鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

気仙沼へ

2013年03月11日 | 日記

辻堂テラスモールの催事が終りました。

沢山のお客様に恵まれ、支えていただき、ありがとうございました。

「支えて・・・」なんておかしいですね、学生さんのイベントじゃあるまいし・・・

でも、私はそんな感じなのです。24日間と長かったのですが、毎日が新鮮で

商品が足りなくなり、ひやひやしたり、結構スリリングでした。

会期中、2度3度いらしてくださったお客様も多く、本当に有難うございました。

ブログに本日コメントをくださったmakoさま、ありがとうございました。

感謝です。今後ともどうぞ宜しくおねがいいたします。


今日は、あの大震災から2年を向かえた日、テレビも特番を組んでいました。

寒い日でしたね、あの日は。いまだ2千5百人以上の方が行方不明という事実に

心が凍るようです。今日出先で、なにげなく文房具売り場に置かれていた地球儀を見て

私は愕然としました。

その地球儀の中の日本は情けないほど小さくて、あの東北と鎌倉なんて、わずか

2cmしかはなれていません。鎌倉が津波に襲われなったのは、たまたまです。

そう、今生かされていること、もっと重く受けとめ、その役割を再確認したいです、

しなければいけないと思います。震災から2ヶ月ほどたった頃でしたか、

被災地に糸、針にはさみを入れ、きれいな箱に入れて60セット程送らせて頂き、

その後、身のまわりのものをまとめていれる巾着袋も50枚程お届けしました。

私のまわりの人がそれぞれの知人に声をかけてくれ、あっという間に集まりました。

糸針は「お世話になるばかりで何かしたい・・・」と、避難所のお年寄りの方のひと

ことから「お雑巾1枚でも・・・」と送らせていただきました。

それから、数ヵ月後「壊滅していた気仙沼の港に秋刀魚秋があがりました!」

と、思いもかけなかった代表者の三浦さんから御礼のおたよりと、ピカピカの秋刀魚

が送られてきました。

あんなに美味しいさんまを頂いたのは、はじめてでした。

三浦カク子さん、おげんきですか?ご無沙汰すみません。

春、もうそこまで来ていますね。



コメント
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