鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

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2017年10月15日 | 日記

日本には100歳を超える人が6万人以上いるという。 そのうえ、女性の2人に1人は90歳まで生きるという。 この数字を自分に当てはめる、さて私はどのあたりに・・・。 そんな話になったのは今日、昨年104歳で亡くなった義母の家で食事会での事。 夏に生まれた赤ちゃんと初対面するのが目的だった。 新しい命。柔らかな髪、ももいろの頬の小さな小さなレディ、どれだけみていても飽きない。 健やかに幸多かれと祈りながら抱かせてもらった。 私にもこんな日があったのだ、乳母車をのぞき込み、母はなんと声をかけたのだろう? 父は幼かった私の手を引いて、何を夢見たのだろう? はたして、私は親の夢と期待にどれほど応えることが出来たのだろう? イヤ「期待に応える」なんて言葉自体、あまり意味がない。 それは、自分が親になって実感した。本当にやりたいことに出会えることだけ、それだけでいい。 愛して、愛され、日常の当たり前の暮らしを大事に過ごす・・・、そんな時間を積み重ねるだけでいいと。 若い頃は、人が伸びていく時は、ヒリヒリとした歳月を誰もが過ごす。やがて50,60代を迎えるころになると 様々なことに折り合いをつけながら、自分の家族、仕事に感謝して生活をする・・・、 もう一つ忘れてならないのが、毎日の食事か。 「私ダイエットなんてしないわ、認知症になって満たされなかった記憶で食べ続けるおばーさんになりたくない」 食事会でそう言ったのは私です。 娘はやおら大きくうなずきました。そんな100歳は想像しただけで悲惨。 現実は、なかなか厳しいのです。

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