍も美しくなります。相乗効果を考えてデザイン、配置されているのでしょう。圧倒的な美しさ。西院伽藍を造った人はすごい!と感嘆しきりでした。
回廊で一周できますが、方角によって金堂と五重塔の見え方の角度がかわります。金堂で五重塔の左が隠れてたり、右が隠れたり、下が隠れて上しか見えなかったり。いろんな見え方をするので、それも楽しいです。
HPによると「金堂は西院伽藍最古の建築で、軒の出の深い安定した姿が美しい。入母屋造り二重の瓦屋根と下層の裳階(もこし)の板葺きの対比、これに奥深い軒下の垂木(たるき)や雲斗・雲肘木が調和して快いリズムを奏でています。(飛鳥時代 国宝)」とのこと。(自分用)
金堂には、飛鳥時代の釈迦三尊像などの国宝の仏像が多数納められていました。仏像はとても美しかったです。
大宝蔵院は新しい建物で、法隆寺に伝来する数々の名宝が安置されています。有名な「玉虫厨子」があります。
東院伽藍には八角形の「夢殿」があります。聖徳大使の斑鳩宮の後に建てられたものだそうです。中はみれず外観だけですが、時期によって御開帳があるよう。
斑鳩の里というと聖徳太子ゆかりの地ですが、翌日の奈良公園周辺での観光など、奈良ではいろんなところで聖徳太子のお象を見ました。子供の聖徳太子、少年の聖徳太子、青年の聖徳太子、様々な聖徳太子のお像があり、聖徳太子信仰は思った以上に奈良に根ずいていたと感じた奈良の旅行でもありました。

中宮寺は法隆寺の近にあります。お寺は新しく、有名なほほえみをたたえて足を組んだ菩薩像が納められています。中宮寺は小さいお寺で、この仏像しか見るところはありません。録音した説明が流れています。
拝観料は600円ですが、法隆寺と続いているので、ついつい立ち寄ってしまいます。
法輪寺は、再建した比較的新しいお寺で、法起寺には国宝の三重塔があります。


もっとのんびり巡りたかったのですが、ここで雨に振られるとお店とかもなくて困るので、ランチしないで奈良駅に戻りました。
そうそう、駅で気づいたことがあるのですが、JR奈良や法隆寺駅の椅子は縦のベンチではなく、1客の単独の椅子が線路と直角に設置されています。座ると線路に向かって横になっている光景が、東京では見られない光景で斬新に感じました。
県による感覚の違いなんでしょうかね。

奈良駅について、ランチするところをGoogleで探してさまよう私。伝統的な家屋のお店に行くも売り切れとのことでがっかり。。。少し遠出で茶がゆのお店に行くも、貸し切りで満席と看板が。。平日なのに。
やっと、小さなよさげなカフェを見つけてでランチ。ここも売り切れのメニューがありましたが、なんとかランチを食べることができました。
ヘルシーセットで、豆腐2種と揚げ豆腐などがついた定食でした。おいしかったです。
しかし来たときも出るときもお客さんはいましたが、全て外国の方だった気が。。。

ランチ後、どこにお行こうかと思いましたが、前回奈良に来たときは春日大社は行った記憶があるので、東大寺に行くことにしました。
東大寺は奈良公園の中にあります。奈良のシンボルである鹿が沢山いて、鹿せんべいを購入してあげることができるので、鹿は人によってきます。
平日ですが、奈良公園は外国からの観光客で混んでいました。外国人が八割の感覚で、日本人は圧倒的に少ないように感じました。外国から来た方は、鹿せんべいをあげるのが面白いらしく、せんべいをあげてる姿がわんさかとあった。


東大寺は大きなお寺で、大きな大仏が納められている大仏殿の他、2月堂や3月堂、正倉院など様々な施設が広い敷地に点在しています。大仏殿は何回も行ったことあるし、正倉院も見た記憶あるけど、他は行ったことがなかったかな?
迫力のある豪腕的な美しさの南大門を抜けて大仏殿へ。東大寺は中に入るのが有料の所と無料の所があります。大仏殿は有料です。
大仏殿はもの凄く大きな建物で、外観の格子(正式な呼び名不明)などの美しさはもとより、大きさでも圧倒される迫力です。
中に入ると大きな大仏様。大仏様の大きさにも圧倒されます。

奈良のお寺は閉まるのが早く、冬時間もあり早いところは4時で、遅くとも5時には全て閉まってしまいます。お土産屋さんや観光客目当てのカフェなども早く閉まってしまいます。
まだ5時までに時間があるので、2月堂に行くことにしました。2月堂は無料で入れます。初めて訪れるかもしれません。
大仏殿から結構距離もあります。到着して階段を上がって2月堂の中に。高台にあるので、東大寺の境内と奈良の市内を見ることができます。

この日はここで観光はSTOP。
JR奈良の前にある大道りで柿の葉寿司とセブンイレブンでお味噌汁を買って、宿で食べました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2025年3月 京都その2と奈良 | トップ | 奈良2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

国内旅行」カテゴリの最新記事